【貯め活コラム】今トレンドワード急上昇中の「FIRE」を節約専業主婦が本気で考える!

2021/07/16
  • 自称セブレグラマー。無理せず楽しく支出をセーブし住宅ローン完済後、専業主婦に。3児の育児に奮闘中。 もっと見る>>

サンキュ!STYLEライターで3児のママmilanです。
住宅ローンを完済後、退職し専業主婦になりました。

最近ニュースで取り上げられていた「FIRE」という生活様式。意味も含めて初めて聞きました。
気になり、すぐに本を取り寄せ、FIREについて調べてみました。
専業主婦である筆者がFIREについて本気で考えたことをまとめます。

「FIRE」とは

米国発の「FIRE」とは、今20代・30代を中心に注目を集めている生活様式です。

F「ファイナンシャル」
I「インデペンデンス」(経済的自立)
R「リタイア」
E「アーリー」(早期退職)
と頭文字を取った言葉です。

株式投資などで早くから経済的安定を獲得し、不労所得で生活するというライフスタイルのことです。
今までと全く違うのが「早期退職」を50代ですることではなく、20代30代の人が実践するということです。
そのような意味では、筆者も専業主婦を選んだので「早期退職」の枠組みに入ります。

専業主婦に無いのはFI「経済的自立」

退職金は入りましたが、そのお金で経済的自立できるかと言うとできません。

FIREを実現するには1年の生活費の25倍の資産、そして株式運用の年利4%が目安と言われています。
年間支出が250万であれば6250万の資産を年利4%で運用すれば、資産を維持したまま生活できるという考えです。

30歳で退職した専業主婦が6250万の資産を築くことは到底無理です。

RE「早期退職」は必要なのか

ここで考えてほしいのは、早期退職をして何がしたいかです。
不労所得を得たとしても、このFIREの考え方は、悪魔で年間250万の生活費を維持した場合です。もっと贅沢をしたいと考えた場合は、もっと資産が必要になります。

筆者は「早期退職」を選びました。
けれど、それは子どもと自分の為。お金の為ではありません。
お金が貯まらなくても、幼い子ども達との時間を有意義に過ごしたいと考えたからです。

子どもが自立しても働かないつもりはありません。
それはお金の為ではありません。
それも自分の為です。

自分の生きがいの為に働く

この「FIRE」の考え方を知って思ったのは、働くことは苦しいことという認識が強いのかな、ということです。
もちろん仕事をしていれば、辛いこと苦しいとは必ずあります。けれどもやりがいもあるし、自分のステップアップにだって繋がります。
早期退職をして時間を自由に使うようになったら何をするでしょうか。

明確にそのライフプランを確立できたら、FIRE実現に向けて動いても良いかと思います。

それでもFIREを目指す

こんな偉そうなことを話している筆者ですが、それでもFIREを目指そうと思っています。

筆者の場合、「RE」が先に来てしまいました。
安定した職を捨て、家庭に入ることを選びました。
今から今現在の資産で経済的自立ができるよう動いていく計画です。
その経済的自立とは、全く仕事をしない「リタイア」ではなく、好きに職を選べる自由さを求めています。
今は夫が職に就いて頑張ってくれています。妻は子ども達と有意義な時間を過ごしながら家事をします。その間に妻が経済的自立ができるよう資産運用します。
もし夫が早期退職したくなったり、万が一仕事ができなくなってしまったりした時に、妻は雇用形態に縛られないように幅広い働き方の選択肢を持つためにも
FI「経済的自立」
を目指したいと思っています。

FIREの考え方は、雇用に縛られないという意味でも話題になっていると感じます。
移りゆく雇用形態。これから経済がどうなって行くのか楽しみでもあり、不安でもあります。

それでも、我が家は我が家の形の「経済的自立」ができるよう動いていきたいと考えています。

この記事を書いたのは...
milan
3児のママ。長女は1型糖尿病。
4年で住宅ローンを完済し退職。
月収27万で4割貯金達成中。

計算中