効果のある、節約に効いた子どもに声かけした言葉

子ども3人5人家族・フルタイムワーキングマザーのサンキュ！STYLEライター中島 愛(なかしま いつみ)です。

家計節約したいけど、子どもがいると中々できない…！という方、多いのではないでしょうか。
16年間3人の子育てをしている過程で、これは家計節約・無駄買い防止に効果があった…！
と思う声かけを3つ、ご紹介します。

それ、いつまで使えそう？

保育園時代から小学校低学年にかけて、流行りもの・キャラクターものをとても欲しがった子ども達。
可愛いから、かっこいいから、みんな持っているから…。そんな理由でどうしても欲しくなってしまう様子。
そんな時は『それ、いつまで使えそう？』と声かけして、少し考えさせていました。
『◯◯ちゃん(子どもの名前)と長く一緒にいられたら、この◯◯(物の名前)も嬉しいと思うんだよね』と、大切にする方向に促す声かけも添えました。
更に『あ、これは半年したら新しいキャラクターになるよね』『こっちのキャラクターはずっとテレビで見てるよね』など、少し長い目で見たアドバイスを加えたこともありました。
そうして様子を見ていると、『じゃあ、新しいのが出たら買う』『これが欲しいから、新しいのが出てもこれを卒園まで使うって約束する』など、答えは子どもによって様々。
中には『やっぱりお家にあるコップがかわいそうだから、いらない』なんて優しいことを言った子もいました。
あれもこれも欲しい、と言われるとついダメ！と言ってしまいそうでしたが、少し抑えてその物との未来を考えさせることで、衝動買いを減らす効果がありました。

家にあるものを使い切ってから買おうね

とにかく文房具が欲しい小学生の長男。
キラキラしたもの、スポーツブランドや遊び心があるもの、便利な機能がついたものなど、魅力的な新しいものがどんどん出るので、お店に行くたび『これ欲しい！買って！』の連続です…。
そんな時には『いいね！(1度は認め、褒める)じゃあ、家にある○○(同じ用途の物)を使ったら買おうね』と声かけしています。
高確率で新しいものを買うと同じ用途の古いものはそのまま使わない、無駄買い将軍のわが家の長男。最近では『またそれー！？』と反抗することも多々。
そんな時には重ねて『家で待ってる○○(同じ用途の物)は、新しいものを買ってそればかり使われて、ずっと自分が使われなかったらどんな気持ちかな。それに、買った後すぐもっと凄いのが出たら後悔しない？』と声かけ。
そうすると『うん…じゃあ、家のを使い終わったら、1番カッコいいの買う』と納得してくれます。
ものによっては『これ、筆箱に入るか計ってから考えない？』と言うのも効果的でした。
衝動的な欲しいだと、ちょっと時間を置くとどうでも良くなることが多々あります。
次を楽しみに、今あるものを使う。という声かけが無駄買い予防に繋がっているように思います。

どの洋服と合わせるの？

おしゃれに目覚め、たくさん洋服が欲しい中学生の長女。店内に素敵にスタイリングされている服やモデルさんが着ている服など、どれも魅力的で見れば見るほど欲しくなってしまう様子です。
しかし、せっかく買っても着なかったら宝の持ち腐れ。そうならないように購入検討時に『どの洋服と合わせるの？』と声をかけています。この服可愛いから買ったけど合わせにくい。そんな理由で結局着なかった…を防止できます。
合わせて必ず試着するように声かけしています。試着をして、何か違うと思えばスッキリ納得して購入を諦めることができています。
また、先に雑誌などを見て家にあるものと合う服を検討し、購入に行くということもしています。欲しいものが明確なことで迷う時間が少なく、時短にもなっています。
服は単価が高いので無駄買いは痛手。どうせ買うなら着倒せるほどのお気に入りで、着回しの良いものを購入出来るように声かけしています。

物を大切にする人は物に愛され、不思議と必要なものが集まるように思います。また、よく考えてから購入するという習慣も、自立した後きっとその子の糧になり、暮らしやすさに繋がっていくと思います。
効果のある、節約に効いた、子どもに声かけした言葉。参考になれたらとても嬉しいです。

◆記事を書いたのは…中島 愛
節約料理研究家・時短家事コーディネーター。
フルタイムで働く３人の子供のママ。料理・時短家事・家計のやりくりで多数の賞を受賞。
『家族が癒される家作りを大切に』をモットーに、『節約しても豊かな暮らし』を実践しながらライフスタイル提案をしています。

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