長時間待たずに手軽に炊ける!子供も食べやすく美味しい玄米ブランド
こんにちは。ハーブ&フードアドバイザーのあおきゆみこです。
緊急事態宣言を受け休校期間が延長となり、三食を子供とともに食べる日々が続いています。私は玄米が好きなので自分用に炊いて小分けし、夫や子供不在の昼食時に食べることが多かったのですが、毎日家族の三食分を作るようになり炊飯回数が増えたので、自分用として玄米を炊く手間が面倒に。炊飯器も1台だし炊飯回数もこれ以上増やしたくないな~と思い、以前から気になっていた白米と同じように炊ける「金のいぶき」という玄米を試してみました。
試してみたら家族にも好評だったので、今回はこの「金のいぶき」について特徴や炊き方などをご紹介します。
吸水時間大幅短縮&白米モードで炊ける玄米「金のいぶき」
「金のいぶき」は宮城県で生れた玄米ブランドで公式ホームページによると、2011年の春、東日本大震災直後の田んぼに植えられ、たくましく生き抜いた姿は東北・宮城の希望となり、その一粒一粒の輝きから「金のいぶき」と名付けられたそうです。文末のリンクみやぎ米「金のいぶき」公式ホームページに、金のいぶきの特徴や炊き方、アレンジレシピなどが紹介されています。
金のいぶきは、胚芽が一般的な玄米より3倍大きいためGABA、ビタミンE等の栄養素も多く含んでいて、大きな胚芽から水分を吸水するため白米と同じ時間で吸水ができ、白米と同じように炊けるということで、早速試してみました。洗米は、胚芽が落ちないよう玄米についたゴミを落とす程度にサッと洗う程度で白米より楽です。そして、普段玄米を炊くときは洗米してから一晩吸水させて玄米モードで炊飯していましたが、今回はホームページの炊き方を参考に30分吸水させて塩をひとつまみ入れて白米モードで炊飯しました。
プチプチもっちりな食感が魅力的
写真のように炊き上がり、味見をしてみると普段食べている玄米よりもっちりしていて、玄米特有のクセをあまり感じずとても美味しかったです。プチプチ感ともっちり感がちょうどよい感じで、粘り気があるお米の方が好きな息子は「これ美味しいね。」と気に入ってくれました。普段は玄米を好んで食べない夫と娘も「これなら大丈夫」と食べていました。白米と同じように炊けるので白米と混ぜて炊いても美味しかったです。これで家族も一緒に食べられるようになったので、炊飯回数を増やさずに自分の食事に取り入れられています。
玄米食は栄養成分が豊富に含まれており、よく噛んで食べるので満腹感を早く得られやすくダイエットにも向いているという話をよく聞きます。しかし食物繊維が多く消化に時間がかかるので、活発に活動する子供たちには消化しやすく早くエネルギーに変わりやすい白米を食べさせています。特にスポーツの試合の前は、玄米や雑穀の入ったご飯は消化にエネルギーを使うことになりあまりお勧めできません。
こういうことや好みもあり、我が家では私だけが玄米を食事に取り入れることが多かったのですが、「金のいぶき」が手軽に炊けて家族に好評だったことと、3月から子供たちの活動範囲が狭くなり運動量が減っているので、食べすぎを防ぐ目的で玄米を白米に混ぜて子供たちの食事に週に数回取り入れるようになりました。
外出自粛が続き活動・運動量などが変わっている時は、健康維持のためにも食事内容も見直してみるタイミングかもしれませんね。
◆記事を書いたのは・・・あおきゆみこ
ハーブ、アロマ、食育関連のアドバイザー資格を持つ自然食品店スタッフ。健康維持や子供の成長をサポートする食事、家事などで役立つ情報を発信しています。