【子育て相談室】低学年2人・毎日の宿題指導タイムにイライラ…6児ママはこれで解決

2021/05/24
  • 大分の6児ママライター。子育てママに寄り添いたい!大分のママ達が繋がり合う活動を楽しんでいます。 もっと見る>>

サンキュ!STYLEライター
大分の6児ママライター
明日香です。

『子育てはこどもに教わる♪子育てをもっと自由におもしろく♪』
高1、中2、小5、小3、幼中、1歳の6人のこども達から教わった子育てスキルを日々発信している6児ママ明日香の子育てお悩み相談室です。

今回は3児のワーママさん(大学1年長男・小学3年長女・小学1年二女)から
『毎日宿題タイムにイライラしてしまう!気を付けることは?』とのご相談のお答えです。

夕方~夜は大忙し

相談内容

低学年二人なので、つきっきりの宿題が多くて夕方の宿題確認タイムがストレスです。
仕事が終わってからの夕方宿題タイムは毎日イライラしてしまいます。
ちなみに1年生の子はまだあまり字が読めず、『おむすび』を読む場面でも挿し絵の🍙を見て『おにぎり!』と読みます。
イライラしないためにはどんなことに気を付ければ良いですか?

ワーママさんからのご相談です。

低学年の宿題は、つきっきり

音読、計算、プリント、漢字などなど、低学年の宿題はつきっきりになるものが多いですよね。
お仕事から帰って怒涛の夕方~夜、ご飯やお風呂や諸々で大忙しの中、つきっきりになるのは…ストレスになりますよね。(つきっきりになれない事も多々ありますとも!)
特に1年生の子はまだひらがながおぼつかないとのことなので、ついてあげるしかないけれど、そうすると家事も滞るしこどもの就寝時間も下がってしまう…
一体どうすれば良いのか、我が家の解決策3つをご紹介しますね。

1、褒める→認める→指摘

~宿題確認(丸つけ)の取り組み方~

間違っていても、字が汚くても、全部終わっていなくても、まずは褒める。いきなりビシバシとダメ出しをしても心が折れるばかりで、こどもも泣いたりスネたり反抗したりしませんか?
私は漢字ノートやプリントのすみっこに『母コメント』を書いています。もちろん褒め言葉からスタート。褒めて認めてねぎらった後にそっとダメ出しをすれば、こどもは割と素直に聞き入れてくれますよ。
※次の章で書いていますが、つきっきりになれない日などはこのコメントで『見守ってるよ』の気持ちを伝えます

めちゃくちゃでも間違いだらけでも、頑張ったことは事実。
「よく頑張ったね」
「丁寧に書けているね」
「疲れていたのに最後まで頑張ってえらいね」
「力強く書けているね」
「しんにょうは難しいよね」
などなど簡単なコメントでOKです。

『おむすび』の文字を読まずに挿し絵を見て『おにぎり』と読んだことも、
わからないなりに挿し絵のヒントから大体の意味合いを見つけ出したことをたくさん褒めて良いと思います。むしろ天才です(笑)

褒め続けるだけでは不安ですか?いえいえ、褒められて認められて大いに自己肯定感を高めたその先には自信が身に付きます。
頑張るとこんなにも褒められるんだ、頑張るっていいもんだな、自分ならできるんだ、ママ(パパ)は頑張ってることをわかってくれる、そんな風にこどもが思ったなら、得意分野のみならず苦手分野も頑張れるようになるんです。

褒める認めるを意識して母コメントを

2、優先順位と諦める事を決める

~ママの時間配分について~

たとえば夕方18時帰宅、21時就寝と決めているなら…

我が家の場合は日替りで優先順位を決めています。
月曜日・木曜日はきょうだいの習い事送迎の兼ね合いで宿題につきっきりになれない。
→つきっきりを諦めて、こどもが自分でできる範囲までをさせて、こどもが寝てから丸つけをし、ランドセルの上に宿題を置いておきます。翌朝早起きできたならば朝にやり直しをさせますが、そうでなければ潔く諦めます。

