【体験談】子どもの歯科矯正にかかった費用とクリニック選び
子どもの歯科矯正をするべきかどうか、実際に費用はいくらかかるのか、気になりませんか?
サンキュ!STYLEライターの福田由季子です。
歯科健診で子どもの歯並びを指摘され、歯科矯正をするべきかどうか、行くならどのクリニックが良いのかと迷っている人も多いのではないでしょうか。インターネットで調べれば情報はたくさん出てくるものの、
「Webサイトには費用が書かれているけれど、実際にはもっとかかるのでは……?」
「歯科矯正にもいくつかの方法があるけれど、どれがいいのかわからない」
と迷い始め、決断できないまま月日が経ってしまっているというケースもあるでしょう。
我が家では子ども2人が歯科矯正を行い、そのうち1人は現在も継続中です。そこで今回は、2人がどのようなクリニックにかかり、どのような矯正をしたのか、そして費用はいくらかかったのかといった実体験の内容をご紹介します。
子どもの歯科矯正のクリニック選び
子どもの歯科矯正で多くの人が迷うのが、小児歯科と矯正歯科のどちらが良いのかという点ではないでしょうか。
私は、娘のときには小児歯科、息子のときには矯正歯科を選びました。それぞれを選んだ理由は、近隣の歯科で最も子どもたちに合っていると判断したから。小児歯科か矯正歯科かではなく、クリニックで説明された治療方針などで判断して決めました。
小児歯科にも矯正歯科にも良さがあります。インターネットなどで調べて迷ってしまったら、初回無料相談を利用して実際に先生の話を聞いてみるのもおすすめです。
子ども2人が実際に行った歯科矯正の内容
歯並びの問題には色々ありますが、今回は子ども2人が行った反対咬合の治療内容をご紹介します。反対咬合とは、上の歯と下の歯のかみ合わせが逆になっていて、下の歯の方が前に出ているというもの。受け口ともいわれているそうです。
2人は同じ反対咬合でしたが、それぞれ異なる方法で治療をしています。
娘:マウスピースでの歯科矯正(10ヶ月で終了)
娘が矯正を始めたのは3歳の時。マウスピースのようなものを毎晩口の中に入れて寝るという方法で行いました。期間は1年半目安ということでスタートしましたが、実際には10ヶ月で終了。その後の状態によっては中学生くらいになった時に再度矯正が必要になることもあるという話でしたが、娘の場合は2回目を行わずに済んでいます。
器具の使用
マウスピース:夜寝る時のみ
歯に装着する器具:なし
息子:プロトラクターでの歯科矯正(2年経過/継続中)
息子は、プロトラクターとよばれる器具を顔にはめ、上の歯を前に引っ張り出すという方法で矯正をしています。始めたのは小学4年生。スタートが遅いため正しい効果を得られない可能性があるということを覚悟の上で始めましたが、幸い、反対咬合は約半年ほどの矯正で改善しました。ただし、今後も矯正を続け、数年後に別の矯正もする必要があることが分かっています。
器具の使用
プロトラクター:夜寝る時のみ
歯に装着する器具:あり(食事中の取り外し不可)
子どもの歯科矯正にかかった費用
息子がプロトラクターで矯正を始めたのが、約2年前。それから現在までにかかった費用をご紹介します。
・初回相談:無料
・レントゲン、診断等:約4万円
・矯正:約30万円
・通院:1回5千円×現在まで2年間で16回=8万円
現在まで約2年間で、合計約42万円(税別)。さらに、近いうちに別の器具の費用(数万円)、そして数年後にもう一度まとまった矯正料がかかる予定です。
娘のマウスピースでの矯正の費用についても、正確な記録は残っていないものの、同程度だったと記憶しています。
まとめ
今回は、子ども2人が行った歯科矯正の内容をご紹介しました。歯科矯正の方針や費用は、状況によって大きく異なります。ここでご紹介した内容は、あくまでも子ども2人のケースとして参考にしていただければ幸いです。
◆記事を書いたのは・・・福田由季子
IT系・金融系の会社を経営。2児の母。銀座コーチングスクール認定コーチ。アスリートフードマイスター。日本園芸協会認定ガーデンコーディネーター&ハーブコーディネーター。キッズアスリートのスポーツメンタルコーチとしても活動しています。