いじめられた奴隷時代を乗り越えて、、、
こんにちは!
セブレグラマーで3児のママmilanです!
セブレグラマーとは、
セーブとテレグラム(すぐ発信する)の造語です。
貯蓄を守る為、セーブした家計ネタを発信しております。
昨日の毒舌コラムの中で、
私の大学時代の話をしました。
社会人になってから
よく「気遣いができるね。」
「周りのことをよく見てるね」
とお褒めの言葉を頂くことがあります。
しかし、
それは自然と
生まれつき出来た性質ではなく、
大学時代に鍛えられたもの。
この大学時代がなかったら
私はどうなっていたか、
恐ろしくもあります。
今回は
そんな大学時代を振り返ってみます。
1年生は下僕
今の時代では珍しい、
体罰こそないものの上下関係が
えげつなかった部活動でした。
高校時代も上下関係はありましたが、
そこまでではなく、
初めて
陰険
という言葉を実感した時代でもあります。
4年生は神様
3年生は平民
2年生は下僕
1年生は奴隷
と呼ばれた上下関係。
1年生は、毎朝4時半に起き、
寮と体育館の掃除をします。
寮はもちろん先輩方が寝ているので、
起こさないよう、
廊下を雑巾がけし、
階段を拭き、
猛ダッシュで体育館に向かいます。
体育館は
監督室、階段、
更衣室、シャワー室、
体育館
全て掃除します。
なぜか
男子はそこまで上下関係がなく、
女子だけの縦社会でした。
その掃除のチェックが
また恐ろしいのです。
鏡や洗面台は水垢が斜め角度から見て
残っていてもダメ。
マットやリモコンなどは置く位置が
数ミリ単位で決まっており、
ズレていたらダメ。
各々のロッカー扉もきちんと
綺麗にしまっていないとダメ。
また、掃除は掃除で大変ですが、
先輩と関わり方がまた恐ろしかった。
先輩方が大学内で見えたら、
どんなに遠くても大きな声で挨拶。
すれ違って、先輩方が見えなくなる時に
「失礼します」と大声で叫ぶ。
話し方、年賀状の書き方、
全てが決まっており、
その全てに厳しい目が光り、
何か出来ないと、
寮の先輩部屋か部活終了後の
体育館で説教が始まります。
目をつけられた1年生
入学して
先輩方の前で新入生が挨拶をします。
その挨拶の仕方の文言が決まっていました。
2年生の先輩から教えて頂いていたものの
そこまで重要事項と受け止めていなかった私。
同級生の中で唯一
その文言通り言えませんでした。
「〇〇高校から来ました〇〇です。」
と出鼻からくじいたのです!
正しくは、
「〇〇高等学校より参りました〇〇と申します。」
です。
完全アウトですね(笑)
1度目をつけられた1年生が辿る
未来は本当に輝かしいです(泣)
できない子とレッテルを貼られた私は、
厳しい監視の元、
チェックがさらに厳しくなり、
出来ない所を重箱の隅をつつくように
指摘され続け、
2時間近く正座で説教されたり、
胸ぐらを掴まれたり、
10対1で囲まれて説教されたり、
少しでも言い訳みたいなことをすると、
悲惨なことになるので、
ひたすら
返事と
申し訳ございませんでした。
の繰り返しでした。
もちろん私ができていないのが、
悪いです。
しかし、
そこまでしてやることか?
と反感を持っていたのは事実。
その思いも伝わるのか悪循環。
目をつけられた1年生は陰険になって、
次の1年生にもキツく当たるのが
慣習のようでしたが、
私は2年生になっても
1年生に叱ることはできませんでした。
自分もできてなかったし、
その上下関係がおかしいと思っていましたからね。
経験を経て得たもの
周りを気にする力は確実に
その時に得たものです。
相手の気持ちを察すること
や
空気を読むこと
気遣う気持ち。
相手を敬う気持ち。
その学生時代の縦社会は
異常だったと思いますが、
得たものは大きかったと思います。
この経験を我が子にもしてもらいたい、
とは絶対思いませんが、
私はこの経験がなかったら、
どんなダメ人間になっていたか。。。
上の人や相手を敬う気持ちは
子ども達にも伝えて行きたいと思っています。
今回は私の経験談で終わってしまいましたね!
また記事の方も配信して行きます。
この記事を書いたのは...
milan
3児のママで元小学校教員。長女は1型糖尿病。
4年で住宅ローンを完済し、現在も貯蓄2000万。
エッセイ本を出版するのが夢。