【収納】こんな場所は要注意!プロでも散らかる原因と対策

2020/06/03
  • 節約×整理収納アドバイザー。「仕組みを整える節約術」や「ママの働き方改革」について発信しています! もっと見る>>

こんにちは!元汚部屋の住人で、整理収納アドバイザーの海老原 葉月です。

よく、「お片付けのプロは、家中キレイに片付いてるんでしょ?」と聞かれることがあります。ですが、整理収納アドバイザーでも、完璧に片付けているわけではありません・・・。

「片付けられない女子」を卒業して早4年が経ちました。しかし!お片付けのプロになった今でも、油断すると荒れ散らかってしまう場所があるのです。いったい、どんな場所が散らかりやすいのか、また散らからないようにする対策も併せてご紹介します。

散らかりやすさNo.1 押し入れ

こちらはリビングの隣にある和室の押し入れです。
私の仕事のひとつ、アンドメイドアクセサリーに使う道具が散乱しています。奥に見える茶色い袋は、以前イベントに出店した時のまま放置されていました。

押入れのような大きな収納は、荒れやすさNo. 1!高さと奥行きがあると、「死蔵エリア」が増えやすいんです。わが家のように、収納グッズもなくただ入れ込むだけだと、完全にムダなスペースになってしまいます。

散らかりやすさNo.2 納戸

こちらは玄関からリビングに続く廊下にある納戸(階段下収納)です。
こちらも高さ、奥行きのある収納です。カラーボックスやワゴンを使って収納していましたが、それでも何度片付けても荒れてしまいました。その原因は、収納の使いにくさに加え、出し入れの頻度の高さと、中が見えないことにありました。

ここには日用品のストックを収納しているため、最低でも週に1回以上はモノを入れたり出したりしていました。しかし、ここは扉さえ閉めれば中は見えません。なのでつい面倒臭くなってしまい、モノを中に放りこんで終わりにしがちでした…。後になって後悔するパターンですね。

そしてもう一つ気になっていたのが、「カビ」なんです。モノを詰め込んだため通気性が悪かったのと、カラーボックスの性質上、カビが発生しやすいことが原因でした。

散らからない対策は「原因にフォーカスして収納を作る」

どちらの収納も、散らかる原因をしっかり追求した上で見直しました。

押入れは私の「アトリエ(仕事場)」になるよう、収納しました。

左側はハンドメイドアクセサリーの作業スペースとして使えるよう、手の届く場所に工具をしまいました。右側には細々とした材料や機械を収納してあります。

また、仕事柄プリンターをよく使うので、定位置をしっかりと決めました。わざわざプリンター本体を移動させることなく使えるうえ、印刷した紙が出てくるスペースもしっかり確保できました!
収納グッズを使うだけで、「高さ」もしっかり使えるようになりました。

納戸は、収納するものと場所を見直し、さらにスチールラック収納に変えました。目に入りやすい場所に使用頻度の高いモノを収納したので、使い勝手が抜群に良くなりました!
また、見直したことで通気性もよくなり、これからの時期気になるカビ対策にもなりました。

まとめ

荒れ散らかりやすい場所の特徴をまとめると

・大きい(広い)
・高さがある
・奥行きがある

こんな場所があります。

どうして荒れてしまうのか、その原因を追求し、改善できるような収納にすれば、片付かないストレスがかかりませんよ!ぜひお試しください!!

■この記事を書いたのは・・・海老原 葉月
節約×整理収納アドバイザー。小2、年長の男の子を子育て中のパラレルワークママ。
夫の収入が激減したのを機に、整理収納&やりくりに目覚め、資格を取得し起業。「暮らしを整える」をモットーに、簡単な工夫で続けられる暮らしのテクニックをSNSやセミナーにて発信中。
第17期サンキュ!専属読者モデル、整理収納アドバイザー、親・子の片付けインストラクター、食費節約家、ライターとして活躍中。元サンキュ!トップブロガー

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