手帳は書いて終わり?家族の幸福度アップはその後がキモ!

2021/10/25
  • ライフオーガナイザー。家事も子育ても全力で頑張るママの心がラクになる空間づくりや思考のコツを発信中。もっと見る>>


今日もお疲れさまです、木村みずきです。

秋も深まり、早い方は来年の手帳をご準備される頃でしょうか。
年末に向けて徐々に予定が立て込んでくるこの時期、手帳やスケジュールアプリは欠かせませんよね。

予定を目標など「未来」を書き留めるためのツールという印象が強い手帳ですが、実はそれだけではちょっともったいないのです。

今回は、普段使っている手帳やスケジュールアプリなどから、「過去」に注目することでカンタンに私も家族も幸福度アップできる活用法をお届けしたいと思います。

日常は黙っていたらパターン化する


普段忙しく過ごしているとなかなか気にも留めないのですが、私たちの日常生活パターンには「クセ」があります。

子どもの送りはパパ担当、平日夜はママの頑張りどころ、土曜は家族で外出、日曜の日中はパパの出番…等々、ルーティーンとも言える生活パターンはどのご家庭にもあるかと思います。

このパターンがあるからなんとか日常がまわっている方も多いと思いますが、一方で実はそのパターンに苦しめられていた…なんてことはないでしょうか。

“なんだか日常に物足りなさを感じる”
“このまま同じことの繰り返しで良いのか不安になる”

もしあなたが日常にこのような気持ちを抱いているとしたら、パターンに潜む「クセ」を見直す時期なのかもしれません。

全体を見渡すことで見えてくるもの


何事も1つ1つを見ていると特に感じなかったものが、少し離れて全体を見渡した時に初めてある特徴に気づくことがあります。

これと同じことが手帳にも言えます。

実は、過去のスケジュールを見返すことで知らぬ間にパターン化したあなたのクセに気づくことができるのです。

方法はとってもカンタン!
手帳やスケジュールアプリ、そして色ペンを数本ご用意くださいね。


【手帳からあなたのクセを見つけ出す方法】

1.まず、今お使いの手帳の過去1ヶ月分を開きます。スケジュールアプリの方は印刷します。
2.次に、「仕事の予定」「私個人の予定」「家族の予定」などのようにカテゴリ
ーに分けます。(3分類くらいがおすすめです)
3.カテゴリーを色分けし、予定ごとにペンで印をつけます。
4.全部つけ終わったら、スケジュール全体を見渡します。


さて、いかがでしょうか。何か気づいたことはありましたか?

何かのカテゴリーがとても多い、あるいは少ないかもしれません。あるいは、時間や曜日などのタイミングによって何かしらの傾向性が見えてきたでしょうか。

また、そのような傾向性が出てきた背景には何があるのでしょうか?

気づき、感じ、共有する


実は、この傾向性に良い悪いはありません。どんなパターンやクセが見えてきたとしても、「あなたがどう感じたか?」これが1番大切です。

ただ一般的には、仕事の予定ばかり、家族の予定ばかり、(私個人の予定ばかりという方はあまりいらっしゃらないかもしれませんが)といった偏りがあると、このままで良いのだろうか?といったストレスにつながりやすいかもしれません。

そんな時は、スケジュール全体のバランスを見てみましょう。

“できることなら子どもとの時間をもう少しとってあげたい…”
“最近全く自分のメンテナンスの時間を取っていなかったな…”
“本当は今もっと仕事に集中したいのだけど…”

どれも大切な気持ちです。決してあなたのわがままではありません。でも見て見ぬふりをしていたとしたら、それこそがあなたの「クセ」なのかもしれません。

その気持ちをどうか無視せず、あきらめず、「そうはいってもちょっとはなんとかならないかな?」の精神で今後のスケジュールを計画してみてください。

できるようでしたら、夫婦で手帳を見せ合って「共有する」のもおすすめです。(この場でいきなり相手に変化を求めるのは難易度が上がるのでご慎重に!)

小さなことですが、日常のパターンから感じたことを大切にするあなたの意識は、確実にあなたの幸福度アップにつながり、そして家族の幸せへとじわじわと伝染していきますよ。ぜひおためしになってみてくださいね。

いかがでしたか?あなたの心に少しでも触れるものがあったら、私も嬉しいです。
いつでもあなたとあなたのご家族の幸せを想っています。

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