【生き方】誰かを頼らない方を選択!そうせざるを得なかった主婦が辿り着いた今

【生き方】誰かを頼らない方を選択!そうせざるを得なかった主婦が辿り着いた今

2024/10/14
  • 食育指導士。スポーツ兄妹を食でサポートするママ。食と主婦歴20年で得た家事コツを発信しています。 もっと見る>>

主婦歴20年以上の経験と得た家事コツを発信しているサンキュ!STYLEライターのohanaです。

人間一人では生きてはいけないといいます。誰かに頼って頼られて世の中が成り立っていますが、誰しもができることではないのです。筆者もその一人。「頼らない、頼れない」を選択した生き方をお話します。

これまでの人生が頼れない環境だった

これまでの人生が頼れない環境だった

子どものころから母には「そのぐらい自分でできるようになりなさい!」と言われて育ちました。甘えてはいけないという意味ではなく、頼ってばかりいたら一人で生活をするようになったら困るという親の愛情でした。筆者も大人になるということは何でも一人でできること。かっこいい大人への一歩だと思っていたのでありがたい教えでした。

その教えが役に立ったのは、子育てが始まってから。転勤族の夫と結婚し知り合いのいない土地での生活。頼る人なんて誰もいません。夫は仕事が忙しく、親も遠方にいて頼れず。このとき、母の「自分でできるように…」という教えが役に立ったのです。当時は家事代行サービスは今ほど知られておらず、筆者も知りませんでした。こうした状況から「頼ることは特別なこと」で、筆者には縁遠いものだと感じたのです。

頼ったあとの代償が大きいと知った

頼ったあとの代償が大きいと知った

近所のかたやママ友と親しくなると「お互い様」という言葉で協力し合うことはありました。大抵のかたとは言葉どおり困っているから助けたい!ついでだから!という理由で頼り頼られる関係になり、そこには「損得勘定」などはありませんでした。
しかし同じようにいかないことも。あまり親しくないかたの好意に甘え、逆に相手が困ったときにタイミングが悪く助けられなかったことがありました。すると「自分は助けたのに、助けてくれない」と嫌味を言われる始末。その後手を差し伸べる機会を経てからは距離を置くようになりました。
相手が求めるときに答えられない一方通行の「頼る」によって大きな代償が生まれることを知り、頼ることへ恐怖心が生まれてしまったのです。

頼るものはお金で解決できるもの

頼るものはお金で解決できるもの

逆にお金を出して頼れるものは気が楽です。タクシーや宅配などが挙げられますが、これらは金銭で関係が成り立つものだからです。「運転する」「荷物を配達する」ことを仕事としていることから、それに対して代金を支払うことでお互いウィンウィンの関係になります。代金をまけてもらったり差し入れをすることは「好意」であり、いつも期待するものではありません。だからこそ気持ちの面で楽に利用できるのかもしれません。

とはいえ、いつも利用すると出費がかさむので本当に困ったときにしか使えないのが現状。それゆえに自力で何とかしようと頑張るのです。

ここまで読んで「寂しい人生」と思うかたがほとんどだと思います。それでもこの生き方で「たくましさ」と状況に応じた「対応力」は十分身に付いたと感じています。
これからの人生もこんな生き方しかできませんが、これでも意外と楽しい毎日が送れていますよ。

■この記事を書いたのは…ohana(おはな)
全国転勤族の妻、高3、中1の母。主婦歴20年以上の経験と趣味・興味を生かして快適な暮らしを研究しています。
「家事や暮らしを楽しむ工夫研究家」として毎日が楽しくなるコツやグッズを紹介しています。

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