【6児ママの小1準備】不安なく学校生活を送るには?!読み書きよりも大切な事

2021/02/24
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大分の6児ママライター&コラムニスト
サンキュ!STYLEライター
明日香です。

親子共に期待と不安の入り混じる、我が子の小学校デビュー。きょうだい児で何度目であっても私はドキドキするので、初めての方の緊張はなおさらですよね。
ひらがな練習?数字の理解は?お行儀は?徒歩の登下校などなど心配が尽きないのが親心。
しかし、実はそれらよりももっと大切なことがあるんです。

今回は、私自身がこどもの小1デビューを4回経験してわかった『小1準備で大切な2つのこと』をお伝えしたいと思います。
※我が子6人は中3・中1・小4・小2・4歳・1歳です

小1準備で大切なことは2つ

それは、
①褒める事
②失敗を否定しない事
この2つ。

最近では、読み書きや数字など、いわゆるお勉強は小学校に入る前に習得している子が多いですよね。私も早めに習得しておけば困らないのだろうと思っていたので、こども達にはかなり早い段階でひらがなや数字が習得できるように教えていました。

しかし、小学校に入ってから読み書きを習得する子も実際は沢山いましたし、学習に遅れが出るわけでもありません。6歳7歳なりの要領と知恵でスルスルと覚えていたし、読み書きなんて何がなんでも入学前にマスターしなけれはならないほどの課題ではないな、と私は思いました。

それよりも、
①褒める
②失敗を否定しない
この2つをしっかりとやってあげた方が、自信を持って1年生を迎えられますよ。

①褒める

4月の入学まであとわずかの今、まだまだ身に付いていない学習習慣や読み書きなどを必死に覚えさせようと焦ってしまい、ついつい褒める事を忘れがちになっていませんか?

「これができなきゃ1年生になれないよ!」
「そんな事してたら、小学校の先生に怒られちゃうよ!」
「もうすぐ1年生なのに…」
ついつい言ってしまいがちですが、慣れ親しんだ今の環境から、新しい環境へ飛び込むこどもにとっても、今は不安な時期。できないことをを突きつけて怖がらせてしまうのではなく、意識的に褒めて自信をつけさせるのがとても大切なのです。
勉強に限らず生活の中の色んな場面で、褒めてあげられる場面はたくさんあります。
お料理のお手伝いや手洗いうがいでもなんでも。イマイチなできばえでも、当たり前のことでも、しっかり褒めてあげてくださいね。
入学直前の今、できない事ばかり指摘するよりも、できている部分をどんどん褒めてあげる方が確実にこどもの自信や安心に繋がります。

できない部分は「大丈夫大丈夫!」と言ってあげましょう。
いずれ必ずできるようになりますから。
歩くことも、トイレトレーニングも、心配したけれどちゃんとできるようになりましたよね?
同じように、たとえ周りよりも習得が遅い場合でも、必ずクリアできる日が来るんです。

【ゆで卵の殻むき】仕上がりがイマイチでも…褒める!笑

②失敗を否定しない

毎日の学校生活の中では、ハプニングの連続。
忘れ物をしないように気を付けるのは当然ですが、気を付けても気を付けていなくても予期せぬハプニングが起こるんですよね。

お箸OK!のはずが、箸ケースの中身は空っぽ!
宿題完璧!のはずが、その宿題一式をおうちに忘れた!
下校時間に突然ゲリラ豪雨!傘を持ってない!
こんなハプニングが起こった時、こども自身はどうすれば良いと思いますか?

それは、こどもが自分から先生に
「困っている」「助けて」
と訴える、それだけです。

「お箸が入ってなくて…どうしよう」
「宿題やったのに家に忘れた」
「傘、持ってきてない」
1年生なので、何に困っているのかを言えるだけでも十分ですよね。
でも、それを先生に伝えることがいかにハードルが高いか。なぜならこども達は、常々
『間違えないように』
『キチンとね!』
『失敗しないように!』
と、親から言われているから。
※もちろん私も言っていましたよ~(笑)

失敗=悪いこと
と思ってしまうと、なかなか言い出せないんですね。

頑張ったなら、それでハナマル!

失敗はハナマル

解決策は以外と簡単♪毎日の生活の中で失敗体験を悪者扱いしないように気を付けるだけなんです。まずは親である私達自身が、
『失敗=経験値UP!』
と捉えて、失敗した時の声かけを少し変えてみましょう。

こどもは毎日色々な失敗をしますが、そんな時は叱ったり怒ったりするよりも先に
「どんまーい!」「じゃあどうする?」
と声かけしてみてください。

▲お茶をこぼした→どんまい!どうする?
→拭く・謝る・なぜこぼしたのか考えてみる

▲はしゃぎ過ぎてケガをした→どんまい!どうする?
→大人に言う・手当てしてもらう・はしゃぎ過ぎないように気を付けようかな…

▲お漏らしした→どんまい!どうする?
→大人に言う・着替える・後始末をしてもらう・もっと早くトイレに行けばよかったかな…

どんな手痛い失敗も、すべてが貴重な経験。経験の数だけ心が育ちます。正答・正解だけがマルではなく、失敗もなにもかもすべての経験がハナマルなのだとこどもが思えたら…
学校でのハプニングの際も、落ち着いてヘルプを出すことができますよ。

失敗は成長のチャンス
ケガしないためには、どうすればいいのかな?

生きる力を育む

たくさんの失敗を経験して、「じゃあ、どうすればいいのかな?」を考えられるようになることが大切なのは…学校生活でも人生でも同じですよね。

親がお膳立てしてあげた成功をプレゼントするよりも、失敗を否定せずにたくさん経験させてあげれば、こどもの生きる力はグンと伸びます。失敗の後に「じゃあどうすればいいのか」を考えられたなら、そこもまた一つ褒めポイント。
失敗しても否定されずに、小さな事でも褒められる。親である私達自身も、そんな環境があれば嬉しくて頑張れると思いませんか?

勉強が遅れないように…と躍起にならなくても大丈夫。不安を取り除いてあげるだけで、こどもはちゃんと学ぶ意欲を持っていますから。
親の手出しは意外と不要(笑)どんな失敗もしっかりと見守って応援してあげれば、こどもは頑張れるんです。

褒める事・失敗を否定しない事。この2つで、小学校生活をきっと楽しくすごせますよ。

楽しい小学校生活になるね

■■■この記事を書いたのは■■■
大分の6児ママライター&コラムニスト明日香。
ママに寄り添うおしゃべりサロン・あすcafeオーナー
ママのままプロジェクト・ママアンバサダー
Bigfamilyプロジェクトby Coco+大分(九州)アンバサダー

忙しい毎日を楽しむための時短家事や子育てアイデアを提案。6児子育て経験を生かしての子育て相談も好評。自分らしいママになろう!ママ達に元気と笑顔を。ママ達の応援団でありたい。

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