【1日家事休み】でも困らないためにしておいた方がいいこと
整理収納アドバイザーの吉川晶子です。
終わらない家事や育児…母のやることリストは毎日パンパン!
たまには家事を休みたいよね~と思いつつ過ごしていましたが、1日どころか1週間、家事が出来ない出来事が起こりました!
そんな時でもなんとかなったのは少しづつ続けていたことがあったからこそ。
我が家の母がいなくてもなんとかなったワケをご紹介します。
1日くらいはなんとかなる
家事が1日出来ないくらいでは我が家ではなんとかなります。
もちろん家族の協力は必要。
家事の中でも洗濯は増えるけど後でも出来るので1日分増えるだけだと思えば後でも可能。
食事に関しては前もって置いておくことや今はデリバリーやコンビニなど便利な世の中です。
1日3食もしくは平日なら2食分を用意するのに自分で食べることができる年齢の子どもの場合、苦にはならない状況でした。掃除に関しても1日しないだけで命を取られることは考えにくいのであえてしなくても困らない環境です。
しかし2年前、1日ですまない状況が起こりました。
母の入院!さあどうする?
1年半ほど前ですが私が持病のため1週間入院することに。
正直、1週間家を空けるなんてなかったので心配でした。
しかしよく考えてみると今まで子ども達には家の家事を手伝ってもらうことが沢山あったのです。
我が家はお小遣いを基本渡していません。
家事をすることでその回数分をお小遣いとして渡していたのです。
今は家事代行サービスがあるように、家事をするという立派なお仕事もある時代です。
例えばお風呂掃除1回○○円。という感じで各自家事分担をして手伝ってもらってたので、
『ひょっとしたら出来るかも』と思い家族の協力のもと1週間の入院を決めました。
子どもは親が思うより出来ることが多い
今まで子どもたちがお手伝いをしてこなかったら料理を作ることも掃除をすることもなかっただろうなと思います。
料理に関しては毎日、外食というわけにもいきませんので上の子が作れるものを作ったり、時にはレンチンするものだったり末っ子と一緒に出来るモノを品数が少なくても作ったりしてくれていました。
小さい時から休日に一緒に作ったりしていたことがムダではなかったと思っています。
そんな経験がなければ出来上がったご飯をただ食べるだけで、作れるという発想が持てなかったかもしれません。
今は末っ子も一緒にオウチ時間が増えたこともあって時間をかけてピザを生地から作ったり、一緒にすることで手順や作ることに抵抗がないよう練習がてら一緒に作ったりしています。
末っ子もこの先(近い将来!?)彼女ができることがあれば、家事の出来ない男子よりできる方が彼女も喜んでくれるはず~♪と未来の幸せも想像しながら(笑)家事の出来る男子になって欲しいので食事作りにも参加してもらっています。
洗濯は意外と難しくない
我が家の場合ですが長男は小学校高学年から洗濯ができるようになりました。出来るというか、していたといった方がいいかもしれません。とはいえ洗濯といっても、1.洗いたいモノを洗濯機に入れる 2.洗剤を入れる(入れる場所と洗剤の場所を伝えておく) 3.洗い終わったらハンガーにかけて干す だけです。
アイロンまではしてませんでしたが、当時習い事のユニフォームを毎回ではありませんが自分で洗って干すということをしてもらっていました。自分のモノを大切にしてほしいという思いと夜の練習などで私が仕事と家事の時間のバランスが取れなかったためです。しかしこの時、高学年くらいなら洗濯くらいはできるのだなと思った出来事でした。
オウチ時間が増えたことで子どもにも出来ることを増やす
お仕事をしている母もいれば、専業主婦であってもこの先、私のようにいつ、何が起こるかわからないので母が家事が出来ない日があっても家が回るようにしておくことは必要なのかもと思います。今まで一緒に家事をしたり、お手伝いをしてもらってたことで思わぬ子供の成長を見ることが出来ました。
入院中、最初は心配でしたが途中から拍子抜けして、“母がいなくてもなんとかなるんだな”と少し寂しいやら、安心やら複雑な気持ちでしたが大事を取って1日長めに退院の日を伸ばしたくらいです。
家で子どもにお手伝いをしてもらうのは初め時間や手間もかかりますが、近い将来、親だけでなく子どもにとっても生活をしていく上でプラスになることがあると思うので引き続き、これからは家事のクオリティを上げるべくお手伝いをお願いしていこうと思っています。
この入院で子どもを信じて任せられたことで旦那さんにも感謝でした。
家事を子どもにしてもらうことは、ついつい先回りして親として手を差し伸べてしまいがちですが、子供の試行錯誤して家事をする姿をみると見守ることも大切だなということにも気づけました。
子ども達のお手伝いは最初は適当な掃除をしたりしてましたが、ヤル気がなくならないよう親も辛抱強く見守り、時々アドバイスや一緒にしながらこれからも家事力をつけていきたいと思います。
◆記事を書いたのは…吉川晶子
整理収納アドバイザー。年齢の離れた3児(社会人・大学生・小学生)のアラフィフワーキングママ。住宅販売で働きながら整理で暮らしやすさと快適を知ってもらいたいと講座やお片付け作業も行っています。