「愛され妻」にならなきゃだめ?どうも腹落ちしないあなたへ
今日もお疲れさまです、ライフオーガナイザー®︎ 木村みずきです。
3月は子どもの休校もさることながら、在宅勤務になった親御さんも多いことと思います。
専業ママや夫婦で在宅のご家庭にとっては特に大きな環境の変化ですよね。
家族の距離感が変わったり、オンオフの調子が狂うとどうしてもストレスが溜まるもの。
夫婦ゲンカが増えたという声もチラホラ聞くようになりました。
今回は、そんな夫婦トラブルの解決策によくある「夫をほめる・感謝する」にどうして私だけ頑張らなきゃいけないの?と納得がいかない女性に向けて、心からのメッセージをお届けします。
夫婦は敵になる?!
皆さんはどうやって旦那さまと出会い、結婚しましたか?(…覚えていますか…?)
きっかけは何であれ、結婚したときは少なくとも『敵』ではなかったですよね。
それが時間と環境の変化とともに、家事・子育て・働き方・生活態度…様々な場面で “ぎょっとする” 場面に幾度となく遭遇し、少しずつ関係性は変わっていきます。
どうも家のことに他人事な夫。何を言っても「仕事」を盾に話ができない夫。
いつだって合わせるのは私。こっちだってこんなに頑張っているのに、どうして私が下手に出たりイチイチお願いしなきゃいけないの?
「この状況をなんとか変えたい!」
必死に夫婦に関するネットや本を読み漁るも『愛され妻』だの『夫が手放したくなくなる妻』だの、なんだか媚を売るようで腹が立つ〜!
なかなか理不尽な思いは解消されず、いつのまにか私の中では「こっちから媚売ったら負け!なんとかしてやってもらう!」と頭ガッチガチになっていました。
近すぎるがゆえの難しさ
こんな時、大体夫婦って同じことを思っているから不思議!この頃の夫は「こんなに家族のために頑張って働いているのに、なんで認められないんだろう」と思っていたそうです。
要はお互い「そっちが先に認めてよ!」合戦になっていたのですね。
夫(妻)だから自分のことを一番よくわかってくれる、はず。
夫(妻)だから自分のことを一番大事にしてくれる、はず。
時間と距離感の変化とともに愛情が『当然の権利』だと思い込み、相手に甘えていることにも気がつかない。これは関係が近過ぎるがゆえの難しいところ!
現実には、夫婦でも他人だからわからないことなんて山ほどある。大事に思っているのは一緒なのに、その頑張り方や伝え方・受け取り方が違うことでお互い不幸に感じているだけかも?
自分を満たすためにやる
夫婦間の不満で現状を変えたい!と考えているとき、意識せずとも「相手が自分の思うようにしてくれる」ことをゴールに頑張っていたりします。
でもそれは時として夫を敵にしてまで「勝ち」をとることになりかねない。本当のゴールはそこではなかったはず。
もしあなたが自分一人の力ではどうにもならなくて、大切な人に一緒に力になってほしくて、それがあなたの心を満たしてくれるのなら、本当のゴールは「夫が一番の味方でいてくれる」ことなのかな、と私は思います。
そう考えたら、相手を「認める・感謝する」ことは下手に出ることでも媚びることでもなくて、最後は自分のためにつながっていきます。
「これを言ったら(やったら)夫は自分の味方になりたいと思うかな?」と時々自分の言動を振り返ってみる。もちろん過度に気にして顔色を伺う必要はないのだけれど、客観的に見てみる。
愛され妻になるためでなく「自分の心が満たされるため」なら、ちょっと出方を変えてみようかな、と思えるかもしれませんよ。
ご自分の心を喜ばせるために一歩踏み出してみてくださいね。
ついでに夫の心も満たせちゃいますよ。ついでにね。
この記事を書いたのは・・・木村みずき
ライフオーガナイザー®︎(あたまとこころのやさしい整理術)
「家族の幸せはママの幸せから」自分を見失いがちなママが本来の自分らしさを取り戻し、夫婦と親子それぞれの幸せが見つかる生き方を応援します。現在コーチ・カウンセラーを目指して勉強中。