憧れのソファ!ほんとにそれでいいの?ソファ選びの3か条

2020/09/11
  • 二級建築士・整理収納ADの市村千恵です。「毎日の笑顔がふえる」住まいに関する情報を発信していきます。もっと見る>>

こんにちは。二級建築士×整理収納アドバイザー、サンキュ!STYLEライターのいちむらちえです。

「リビングにソファ」は”カレーに福神漬け”のように、あたりまえになっていますね。
憧れのソファを手に入れたのはいいけれど、”買ってみるとなんだか持て余し気味”になってしまうことも多いようです。

そこで今日は、ソファを買う前に考えておくことをお伝えします。
題して”ソファ選びの3か条!”
それでは、順番にご紹介します。

1.ソファは案外大きいものと考えよ!

ひとつめは、ソファは案外大きいものだということ。

一般的なソファの寸法は、下記の通りです。

・2人掛け :幅150㎝×奥行き80㎝
・2.5人掛け :幅180㎝×奥行き80㎝
・3人掛け :幅210㎝×奥行き90㎝

これだけなら、うちのリビングに入るし大丈夫と思うと、大きな落とし穴が!

ソファに座るまでに部屋のどこを通りますか?
家族とすれ違ったり、となりの部屋への移動するときは?

ソファにいきなりポンッと座れるわけではないし、ソファの周りを行き来することを考えていかないといけません。

一般的な人の動きに必要な寸法は、

・1人で通る  :60㎝
・2人ですれ違う:90㎝
・横歩き    :40㎝

となっていて、ソファ周りに十分な寸法が必要となってくるのが分かります。

また、店舗やショールームでは、広い空間にソファが置かれているので、実際の寸法より小さく感じることもあります。

いざ、リビングに設置すると、思ったより大きな印象となることも!

ソファは案外大きなもの、言い換えると、ソファを快適な環境で利用するには、大きなスペースを必要とするということを知っておくのがポイントです。

2.ソファは意外と座らないと考えよ!

ふたつめは、ソファは意外と座らないかもしれない、ということ。

憧れのソファ!
最初は家族で並んで座って大満足。

ところが、そのうちにだんだんと雲行きが怪しくなってくることも。

いつのまにか、パパのベッド化していたり、ソファを背もたれにして床に座っていたり、雑誌や洋服のたまり場になっていたり・・・・。

気が付くと、誰もソファに座っていない!なんてことになるのも少なくないんです。

ソファが占領
いつのまにかパパのベッド化!(ちょっと、どいてよ~)
ソファの前にすわる
ソファが背もたれに。いつのまにか雑誌や洋服の特等席!

3.ソファは3人掛け以外の選択もあると考えよ!

みっつめは、ソファは3人掛けだけではないということ。

せっかく購入した憧れのソファを最大限活用するためには、ソファとライフスタイルを合わせることがポイントです。

家族がバラバラの時間、思い思いにソファを利用するなら、3人掛け以外の選択肢も、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?

わたしのおすすめは、『ひとり掛けスタイル』!

ソファひとり掛け
自由度が広がるひとり掛けスタイル!

たとえば、ひとり掛けのソファを人数分。

これなら、思い思いの場所でリラックス。もちろん並べてレイアウトしてもOK!

リビングテーブルもなくしてしまえば、テレビ前も広々として、小さなお子様の遊び場にも
なりそうですね。

まとめ

今日は、憧れのソファを手に入れる前に考えておくとよいことを、3か条としてお伝えしました。

・ソファは案外大きい
・ソファは案外座らない
・ソファは3人掛けとは限らない

あなたのライフスタイルにピッタリなソファを見つけるための、参考になれば嬉しいです!

記事を書いたのは
二級建築士×整理収納アドバイザー いちむらちえ
お片付けで時間を生み出し、インテリアで心豊かに。忙しい女性のための空間づくりについて情報を発信しています。

ソファ
憧れのソファ

計算中