朝の口の臭いが気になる‼︎改善のための5つの習慣。

2021/03/18
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夜寝る前まではきにしてなかったけど、朝起きてびっくり!お口の臭いがヤバい‼と思ったことはありませんか?
口臭の1番におう時間帯は寝起きだと言われています。
朝の不快な口臭を減らすために、今日は見直してほしい習慣を書いていきます。

①寝る前は歯磨きだけの習慣をやめる

寝る前に歯磨きを行っている人がほとんどだと思うのですが、実は歯磨きでは落とし切れてない汚れがあります。

まず1つ目は、歯と歯の間です。
歯と歯の間に溜まっている菌や汚れは歯磨きだけでは落ちません。
残った菌は、夜間に増殖し、臭いの原因となる物質を出してしまいます。

そして2つ目は、舌の上です。舌の上にも菌はしっかりと付いています。
舌は歯ブラシではなく、舌専用の清掃器具を使って舌の汚れもオフしてから寝てくださいね。


②口を開けて寝る、寝る前に水分はとらない、、お口の中の水分不足習慣をやめる

寝ている間は1番お口の中のヨダレが少なくなります。
ヨダレには抗菌作用や洗い流し作用もあるため、ヨダレが少なくなると口臭も起こりやすいです。

皆さんは朝起きてお口の中がカラカラということはありませんか?
お口を開けて寝る人や、お風呂に入ってから水分摂取をしないまま寝る人、乾燥する季節にエアコンのみ付けて寝る習慣のある人は、口腔乾燥による口臭が朝起こっている可能性があります。

寝る前に水分を摂ったり、お部屋を加湿して、お口が乾燥しないようにしましょう。
また、寝ている間にお口が開いてしまう人は市販の口テープを使用してみるのも良いかもしれません。

③寝る前にお酒を飲む習慣も気を付けるべき

アルコールは、利尿作用があり、体内の水分を減少させます。
また、アルコールを体内で分解する際に多量の水分を使うため、脱水になりやすいです。
体内の水分が少なくなると唾液の分泌も少なくなリます。
少しの晩酌くらいならあまり問題ないのですが、大量の飲酒や、寝る直前の時間帯の飲酒は上記と同じようにお口の中の乾燥を引き起こします。

寝る直前の飲酒は避けて、晩酌の際もこまめにお水を摂取してください。

④夕食の臭いの強い食べ物も注意

これはどの時間帯でも言えることですが、臭いの強い食べ物は口臭に影響してきます。
例えば、生玉葱、葱、セロリ、ニンニクはよく知られています。

歯磨きや舌清掃をしっかり行えば問題ないのですが、乳製品や、クッキーなどの甘いものも適当な歯磨きでは口臭の原因となります。

⑤寝る直前までスマホやパソコンをしない

ベッドに入る直前まで電子機器を触っている習慣がある人、特に長時間の使用をしてからの使用は良くありません。

電子機器を使用していると、うつむきがちの姿勢になってしまうため、唾液腺というヨダレが出てくるところを圧迫してしまうため、ヨダレが少なくなってしまいます。

また、ストレスでもヨダレの分泌は少なくなるため、寝る直前にストレスに感じるような仕事やsnsなどは避けましょう。
そのまま睡眠すると、夜間はヨダレの分泌が少ないためお口の中がより乾燥してしまいます。

寝る前の習慣から改善してみましょう

当てはまる事はありましたか?
今回は、夜間の口臭について簡単に改善できる5点をピックアップしてみました。

まずは、寝る前の習慣を見直してみてくださいね。

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