歯のメインテナンス通っている?歯医者が教えるメインテナンスの重要な目的とは?

2024/04/02
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皆さんは歯のメインテナンスのために歯医者さんを利用しているでしょうか?もし痛くなった時しか歯医者に行っていないというのならば、是非この記事を読んで歯のメインテナンスの意味と重要性を知ってほしいです。
しかし、歯医者を利用している人の中にも、利用意図が間違っている場合もあるかと思います。私達歯科医師の観点から、歯のメインテナンスとクリーニングでは大きく意味が異なってきます。
もし、クリーニングしかしてもらっていなかったかもと思ったら歯医者さんにもっとこんなことを診てほしいと患者さんサイドから働きかけても良いと思います。
今回は歯医者が教えるメインテナンスの重要性と、歯のクリーニングとの違いをまとめました。

歯のクリーニングとは?メインテナンスと同じではないの?

まずクリーニングの説明をする前に、歯のメインテナンスとはどんな目的があると思いますか?
もし、お口の中をお掃除してもらってスッキリとすることが目的だと思ったのならば、それはただの”クリーニング”で、メインテナンスとは似て異なるものです。
クリーニングは、歯医者に行き自分が横になっているところに、歯石取りや歯の研磨などをなされるまま、されるものだと思います。つまり、自分ではなく歯科医院サイドが主体となって行うものです。
クリーニングでは一時的な爽快感は得られるものの、自分のお口のリスクや状態などの詳しい情報を知ることができません。

歯のメインテンスとは?

歯のメインテナンスとは、患者さんが主体となり、歯科医院サイドと相互に自分のお口に関する情報を共有し、一緒に考えていくものです。
そこで所謂歯のクリーニングも行うのですが、ただ爽快感を得るための時間ではありません。
基本的に、現在の歯や歯茎の状態を検査し、現状の記録をしっかりと行います。
具体的には、歯周検査、レントゲン14~18枚の撮影、お口の中の写真、唾液検査、視診、詳しい生活習慣や疾患に関する問診を行います。
その結果から虫歯や歯周病などのリスクは存在するかどうか、存在するならば対策や必要であれば治療はどうしていくのかを一緒に考えるのがメインテナンスと言えます。

メインテナンスで得られる一番のメリットは健康の維持

メインテナンスは、お口の健康状態を維持するために行うものです。歯や歯茎が痛くなる前にそのリスクを発見し対策を早いうちから講じるための予防の目的があります。
ここで、対策をとるというのは、何でもかんでも早く治療を行うというわけではありません。治療が本当に必要な歯には治療計画を立てますが、初期虫歯など予防的な対策で経過を見たいものに対しては積極的な治療を行うことはありません。
昔は、歯医者に行くと治療をされてしまうというイメージがあったと思いますが、現在は歯を長く健康に保つためには、やたら治療に入るのではなく、その見極めが重要視されています。
また、経過を見るというのは放置をするということではありません。検査結果から歯茎の奥深くの歯石除去や、歯磨きの改善が出来るまで通ってもらう、、という可能性もあります。
程度によってメインテナンスの期間を短めに設定して経過を見ることもあります。

身体全身と同様に歯のメインテナンスは重要

身体の異常は病気になる前に知りたいですよね。例えば糖尿病になる前に血糖が高いかどうか知って生活習慣の改善を行いたいと思いませんか?
歯も同様に、早めの対策で、虫歯や歯周病を防げると痛い思い、歯を失う悲しい想いをしなくて済みます。
しっかりと信頼できる歯科医院を見つけてメインテナンスに行ってみてください。

この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター野尻真里
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