【臨時休校】失敗さえもネタになる!今がチャンスの先取り自由研究

2020/03/14
  • メディカルハーブコーディネーター&スポーツフードアドバイザー。野球少年&少女2児の母。 もっと見る>>

こんにちは。ハーブ&フードアドバイザーのあおきゆみこです。
3月に入り日中暖かい日も増えてきました。今月は、私の今年の3大目標の一つ、「ハーブを育てベランダを癒しの空間にする 」を達成するための下準備、ハーブの種まきをコツコツとやっています。朝から種蒔きの準備をしている私を休校中の子供たちがじっと見て、「一緒にやりたいなぁ~」と興味深々で近づいてくる様子を見て、ふと頭をよぎったのが、「自由研究」のワード。子供たちも興味を持ってるし、チャンスかも?と。
そこで今回は、臨時休校中の今がチャンスの先取り自由研究をご紹介します。

春は種まきシーズン!植物の発芽や生育を観察できるチャンス

3月~4月はいろいろな植物の種まきシーズンです。この時期に種まきするハーブや野菜は、夏が収穫シーズン。なので、この時期は種まきや発芽の様子を、その後生育状況の観察もでき、うまくできれば夏休み頃には収穫を楽しみ、その記録をまとめれば、夏休みの課題「自由研究」が完成しちゃうんです。植物を育てるのは簡単なことではありません。なので、当然失敗することもあります。でも、失敗した場合は、なぜ失敗したのか?次回どうしたら良さそうかを記録することで一つの研究結果となります。
私はハーブの種をまいていたのですが、子供たちは自分の好きな野菜を育てたいというので、それもまた経験と思い、一緒に土や種を買いに行くところからスタートしました。子供たちが今回選んだ種は写真の3つ。早生枝豆、キュウリ、ミニトマト。
種を袋から出すと、兄「これ大豆じゃん」、妹「キュウリとトマトの種って、中に入ってるつぶつぶのやつなんだね」などのコメントが。私にとっては当たり前のことが、子供にとっては当たり前ではなかったことに気付き、あまりきちんと教えたことなかったな~と反省。息子は2年生の時にミニトマトを学校で育てたので今回はキュウリを、娘は大好物のミニトマトを、そして二人協力で早生枝豆を育てると決めていました。
きっと、種をまいた後も子供たちにとっては未知の出来事がいろいろと出てくるので、親はそのリアクションを楽しめるのも良いところです(^^)

観察ノートは子供におまかせ!親は画像で記録を残してあげよう

先日一緒に種まきしたもの。①はブルーコーンフラワー、②はカリフォルニアポピー、③はホーリーバジル。準備、土づくり、水やり、種まきと全て一緒に体験しました。

「自由研究」と言うと、やる気満々になる子もいれば、その言葉でハードルが上がって敬遠してしまう子もいると思います。我が家の場合は、どちらかというと後者。なので私は子供たちに「自由研究にしよう」とは言っていません。あくまでもネタとして使えるとイメージしているだけです。
子供たちには、「観察記録してもよいし、絵をかくだけでもよいから好きに使って」とそれぞれにノートを1冊ずつ渡しました。種まきした時や発芽した時などの状況は、私が記念に写真を撮っておけば日付も残るし、画像をみれば子供たちもその時の状況を思い出せます。なので、子供たちが楽しく続けられるよう、ツッコミどころ満載でも、観察ノートについては書くタイミングも内容も子供たちにお任せにします。

左が兄のノート、右が妹のノート。内心では、お兄ちゃんは種の様子とか土に何を使ったかとか書いたら良いのに~、娘はノート反対から書き始めちゃったな~、とか思っていますが、あえて口に出さず自由に記録させます。

時間があれば条件を変えた種まきをしておくのもおすすめ

もし時間があれば、本やネットで調べて種まきする土の配合を変えてみたり、同じ種を翌週にもまいてみるなど、条件を変えた種まきをしておくのもおすすめです。種の発芽は100%ではないですし、この時期はまだ寒い時間帯もあるので発芽温度に適したお世話ができていないと発芽しないことも。こういった条件をみるもの研究ネタになります。

いろいろなことが制限され、子供たちが力を持て余してしまいがちな臨時休校。なるべく外出を控えるようにとは言っても、健康維持には外に出て日光に当たるのも大事なことです。植物を育てる作業は、お日さまの下で体を動かし土にも触れることができるので、紫外線アレルギーやひどい花粉症などで難しい方でなければ、健康維持にはもってこいです。
春を体感できる種まき。興味のある方はぜひお子さんと一緒にチャレンジしてみてください!

◆記事を書いたのは・・・あおきゆみこ
ハーブ、アロマ、食育関連のアドバイザー資格を持つ自然食品店スタッフ。健康維持や子供の成長をサポートする食事、家事などで役立つ情報を発信しています。

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