基本の調味料【さしすせそ】の効果を知れば、もう味付けに失敗しない!
料理が苦手なズボラ主婦、サンキュ!STYLEライターのちぃこです。コロナ禍になってから健康に対する意識が高まった事で料理に対する興味が湧いてきました。そんな中で調味料ついて興味を持ち、調べてみたら知らない効果が沢山あってびっくり!
調味料の効果を知ってからは料理が少し楽しくなったし、パサつきがちなお肉を炒めても柔らかくジューシーだったりと、自炊した料理が美味しくなった気がします!今回はそんな【さしすせそ】の効果についてご紹介します。
【さしすせそ】は味付けの順番
基本的な調味料として言われているのが【さしすせそ】ですよね。お恥ずかしながら私はただの調味料の語呂合わせだと思っていましたが、煮物の味付けの順番だったんですね!加熱しすぎると醤油や味噌は香りが消えてしまうのも【さしすせそ】の理由の一つです。煮物に限らず調理時にこの順番を参考に味付けをすると失敗しにくいと思います。
【さしすせそ】には色々な効果がある!
砂糖はただ甘味を出すだけではありません。他の調味料も同様で、それぞれの調味料の効果や特性を知っておくと下味や味付けがラクにできますよ。
【さ】砂糖はお肉を柔らかくする
砂糖は粒子が大きく味の浸透が遅いので一番最初に入れるのだそう。また保水効果があり、お肉に揉み込むことでお肉を柔らかくする効果があるので鶏胸肉などパサつきやすいお肉を漬け込んでから焼くと柔らかくなって美味しいです。
その他にもカビや細菌の繁殖を防いだり、発酵を促進する作用もあります。パン作りの際にイーストを砂糖の近くに置くという手順がありますが、このような理由からなんですね!
【し】塩は腐敗防止
塩には水分を引き出す作用があり、腐敗防止にもなるので魚やお肉の下ごしらえに塩を振るのはそのためです。また青菜を茹でる時には塩を入れますが、これは葉緑素が安定する効果もあるためだそうですよ。何気なく入れていましたが、そういう理由があるんですね!グルテンの粘りを増加させる作用もあるのでパン作りにも欠かせません。
【す】お酢は減塩効果もある
お酢には殺菌効果や防腐効果の他にも消臭作用や素材のうまみを引き出す効果もあります。塩の味を引き立たせる効果もあるので、塩が控えめでも味がしっかりするので減塩効果があります。また、タンパク質の凝固促進作用もあるので、ゆで卵を茹でる時に加えると良いそう。
【せ】醤油は甘味やうまみを引き出す
醤油は程よく加熱すると香りが出ます。甘味やうまみを引き出す作用があるので、塩辛すぎるものに少量入れると塩味が抑えられるそうです。これは意外でした!逆にしょっぱくなりそうなイメージですが違うのですね。その他にも殺菌効果や生臭さを消す効果もあります。
【そ】味噌は隠し味として
味噌には、まろやかさやコク、うまみや深みをプラスできるので、味付けの最後に少量入れて隠し味としていれるとコクが出て美味しくなります。消臭効果があり、特に魚の臭み消しに有効です。
なんとなく使っていたけど…奥が深い!
料理好きな方や専門家には基本中の基本かも知れませんが、料理と無縁だった私にとっては新たな発見でした。調味料は単なる味付け要員だと思っていましたが、効果を知っておくのとそうでないのとでは大違い!我が家は夫が血圧高めなので、減塩効果のあるお酢を良く使うようになりました。
年末に近づき、何かと物入りな時期。タレやソースは味付けが簡単でラクですが価格は高いですよね。基本の調味料で自炊すれば節約にもなるので、上手に活用しましょう!
▶この記事を書いたのは…ちぃこ
【家事は適度に簡単に】がモットー。ブログやInstagramではすっきり暮らすコツ、家計管理について更新しています。