月経カップを使ってみたら生理中の憂鬱が3つ減りました!
サンキュ!STYLEライターのさださあやです。
毎月憂鬱な生理。生理中だけでなく生理前にもホルモンサイクルの影響で快適に過ごせなかったりと女性は大変ですよね。毎月やってくるものだからこそ、その憂鬱とどう付き合っていくのかは結構重要だったりします。
筆者は少し前から生理中に「月経カップ」を使っています。これが自分には合っていたようで、これまで生理で憂鬱だったことが大きく減りました。今回はぜひ皆さんにそのポイントをお伝えしたいと思います。
月経カップとは?
「月経カップ」とはナプキンやタンポンと同じく生理用品のひとつです。その名の通りカップ型になっていて、膣内に挿入して経血を溜めるのですが、トイレで溜まった血を捨てられ、繰り返し使えるエコなアイテムとして注目を集めています。筆者が愛用しているのはインテグロ株式会社の「エヴァカップ」。絶妙な質感で挿入しやすいと評判です。
その他様々なメーカーから月経カップは出ていますし、詳細はネットで調べると様々な記事が出ていますので割愛し、今回は実際に使ってみた感想を3点にまとめて紹介します。
①ムレが減った
生理中の最大の憂鬱だったムレ。生理と付き合っている皆さまにならわかってもらえると思いますが、あの「あ、今、血が出た……」という体の中から何か出てきた感覚。血が出てもナプキンが吸収してくれますが、瞬間的にすべて吸い取るわけではありません。どうしても出てきた経血が自分の体に付く感覚は残るのです。
しかし月経カップを使っていたら、カップが血を受け止めてくれるので外に出てきません。つまりあの感覚がないのです。
これが非常にいい!不快だと思う時間がないだけで生理期間中がすごく楽になりました。
②モレが減った
生理中はこまめにナプキンを替えたいところですが、どうしても長時間替えることができない日もあります。そんな時「絶対今出た量でナプキンの吸収量を超えた……」と思う瞬間ありませんか?(おそらく超えてはないのですが、こう思うのは自分だけでないと信じたい)。また、特に寝ている時など姿勢によってはナプキンがずれて経血がモレてしまうなど、ヒヤッとすることが度々ありました。
月経カップを使用した場合、体の外に血が出ることがないので、その心配も不要になるのです。経血量が多い時などカップからモレてしまうこともありますが、その場合もカップを超えた分だけと少量。念のためにショーツにつけているナプキンがしっかりと吸収してくれるので洋服を汚してしまうのでは?という心配はなくなりました。
③ゴミが減った
月経カップを使う前は、ナプキンをこまめに替えていました。トイレに行ったタイミングで替えて、トイレから出てすぐにドバっと血が出た感覚があってまたすぐに替える……という「もう少し待てばよかった」なんて思ってしまうことも。なので、家のサニタリーボックスもすぐにいっぱいになっていました。
しかし今では念のためにナプキンをショーツにつけてはいますが、ほとんど血が付かないため1日1個で足りるように。そのためゴミの量も減り、環境の面でも良かったと思います。
月経カップでQOLが格段に向上
月経カップは初期費用がかかったり着脱にコツが必要でもあるので、取り入れるまでのハードルは少し高いかもしれません。また、自分の体の中に挿入するので、使用上の注意をしっかり守って使う必要があります。
このようにちょっとした手間はいりますが、個人的には取り入れたことで生理期間中の生活がグンと楽になりました。気軽にお試しができないところが難点とはいえ自分の体に合えば生活のクオリティを格段に上げてくれるアイテム。"第三の生理用品"と言われる月経カップ、今はまだ情報も少なくマイナーかもしれません。しかしナプキンやタンポンと同じように多くの人が気軽に選べるようになればいいなと経験者は思います!
もし取り入れることに迷っている人がいたら、この体験談が少しでも参考になれば幸いです。
◆記事を書いたのは…さださあや
コスパ重視のやりくりマニア。お金のことを中心に、小さな工夫で暮らしが快適になるヒントを日々研究中。