あると便利は、なくても困らない!使わなくなったキッチンツール3選
こんにちは!
整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターの藤野ことです。
わが家はもともとモノの多い家で、見た目はキレイだけれど引き出しや棚の中はぐちゃぐちゃ。
そんな暮らしにくい家をなんとかしようと思い、整理収納の理論を学びました。それからは1つ1つのモノと向き合えるように。
キッチンもモノが多くて、何度も見直しをしています。なかでもムダが多かったのは、便利と言われるキッチンツールです。
そこで今回は、私が使わなくなったキッチンツールを、手放した理由とあわせて3つ紹介します。
サラダスピナー
野菜の水切りをしたいときに便利な「サラダスピナー」。
友人におすすめされて購入してみました。
最初の頃は物珍しくて使っていたものの、サラダスピナーの網目に野菜が挟まってしまったり、使うたびに洗うのが面倒だったり……
大きいので収納スペースを圧迫しているのも気になっていました。
サラダスピナーはザルとキッチンペーパーで代用が可能。私には必要ないと判断して手放しました。
ツナ缶スプーン
クチコミで評判がよかったので使ってみた「ツナ缶スプーン」。
確かに、ツナの汁気を切ったり、隅に残ったツナを集めたりするのに便利でした。
でも、だんだんと使用頻度が減っていくように……
「なぜだろう?」と考えたら、ツナ缶スプーンを引き出しから取り出す前に、目の前にあるスプーンやフォークを使ってしまうことが多かったからです。
それならなくてもいいのでは?と思い、処分することにしました。
スキンマー(穴あきおたま)
揚げ玉を取ったり、汁気を切って具材を取り出したりするときに便利な「スキンマー」。
デザインが気に入って、おたまとセットで購入しました。
ところが、おたまは頻繁に使うのにスキンマーの出番がまったくありません。
揚げ玉はアク取りを使い、スープなどの汁気を切るときはおたまを傾けるだけで済ませていたからです。
やはり必要ないモノと判断して手放しました。セットのおたまは使い続けています。
「あったら便利なモノ」はなくてもよい
私はミニマリストではないので、整理収納アドバイザーの割にはモノが多いほうだと思います。
わが家のモノが増えていく原因の1つは、「あったら便利なモノ」をつい買ってしまうこと。
それに気づいたとき、「あると便利なモノはなくても困らない。よく使うモノで代用しよう」という考えに至りました。
ご紹介した3つのキッチンツールは、「やっぱり使うかも……」と思って1年くらいは手元に残しておいたんです。でも、結局使うことはなかったので処分しました。
もちろん重宝している人もいるとは思いますが、私のようなズボラな性格だと「お手入れが面倒」で「代用できるモノがある」とラクできるほうを選んでしまうんですよね。
便利グッズは、使えない自分が悪いのではなく、たまたま自分に合わなかっただけというマインドで見直してみると手放しやすくなるでしょう。
◆記事を書いたのは…藤野こと
整理収納アドバイザー、住宅収納スペシャリスト、ライター。資格を活かして、快適に過ごすための家事・収納の仕組みづくりを考案中。整理収納のノウハウと主婦の知恵を発信しています。