不完全燃焼のゴールデンウィークを取り戻す簡単な方法

2020/05/08
  • コスパ重視のやりくりマニア。「ゆるく・気負わず」をモットーに、年100万円貯金を楽しく継続中。もっと見る>>

サンキュ!STYLEライターのさださあやです。

ゴールデンウィークが終わりました。GWといっても、今年は例年のようにレジャーを満喫する期間ではなく、おうちで過ごした方がほとんどだと思います。

もちろん、おうちで過ごすのも素敵なことです。SNSやネットでは、様々な工夫で乗り切られている方のアイデアが見つかりますし、時間があるからこそ普段できない家のことができたという話も聞きます。

だけど「旅行する予定だったのに」「実家に帰るはずだったのに」という本当にしたかったことを我慢したことで、どうしても生まれてしまう不完全燃焼感。仕方のないことだとはわかってはいるけど、気持ちが追い付いていきませんよね。

今回の記事では、筆者なりのそんなモヤモヤした気持ちの解消法をお伝えします。

連休を終えて残ったものは

両親が近くに住んでいる筆者は帰省もありませんし、ハイシーズンということで旅行もこの時期避けています。ですが、せっかくの連休ということでGWは日帰りレジャーをするというのが定番。毎年のことだからこそ年間で予算を確保しています。しかし今年はその日帰りレジャーすらできません。

ということは、毎年使うはずだった予算が余るわけです。旅行や帰省を予定している方なら、かなりの金額が手元に残ることになるかと思います。使うはずだったお金、もちろんこの状況が落ち着いてから回すのもいいですが、どのくらい先になるか今の段階では予想がつきません。

……だったら、使うはずだったお金を今パーッと使ってしまえばいいのでは?

余った予算はコレに使う!

もちろん、散財はやりくりの大敵です。何も考えずに使うのはムダ遣いの他なりません。でも、家族の楽しみに使うはずだったお金です。ましていろいろと我慢してフラストレーションも溜まっている状態。ここはひとつ、予定通りレジャーに出かけたつもりで、確保しておいた予算を別のことに使ってみるのはどうでしょう。

本来なら外食する予定だったのなら、お取り寄せに挑戦したり、飲食店のテイクアウトに使ってみる。これらは、家にいながら外に出た気分を手っ取り早く楽しめる方法でもあります。筆者もSNSで見かけて気になっていたお店のテイクアウトを利用しました。

これがまた想像以上に美味しく、店員さんの対応も良く、自粛生活が落ち着いたら行ってみたい店のひとつになりました。

より手軽に発散させる方法は

とはいえ、お取り寄せにしてもテイクアウトにしても、結構迷ってしまいませんか?実際に筆者もテイクアウトを利用しようとした際に、まずお店に悩み、メニューに悩み、予約しようと電話をしたら「今日分の受付は終了しました」なんて言われたり……。

そんなときのオススメは「スーパーでいつもは買わないちょっと高級な食材を買う」です。美味しいのはわかっているけど、予算の都合上日常的には買えないものや、気になっていたけど贅沢だと思って手を出せなかったものに挑戦してみる。この方法は、いつもの買い物ついでにできる、より気軽な発散方法です。

筆者のイチオシは、地元産のもの。スーパーであれば、地元のものはたくさん取り扱っているはずですし、コロナの影響を受けているところも多いと思われるので、地域経済を回すという意味でも有効だと感じています。

人気コーヒー店の水出しコーヒーと全国にもファンの多い低温殺菌牛乳でカフェオレを楽しんだり。

辛みの強い特産品のショウガが入った七味で、いつものうどんをちょっと特別なものにしたり。

地元産の素材を使った最中スープで手抜きご飯をランクアップさせたり。

地元の醸造所で作られたリンゴのお酒、シードルでおうちBarを楽しんだり……。

少しこだわって買ってみるだけで、その何倍ものお楽しみがおうちで待っている。「普段とは違う」が連休にレジャーに行けなかった気持ちを少し和らげてくれるのではないでしょうか。

レジャーで味わうはずだったワクワクを家で

レジャーに使うはずだった予算を他に使う当てがあるなら、無理にとは言いません。もし浮いたお金の使い方に迷っているならば、こういう使い方もあるよという提案です。

連休後のモヤモヤは、お出かけが出来ない=楽しいことが出来なかったという思いからだとしたら、お出かけに代わる楽しいことを能動的にやってみる。そうすることで、少しだけこのどんよりとした気分が晴れるのではないかな、と感じています。個人的感想ですが、テイクアウトは外食した気分になれましたし、こだわり食材を買ってみたら、レジャー先でお土産を買った気分になれました。

こだわり食材については、買うときのワクワク感に加え、いつ食べようと考える時間や実際に味わうときなど、楽しめる場面がたくさんあります。なので、コスパの面でも魅力的。

自由にお出かけできないこの生活は、しばらく続くと思われます。だからこそ、我慢しすぎることなく、ちょっとしたお楽しみを見つけながら乗り切っていきましょう。


◆記事を書いたのは…さださあや
コスパ重視のやりくりマニア。お金のことを中心に、小さな工夫で暮らしが快適になるヒントを日々研究中。この期間のプチ贅沢は、地元の素敵なものを知るきっかけとなりました。ローカルばんざい!

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