親子で読みたい【お金の本】世界がもし100人の村だったらお金篇

2020/12/16
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読書が趣味の節約主婦、サンキュ!STYLEライター ちぃこです。貯金するぞ!と決意してからはお金の本も積極的に読むようになりました。お金の専門家が書いた本は勉強になるし、自身のモチベーションにもなるのでオススメです。

そんな私が今年60冊以上の本を読んだ中で【ぜひ親子で読んでほしい!】と思った、お金の本をご紹介します。本と言っても絵本に近く、絵が沢山描かれているので読書が苦手な方でも読みやすいですよ!

世界がもし100人の村だったらお金篇

2001年に出版された、【世界がもし100人の村だったら】という本をご存知でしょうか?私は当時中学生だったのですが、学校の授業で先生が紹介してくれたのを覚えいています。それまでは関心のなかった世界の貧困問題について考えるきっかけになりました。中学生だったので赤い羽募金をするくらいでしたが当時を振り返ると、この本がきっかけで自分の行動が少しだけ変わった気がします。こちらも親子で読むのにオススメです!

そんな【世界がもし100人の村だったら】シリーズが2017年に【お金篇】を出版。お金という視点から世界の貧困問題について書かれています。

世界のGDPは2000年からの15年で2倍以上になりましたが、貧しさはなくなりません。 世界がもし100人の村だったら1人の大金持ちの富と99人の富はだいたい同じです。 なぜ、そうなったのでしょう?

この本を読んで欲しい人

出版された前年の2016年にはアメリカ大統領選やイギリスのEU離脱に関する国民投票、日本では東京都知事選がありました。世界で大きな動きのあった年なので、これらを受けての出版だったのかもしれません。

この本は選挙権を持つ18歳以上の方にはもちろん、これから選挙に参加する中高生に読んで欲しいです。私はこの本を読んで【選挙の重要性】を改めて感じました。こんな国になって欲しい!という自分の願いを実現するために政治家を選ぶ大切さです。貧困や格差社会が無くならない理由の一つに【お金持ち主導の政治になっているからではないか】と、この本を読んで強く思いました。

中高生だとまだ政治や選挙に関心を持てない年頃かと思いますが、本文に難しい言葉は使われていないので頭にスッと入ってきやすいです。さらに親子で読めば「どうだった?」と親が子供に聞くことで、子供が何となく感じたことを言葉にする機会ができ、考えを深められます。この本に正解はないので、お茶をしながら気軽に話して欲しいです。

まとめ

世界の貧困問題、環境問題など規模が大きすぎて自分一人ではどうしようもできないよ!と考えてしまいますよね。でもこの本を読んで、ゴミを減らす事や募金をする、選挙に行く等、自分にできることって意外とあるかも!と気づくことができました。私も自分にできる小さなことをコツコツ続けていきたいです。

▶この記事を書いたのは…ちぃこ
年間60冊以上の本を読む、読書大好き主婦。お金の本を中心にInstagramでオススメ本の紹介をしています。

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