【夫との家事分担】私ばっかり!!を防ぐために大切なこと

2021/04/05
  • シンプルに暮らしたい。持ち物も、やるべきことも、減らしてすっきりと…。毎日がバタバタの働く母親です。もっと見る>>

 サンキュ!STYLEライターのはなです。
 5歳と3歳の子育てをしながら週5日フルタイム勤務。忙しい共働き生活を乗り切るためにシンプルな家事を研究中です。

 夫婦の家事分担はうまくいっていますか?毎日の家事は膨大な量で、とても一人でこなせるものではありません。共働きであればなおさら、夫婦の家事分担が重要になってきます。互いに納得して家事分担ができると、忙しい毎日をもっとラクに気持ちよく過ごせるはずですよね。
 我が家は、共働きになり3年目を迎えました。協力し合わなければならないと分かっていても、うまくいかないことも多く、夫とは何度も衝突しました。最近やっと、互いにイライラせず、家事を分担できるようになった気がします。
 夫婦の家事分担で大切なことは何か?を考えてみました。

我が家の家事分担

 話し合って決めたわけではありませんが、我が家ではなんとなく以下のように分担になっています。

夫がメインで行う家事

・子どもを起こして着替えを手伝う
・ベッドを整える
・保育園の準備を手伝う
・ゴミ捨て(日常のゴミも、たまに出す古紙なども全て)
・保育園の送り迎え
・洗濯(洗濯機を回す 干す たたむなど全て)
・平日のお風呂掃除(湯舟だけ)
・子どもをお風呂に入れる
・子どもの歯磨き
・休日の掃除
・保育園の昼寝布団を洗う
・保育園の上履きを洗う

私がメインで行う家事

・朝食準備、後片付け
・保育園の連絡帳、おたよりの管理
・買い物(食品、日用品、ネットで買う物など全て)
・家計管理
・夕飯準備、後片付け
・休日に平日の夕飯用につくり置きや半調理をする
・休日の風呂掃除(浴室全体)
・トイレ掃除
・子ども服の管理(購入、衣替えなど)
・保育園用品(購入、製作)

上手に家事分担するために大切なこと

1:自分の家事が終わったら、相手を手伝う

 想像してみてください。あなたは夕飯を作っているのに、夫はテレビを見ています……。イラっとしますよね。逆の立場になれば、夫もきっとイラっとするはずです。
 それが分かっているので、私の家事が先に終わったら、夫のやっている家事を手伝うようにしています。「先に終わったら手伝う」と夫婦で決めたわけではありません。でも、私がそう心がけていたら、夫も同様にしてくれるようになりました。
 「自分は家事をしているのに相手はくつろいでいる」という状況をつくらないことは、夫婦の家事分担で大切なことの一つです。

2:時々役割を交代してみる

 私が夕飯をつくっている時間に、夫と子どもたちはお風呂に入ります。子どもたちが出るタイミングでお風呂から呼び出しがあります。調理中にいちいちお風呂場に呼び出されることに少しイラっとしていました。もちろん、夫に悪気はないのですが「えっ、今?!」というタイミングで呼び出されること、ありませんか?
 家事を分担していると、自分がしない家事については何が大変なのか互いに分かっていないことがあります。たまに家事分担を交代してみると、相手の気持ちが理解できたり意外な気づきがあったりします。
 我が家では、毎週土曜日の夕飯は夫がつくります。したがって私は、子どもたちをお風呂に入れたり洗濯をしたりします。子どもがお風呂から出る時に、調理中の夫を呼び出すのが申し訳なくて、「今大丈夫?」と声をかけたり、できる限り私がタオルで子どもの身体を拭いてあげたりするようにしていました。夫も調理中に呼び出される煩わしさに気付いたようで、平日も私の様子を窺ってから呼び出したり、子どもと一緒にお風呂から出て身体を拭いたりしてくれようになりました。直接「大変だ」と伝えるよりも、実際に体験してみることが家事分担では効果的なようです。

3:家事の内容を声に出して伝える

 料理や掃除など何をしているのか分かりやすい家事もあれば、PCやスマートフォンや机上で行う、「サボってる?!」ように見える家事もあります。実際は家事をしているのに「サボってる?!」と思われると互いにイラっとするので「今からネットスーパーで注文するね」「保育園の書類を書くね」と何をするのか声に出して伝えるようにしています。すると夫も「じゃあその間に〇〇しておくね」と別の家事をしてくれたり子どもたちの相手をしてくれたりするようになりました。
 何をするのか伝えることの大切さに気付いてからは、ネットや机上以外の家事も声に出して伝えることにしています。先日も、入園式に向けて「ぞうきん8枚、給食バッグ、エプロンをつくる」と大量のタオルや見本の写真を見せながら伝えると、子どもたちと半日遊びに出掛けてくれました。「春休み中は給食がなく、お弁当をつくる」と伝えると、毎朝「何やればいい?」と一緒にお弁当をつくってくれました。
 夫は家事をしてくれないのではなく、必要な家事に気付いていないというパターンも多いものです。家事の内容を言葉で伝えることも、大切なポイントです。
 

永遠のテーマ「夫婦の家事分担」

 夫婦の関係性も様々ですし、仕事内容や勤務時間などによっても分担の仕方は変わってきます。夫婦の家事分担に正解はありません。また、生活の変化や子どもの成長によっても見直す必要があります。
 我が家もまだまだ試行錯誤の日々が続くことでしょう。私が家事分担において大切だと感じた3つのこと「先に終わったら相手を手伝う」「たまに役割を交代する」「家事の内容は声に出して伝える」のどれか一つでも、どなたかのヒントになればうれしいです。

◆記事を書いたのは……はな
 5歳と3歳の子育てをしながら週5日フルタイムで働いています。家族全員、家を出るのは7時半、帰宅はだいたい18時過ぎ。忙しい共働き生活を乗り切るためにシンプルな家事を研究中です。どうやったら家事が減るのか、ラクができるのか、そんなことばかり考えて暮らしています。

計算中