減らしたら家事が楽になる?ゴミ箱への固定観念を手放なそう!
こんにちは、小学4年生の双子の女の子と3歳の男の子の3人の子持ちワーママで、時短家事コーディネーター(R)エキスパートのkaehalonです。
ゴミ箱を減らす方が時短なのか、増やす方が時短なのか、これは意見が分かれるところですよね!お部屋にゴミが置き去りにされていることを考えると真っ先に思いつくのはゴミの置かれている場所にゴミ箱を設置することです。
けれどここで1つ考えてみて欲しいのが、日本は非常にゴミ箱が少ないことで有名な国だということ。なぜ日本はゴミ箱が少ないのでしょうか?
ゴミ捨てに対する思い込みは意外に多いもの!固定観念を手放して楽家事を手に入れましょう。
日本にゴミ箱が少ない理由
日本は1995年の地下鉄サリン事件以降テロ対策ということで町中のゴミ箱は閉鎖・撤去されていきました。私が小さい頃は公園にも何箇所かゴミ箱が設置されていたものですが、今では外出先でゴミ箱を探すのはコンビニなどの店頭以外にはなかなか見つからず難しかったりします。
そして今も尚ゴミ箱が減ったままなのは人件費・ゴミ箱維持費削減のため。それだけゴミ回収には手間とお金がかかるということですね。
これはお家においても同じ。ゴミ捨ては小さな家事として捉えられがちですが、各部屋にあるゴミ箱からゴミを集め、分別し、しばって出すのは1つ1つの工程は小さくてもまとめると大きな家事の1つです。
ゴミ箱の数を見直そう!
人は空いている空間を見ると埋めたくなるという傾向があります。物が多いからといって収納用品を増やすとさらに物が増えるというように、ゴミ箱も同じで増えるとゴミが増える傾向にあります。
収納する場所が無いなら物を減らそうとするように、ゴミ箱がなければゴミを減らそうとします。私が小さい頃はゴミ箱は街の至る所にありましたが、今よりも街や公園にはゴミが多かった気がします。無いならないなりにみんながゴミが出ないようにし、ゴミが出た場合は持ち帰る工夫をしているということですね。
お家も同じで1部屋に1ゴミ箱というのも思い込みの1つ。リビングなど人の集まる場所にはゴミ箱が2箇所あったりも。
今我が家には1階と2階にゴミ箱は1箇所ずつ。確かに1部屋に1つゴミ箱があれば、ゴミを捨てるその瞬間だけを見れば楽かもしれませんが、ゴミを集めることを考えると手間が増えますよね。家族の理解と協力は必要になるかもしれませんが、デイリーでゴミが出ない場所にはゴミ箱は置かない、近くのゴミ箱にゴミを捨てに行くというようにしてゴミ箱の数を見直してみて下さい。
ゴミ捨ての回数を見直そう!
ゴミ捨ての日には家中のゴミ箱を集めて回るというのも思い込みの1つです。ゴミの中でも早めに処理が必要なのはキッチン関係で水分を含むゴミ。腐る可能性があり悪臭の元になる生ゴミは燃えるゴミの日に忘れずゴミ捨てをする必要がありますが、それ以外のゴミは少ないのに集めるという必要は特に無いのです。
ゴミが溜まっても捨てられていない、という状況だけは引き起こさないように週に1回集める、2週に1回集めるという簡単なルールを作っておくと良いと思います。
最後に
ゴミ捨ての家事に対する思い込みって思った以上にあるもので、それは大体子供の頃の経験からだったりします。ゴミ箱は1部屋に1つ必要でしょうか?ゴミ箱から毎日ゴミを集める必要がありますか?ゴミを各部屋から集めて分別してまとめるのはママの仕事でしょうか?
適切なゴミ箱の数やゴミ捨ての回数は、お家の間取りやサイズ、家族の人数や性格によっても異なってくるとは思いますが、思い込みによって自分をしばっているものはないかを考えるきっかけになると嬉しいです。
■この記事を書いたのは・・・kaehalon
整理収納アドバイザー兼サンキュ!STYLEライターで小学4年生の双子の女の子、3歳の男の子の3人の子どもをもつワーママです。忙しい毎日を心地よく過ごすために、時短家事、収納、片付け、お気に入りアイテムなどについて発信しています。