【おかずの素】これがあればおうちごはん作りがぐんとラクになる!

2021/05/28
  • 頑張りすぎないおうちごはんをモットーに「これなら作ってみようかな」と思って頂ける料理をご紹介します。もっと見る>>

こんにちは、サンキュ!styleライターの野口ゆかです。
高校生、小学校6年生と2年生の3人の子供たちの母で、週4~5レストランの厨房で働いています。自宅で小さな料理教室を開催していたのですが、コロナの影響で現在は開催できていません。この場をお借りしてお伝え出来ることがあればと思っています。

本日ご紹介したいのは、これさえ作っておけば調理次第でなん通りものおかずが作れて、しかもラクで時短、その上美味しく仕上がる、いわゆる「おかずの素」と呼ばれているものです。
その中から本日は、豚ひき肉を使って作るおかずの素を作り方から、アレンジ料理までをご紹介したいと思います。

「おかずの素」とは

おかずの素とは、これさえ作っておけば調理次第でなん通りものおかずが出来るというとっても便利で頼りになるものです。
私が作るおかずの素は、手に入りやすい材料で簡単に作れて、ある程度日持ちするもの。
おかずの素を使って調理する際に調味料を足しますので、おかずの素自体は薄味に仕上げます。

おかずの素「野菜入り豚ひき肉そぼろ」のレシピ

豚ひき肉は安価で手に入りやすいので、よく買うお肉の一つです。しかし、ひき肉類は傷みが早い。
そこで私は火を通して保存することが多いです。
どうせ火を通すなら使い勝手の良い形に調理して保存したい。
その一つが今日ご紹介する「野菜入り豚ひき肉そぼろ」です。

~材料~
豚ひき肉 600グラム
玉ねぎ 小2個
人参 1本
生姜すりおろし 適量

(調味料)
酒 100ml
醤油 大さじ1
砂糖 小さじ2

~作り方~
玉ねぎと人参はみじん切りにします。
フライパンに薄く油をひき、玉ねぎと人参を炒めます。
玉ねぎが透き通ってきたら豚ひき肉とショウガのすりおろしを加えます。
時々ほぐしながら上下を返すように炒めると良いですよ。ずっと付きっきりでなくて大丈夫です。
肉の色が変わったら調味料を加えて、汁気を飛ばすように煮詰めながら、また時々上下を返すように炒めてください。
これで完成です。

密封できる容器に入れて、冷蔵庫で保存します。
冷蔵保存で4日ほど。
一回分ずつ小分けにして保存するのもいいと思います。

「野菜入り豚ひき肉そぼろ」を使って作るアレンジ料理

これは、本当にたくさんのアレンジ料理が作れるのですが、今回は我が家で大人気のものを3つご紹介したいと思います。

●キーマカレー
フライパンに水を沸かし、「野菜入り豚ひき肉そぼろ」を適量加え、再び沸いたら火を止めカレールウを適量加える。混ぜながら溶かして再び火をつけ味が馴染んだら完成です。
具材にはすでに火が通っているので、市販のカレールウを使えば、あっという間に仕上がります。おかずの素として作る際にしっかりとじっくり炒め煮詰めているので、調理時に余計なことはいらないんです。ぐんと美味しく仕上がると思いますよ。
ご飯でもナンでもどちらに合わせてもおいしいですよー。

●ミートソーススパゲティー
フライパンに「野菜入り豚ひき肉そぼろ」を適量入れて火をつけます。
豚ひき肉の油が溶けだしてくるので油はほとんど加えませんが、オリーブオイルを少し足すのも良いと思います。
そこにケチャップとウスターソース、砂糖を少々加えて混ぜながら炒めます。
ケチャップの色が鮮やかなオレンジ色になれば完成です。ぼてっとしすぎていたら麺のゆで汁を加えて調整してくださいね。
麺が茹で上がる前にミートソースが出来上がっちゃうぐらい早いですよ。
茹で上がる7~8分前に作り始めるといいと思います。
しっかりと具材に味が入っているミートソースは格別!子供から大人まで満足いく仕上がりになると思います。


●揚げないスコップコロッケ
耐熱容器にマッシュポテト、その上に「野菜入り豚ひき肉そぼろ」をのせ、ピザ用チーズをまんべんなく広げます。またその上にパン粉に粉チーズと油を少々混ぜ合わせたものを重ねます。
トースターやオーブンで色よく焼いたら完成です。
コロッケを作るのは手間だけど、これさえあれば時短にしかもたっぷりと食べられるからお気に入りです。

お弁当にもとっても便利

野菜入り豚ひき肉そぼろを具材に作ったオムレツです。

他にもオムライス、チャーハン、春巻き、肉みそ、グラタンなどなど
いろんな具材になってくれるので、とっても便利なんです!

最後に

冷蔵庫にこれさえあれば、台所に立つときに少し心に余裕ができると思います。
私はおかずの素に魅了され、日々研究しています。手に入りやすい材料で簡単に作れるものを「これ作ってみてー!」とお勧めできるものをこれからもご紹介していきたいと思っています。
一緒に「おかずの素」作り始めてみませんか?

計算中