時代に合わない生き方を変えられない主婦の話。

2023/08/31
  • 食育指導士。スポーツ兄妹を食でサポートするママ。食と主婦歴20年で得た家事コツを発信しています。 もっと見る>>

サンキュ!STYLEライターのohanaです。

ほかのサンキュ!STYLEライターさんは時代に合ったというか、時代に合わせてアップデートした生き方をしているといつも思う。
いろんな方の記事を読んでいて、「すごいなー」「こんなこと出来てすばらしい!」と感心するとともに、私は置いてけぼり。
なぜそんな風に思うのかを考えてみました。

お金にならないことに首を突っ込む

子どもがスポーツ少年団に入ってからというもの、スポ少とのかかわりが生活の中心。
小学4年生ごろまでは送迎や当番ぐらいだったので、仕事との両立もできていた。
高学年になると役員を引き受け、中学で入団したクラブチームでは係と保護者会長だった夫の補助、誰もやりたがらない雑用などを担当。
平日の夜間練習日は退勤後にグラウンドに行くことも多く、コロナ禍で土日は送迎が必須だったために朝早くから日が暮れるまで帯同する日々。
パートとの両立が困難になり、出勤日を減らしたり短時間勤務へ変更してもらって何とかなっていた。
現在は高校の部活動ですが、役員になり何十人もいる保護者をどうまとめるか、他の役員さんと電話やLINEでやりとりをすることもある。
高校になれば送迎はほぼないけど、大会や練習試合が県外も多く土日や長期休みの集合時間がとにかく早い。
送り出した後は自分で運転して球場まで行くこともある。

こんなに関わってもボランティア。お金をもらうために関わっているのではないし、半分は好きでやっていること。
傍から見たらよくやるね、といわれる。この行動をみて子どもに親の負担のかからない習い事や部活を選ぶようにお願いした人もいたほど。
ここまでどっぷりつからなければいいだけの話だけど、私個人だけの関係ではないのでそう簡単に脱退できないのも現実。
そういう性分と諦めている。

時短が苦手

今は時短が当たり前の時代。ドラマや映画を早送りして観たり、料理も時短が大人気。でも私はなぜか時短が出来ない。

料理を例に挙げると
ひとつのメニューを作るのにいくつか工程があり、それはどれも必要だからあるのであって省いたら失敗してきた経験があるから出来ない。
もちろん、鍋でゆでるところを電子レンジに頼った方が栄養面や片付け面でメリットがあるから変えることはあるけれど、時短のためにお金を出してキッチン雑貨や家電を買うことはしない。
料理が好きだから苦ではないんでしょ!と思われても仕方がない。

掃除や洗濯は嫌いですが、ロボット掃除機や洗濯乾燥機を使わず自らの手でやるのが毎日の日課。
家事は生きていくうえで必要なことだけに、作業と捉えたくないからあえて時間を手をかけてやる。
時短して得た時間を何をして使おうかなんて考えたことがないのも、時短に興味のない証なのだろう。

手書きが好き

デジタル社会、スマホやパソコンで予定や家計管理をしている人も多い。そうした風潮に逆行して、あえて手書きを貫いている。

予定は手帳、家計簿はルーズリーフ、買い物リストはメモを使うのがマイスタイル。
スマホ管理は時間も場所も選ばずに打ち込むメリットがあるけれど、その、いつでもどこでもというのが好きではない。
決めた時間のなかで予定や家計に向き合いたい、限られた時間で集中したい、という面倒な性格が働いているからなのかもしれない。
自分の手で書くことで記憶に残るのも案外よいもので、予定を聞かれても手帳を開かずに返答出来たり、家計管理では自分で計算して家計簿に書くことで今月・今週の残金を覚えていられる。
テスト前に暗記のために書いて覚えた、昭和世代の勉強法が今も形を変えて役に立っているのかな。

要するに要領が悪い

どれも自分でやらなくても良いことばかり。
それをあえてやっているのは要領が悪いからなんだと痛感することもあるが、今まで当たり前だと思ってずっとやってきたから冒険することができない。
手放してしまえばもっと楽になるのはわかっているが、きっと、この性格が変わるまでは無理な気がする。
それでも地味に生きていこう。

■この記事を書いたのは…ohana(おはな)
全国転勤族の妻。高2、小6のママ。
不器用と要領が悪いと言われて育ち、大人になっても変えられない残念な主婦。

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