セカンドバチェラーって知ってる?最短で海外留学して卒業する方法。

2020/06/19
  • 子3人のフルタイムワーママで、整理収納アドバイザー&時短家事コーディネーターです。もっと見る>>

こんにちは、8歳双子、2歳長男の3人の子持ちワーママでサンキュ!STYLEライターのkaehalonです。

我が家の双子も小学3年生。今年から英語の教科書も配られて学校でも勉強が始まります。教科書の中身は進むペースはゆっくりとはいえ、私が過去中学1年生で習っていたレベルに遜色ないので、子どもたちは本当に大変。将来的には留学も昔に比べてもっと普通なことになってくるのかもしれませんね!

留学する時期も様々で、その種類も交換留学、認定留学、語学留学、親子留学と色々ありますが、あまり知られていないと思うのがセカンドバチェラー。実は一番効率が良い留学方法だと思っているのでご紹介したいと思います。

セカンドバチェラーとは?!

セカンドバチェラー(second bachelor)とは、アメリカの大学で1つ目の学位を取った後に取る2つめの学位(第2学士)のことです。大学院に行きたいけれど学部を変えるのでその専攻に必要な授業を受けないといけない時や単純にもっと学びたいことがある時に使えるシステムです。

最短効率で卒業できる!

セカンドバチェラー制度を使うと、日本で大学を卒業していた場合、一般教養は取得済と判断される為、専門課程を取るだけで大学を卒業することができます。

私の場合、日本の大学の3年生の時に認定留学先でこの制度を知り、日本の4年大学を卒業後すぐ渡米し、一年で卒業できました。

メリットは、日本の大学も卒業しているので、万が一留学がうまくいかなくても大きな問題にならないという点。専門課程のみの取得で良いので、最短1年もあれば卒業できるので金銭的負担が少ないという点。そして、何より卒業証書が貰えるということで留学を社会的にも認めて貰える点かと思います。

将来の就職のことをよく考えている人は、敢えて取る授業数を最低限にして時間をかけて全ての授業で最高得点のA+を狙っていたので、必ずしも最短で卒業するのが正しい選択なわけではありませんが、私のように最短期間での卒業を目指す人にとってはとても有効な制度です。

Wメジャーやマイナー制度

他にもダブルメジャー(double major)と言って、専攻を最初から2つにしてdegreeを取得する制度もありますし、マイナー(minor)といってメジャーほど専門ではないけれど、副専攻として取るという制度もあります。

入学時から専攻を1つに絞らないといけない日本の大学に比べると、アメリカの大学は非常に柔軟な制度で、色んなことに興味があって学びたいという学生にとっては非常に魅力的な学びの場所となっています。

セミスター制だけじゃない!

アメリカというと、9月から始めるセミスター制(2学期制)有名ですが、実はトライメスター制(3学期制)、クウォーター制(4学期制)もあります。クウォーター制だと一年が4つに別れているので、3月に卒業も可能となり、日本の学生と同じタイミングの卒業も可能になるのが魅力的です。

卒業は単位制で、連続して授業を取る必要がないので、日本と違って働きながら学校に通っている学生も多く、働いてお金をためて学校に戻ってくる、無くなると仕事に戻るという学生も。その為学生の年齢幅も広いのが特徴です。

まとめ

私の場合は大学時代4年間留学費用を貯めるためバイトに明け暮れ、その結果勉強が少し足りず交換留学生枠に次点で入り損なったりして、自費留学でお金がかつかつだったので早く卒業する必要があったわけですが(今考えると本末転倒ってやつですね笑)、残金138円で日本に帰って来たのも今となっては良い思い出です。

英語の重要性が高まる今、将来的には留学というのはもっと当たり前のことになっているかもしれません。それでも、お子さんが留学を希望した場合は、親としては様々なことを心配すると思います。そんな際に1つの候補に挙げてもらえればと思いセカンドバチェラー制度をご紹介しました。参考になると嬉しいです。

■この記事を書いたのは・・・kaehalon
整理収納アドバイザー兼サンキュ!STYLEライターで小学2年生の双子の女の子、2歳の男の子の3人の子どもをもつワーママです。

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