他の曜日はなるべく宿題についてあげるのですが、私はその代わりに何かを諦めます。ご飯をいつもより手抜きしたり、掃除や片づけなどの家事を省いたり、思いきってこどもの就寝時間を30分~1時間下げることもあります。
※時間に余裕のある土日にはしっかり付き合います

ママにとってとにかく忙しい夕方~夜の時間帯に、すべてのタスクを時間内に終わらせるのは大変です。
新入学・新入園など、環境の変化が大きい時期や乳幼児のいるご家庭は、どうしてもこどもに振り回されがちなのでリズムが安定しません。
そんな時期は、すべて完璧にこなそうとせずに優先順位を決めて、なにかを諦める。
つきっきりを諦める日、
丁寧なご飯を諦める日、
早寝を諦める日、
つきっきりの日はしっかり寄り添う、その代わりに無理な日は諦める。
それが精神衛生上ベストだと痛感しています。

そもそも、ママ一人で抱え込まない方法も考えましょう。パパが早く帰宅できるならばパパにも宿題係を任せたりしてママの負担を減らすことも大事です。音読を聞いてあげるのは誰でもできます。我が家では上の子達が音読の聞き役になっていることもよくあります。私もよりもしっかり厳しく採点してくれて助かっています(笑)
忙しいママだけが1人で担うのではなく、時には家族全体で協力することも考えてみてくださいね。

今、最優先すべきがこどもの宿題(勉強)なのであれば可能な限り付き合う。でもママにも都合はあるので、あくまでも『可能な限り』でいいのです。
生活のリズムが安定するのには何年もかかりません。長くても数ヶ月。その数ヶ月をどうにか乗り切ればOKなのです。

3、今しかできないことは?

今は3年生と1年生の低学年コンビですが、来年は4年生と2年生。再来年は5年生と3年生です。学年が上がるにつれて親が宿題の丸付けをする範囲は少なくなり、5・6年生になるとほぼこどもが自分でやるようになり、中学生以降は宿題(勉強)の進み具合なんて、一切報告してくれなくなります(笑)

子育てには区切りがあります。高校を卒業する18歳までは親子が同じ家で暮らすご家庭が多いかもしれませんが、それ以降は親子別々に暮らすかも知れませんよね。
子育て期間はたった18年…?いえいえ、もっと短いんです。思春期以降は一時的に喧嘩も増えるかも…と、考えると、親に素直に甘えてくれるのは4・5年生くらいまでかも。そう考えるとたった10年ほどしかないんです。

小さい頃が一番可愛かったと気づくのは、こどもが大きくなってから。こどもに手のかかるうちは日々の忙しさに追われてしまいがちですが、ほんのちょっとだけ足を止めて、何かを諦める選択もありだと思います。

イタズラ盛りの甘えん坊もいます

1、褒める→認める→指摘
2、優先順位と諦める事を決める
3、今しかできないことは?
この3つを意識してみてくださいね。

私は上の子達が中高生になっているからそう思うわけですが、小学生以下のこどももいるので、チビッ子子育て時代の苦労も現在進行形でわかります(笑)
だからこそ、すべてをこども中心に!とは思わないのです。
時には親の都合も汲んでもらいつつ、諦めも入れつつ、ほどほどに肩の力を抜きながらやっていきませんか。
無理しすぎずに、頑張りすぎずに。
すでにもう、あはたはじゅうぶん頑張っているんですから。

子育てはあっという間

■■■この記事を書いたのは■■■
大分の6児ママライター明日香
『子育てはこどもに教わる♪子育てをもっと自由におもしろく♪』
忙しい毎日を楽しむための時短家事や子育てアイデアを提案。6児子育て経験を生かしての子育て相談も好評。自分らしいママになろう!ママ達に元気と笑顔を。ママ達の応援団でありたい。
■ママに寄り添うおしゃべりサロン『あすcafe』オーナー
■ママのままプロジェクト・ママアンバサダー
■Bigfamilyプロジェクトby Coco+大分(九州)アンバサダー

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