40代でも、デートしたい!

2021/06/10
  • 節約料理研究家・心理カウンセラー・時短家事コーディネーター。料理・食費節約・時短家事で多数の受賞、雑誌掲載されています。 もっと見る>>

中学生と小学生3人の子どもを持つワーキングマザーで、サンキュ!STYLEライターの中島 愛(なかしま いつみ)です。

10年以上連れ添い、良いところは『当たり前』に。
悪いところはますます目立ち、毎日イライラ…。

そんな40代夫婦のデートってどうなの⁉
と思う方、多いのではないでしょうか。

少し前のことですが、私の【40代デート】で良かったことを書いてみようと思います。

きっかけは?

3年前の夏、夫の好きなアーティストのライブに誘われました。
『えっ⁉正直行きたくないんだけど…。』
というのが直後の感想。

当時子どもも保育園児と小学生。置いていくのは忍びないし、フルタイムで働く私は丸1日家を空けると家事がたまる。
週末限定の家事も早送りで済ませないといけないし、お金もかかるし。

夫は携帯中毒気味で、子どもとも全く遊んでくれない。
好きなように過ごす姿にイライラしがちだったので、
『2人でいても会話なんてないのでは…?』
という気持ちが多々ありました。

結果、考えただけで疲れてきたのでお断りすることに決めました!

ところが…⁉

子ども達に話したところ(ママ、行かないで!と言われれば断りやすい、と思った私。)
『いいじゃん!たまにはお休みしたら。ママも夏休み欲しいよね。』
という返答。

それを聞いていた夫がお姑さんに子どもを頼み、断る理由がなくなってしまった私は腹をくくるしかなくなってしまいました…。(夫にかなり失礼)

結果。

町で仲良くしている若い男女
west/gettyimages

嫌々ながら迎えた当日ですが(さらに失礼)
意外に当日は楽しかったです。

1日使い、遠出するのなら、と私の行きたい場所も予定に組み込んだせいもあったのか、思いのほか会話もはずみました。

見慣れない街に美味しい食べ物。普段は乗らないバスや電車。
そして小さい子ども3人がいない移動はやはり身軽で気楽。
驚くほど気分転換になりました。

丸1日家事をしなかったことも、非現実的に楽しめた要因だったと思います。

その後、良かったこと。

帰る頃には送り出してくれた子ども達、子どもを預かってくれたお姑さん。
誘ってくれた夫に感謝ができました。

そして楽しい時間を共有できたことで、私の中にあった夫に対するトゲトゲした感情も丸くなり、後の日々の会話もやわらかくなりました。

そんな日々が重なり、夫も以前より優しくなり、私や子ども達にも寄り添い、以前より遊んでくれるようになったのです。

40代・デート計画のポイント!

それ以来2人で1日出掛けたことはありませんが、世情が落ち着き、また機会があれば夫婦デートを楽しみたい!と思っています。

計画ポイントは
■お互いの行きたい所を組み込むこと。
■とびきり美味しいものを食べること。
普段乗らない乗り物にのることも気分が上がるのでお勧めです。

お出掛けが難しい昨今は、映画やゲームに素敵なお取り寄せグルメを添えて、お家デートを楽しむのも良いのではないでしょうか。

◆記事を書いたのは…中島 愛
フルタイムで働く3人の子供のママ。料理・時短家事・家計のやりくりで多数の賞を受賞。
『家族が癒される家作りを大切に』家族が幸せになる『節約しても豊かな暮らし』を実践しながらライフスタイル提案をしています。

Instagramでは、日々の節約献立を中心に、材料・価格も詳しく載せています!

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