野菜は1度買って2度食べる!お財布にも地球にも優しい再生野菜とは?
メディアやSNSなどで注目されている「再生野菜」をご存知ですか?
サンキュ!STYLEライターの福田由季子です。
再生野菜とは、料理に使った野菜の根元を使って栽培し、もう一度食べられるようにしたもののこと。リボベジ(リボーンベジタブル)ともよばれています。野菜には強い生命力があり、根のついた状態ならもちろんのこと、根がカットされていても栽培してもう一度食べられるものが多くあります。
1度買って2度食べられる、お得な再生野菜。今回は、中でも簡単にできるおすすめの野菜を3つをご紹介します。
再生しやすさNo.1「豆苗」
安くて栄養価の高い豆苗は、簡単に再生できるので試したことがある人も多いのではないでしょうか。我が家のキッチンには、常に豆苗がこのような状態で置かれています。
再生方法はとても簡単で、食べる部分をカットした後の根を水につけておくだけ。毎日水を取り換えるだけで、特別なことを何もしなくても面白いようにぐんぐん伸びてきます。この写真は、水につけて5日目の状態。まだまだ伸びます。
栽培用の容器は何でも構いませんが、私は100均キャンドゥの「スリム引き出しボックス」を豆苗専用にしています。サイズがちょうど良く、透明容器と違って根の部分が隠れるため、観葉植物のように飾っておける点が気に入っています。
土に植えるとさらに便利「万能ネギ」
万能ネギも豆苗と同じく水栽培ができますが、私はカットした後の根元を土に植えて育てています。水栽培にせず土に植えている理由は、一度植えれば何度も何度も収穫できるから。庭やベランダに植えておけば、好きな時に好きな本数だけ収穫して、新鮮な状態で使えるというメリットがあります。
早く育てるコツは、カットする際に新芽を残しておくと。最初に新芽がどんどん伸びていき、数日で食べられる状態になります。
根がなくても育つ「小松菜」
スーパーで購入した小松菜には根がついていないことが多いですが、それでも根元を水につけておけば育ちます。これは、水につけて7日目の状態。小松菜は豆苗やネギと比較すると成長がゆるやかで、再生しても一般的なサイズまで大きくするのは難しいですが、失敗しにくいため挑戦する人が多く、人気があります。
まとめ:野菜の再生に挑戦してみませんか?
今回は3つの野菜をご紹介しましたが、再生できる野菜はまだまだたくさんあります。
お金をかけずにもう一度食べられて、ゴミも減り、さらに子どもと一緒に楽しめば食育にもなる再生野菜。キッチンで気軽に始められるので、よかったらぜひ試してみてください。
◆記事を書いたのは・・・福田由季子
IT系・金融系の会社を経営。2児の母。銀座コーチングスクール認定コーチ。アスリートフードマイスター。日本園芸協会認定ガーデンコーディネーター&ハーブコーディネーター。キッズアスリートのスポーツメンタルコーチとしても活動しています。