元捨てられない私が捨てた、なくてもよかったアイテム7選!
こんにちは! ズボライターの成島柚希です。
世の中には、実にたくさんのものがありますね。特にキッチングッズは便利をしたいが為に様々なものを買いがちです。
けれどもそれは、本当に必要ですか? 他のもので代用出来るのではないですか?捨てたら困るかも…そんな思いでいつまで経っても捨てられないものもあるかもしれません。
今回は、元捨てられない私が思い切って捨てても困らなかった7つのアイテムを紹介します。
楽より長持ちをとった、替えのきくもの
テフロン加工のフライパンって、便利ですよね。つるんとして焦げ付かないし…。そう思って私は長年、ティファールを使い続けていました。
テフロン加工が剥げては買い替え、取っ手が壊れては買い替え…大小のフライパンと鍋のセットなんて、びっくりする位高いのですが、確実に必要なものだからと思っていました。
転機は一年前。マンガで鉄のフライパンを使っているシーンを見てからです。
手入れが大変そうだけれども、長く使えるみたいだし、しっかり熱すれば焦げ付きにくいようです。消費税が上がる前の駆け込みで、購入してみることにしました。
結果は…冒頭の写真のように、チャーハンも軽く作れます。
焦げ付いたって、ガリガリとヘラでこすったって大丈夫なのです。テフロン加工ではありえませんね。手入れといっても使ったらすぐこすり洗いして火にかけて水分を飛ばすだけです。
一年使ってますが、ちょっと錆びてきた? ぐらいで何も文句のないフライパンとなっています。
ズボラな私の家の炊飯器はそれはもう酷いものでした。丸洗いできないので面倒で放置、ほこりがべったり…。内蓋を外して洗うのすら面倒でカピカピ…。
スイッチの切り忘れでご飯はカピカピ、切ったとしてもご飯が入っているのを忘れぐじゃっとしたご飯に変貌。お米をかなり無駄に捨てていました。
ズボラな私ですが土鍋で炊くご飯にあこがれがありました。でも自分に炊けるのか…とりあえず捨てる予定の深フライパンで炊いてみることにしました。すると意外と簡単に炊けました、炊飯器で炊くよりご飯がキレイに見える気がします。
鍋代わりにしていた焦げ付く深フライパンを捨て、ストウブ鍋を買うついでに、ストウブ炊飯鍋を買うことにしました。見た目から入るタイプです。
うちでは沸騰して10分、蒸らして10分で炊きあがりです。つきっきりにならないといけないイメージがありましたが、傍らで夕飯の準備をしているので、ついで家事みたいなものになりました。
急いでいる時は、お米の吸水さえ済ませていれば蒸らし時間を減らしたりしています。
一番いいのは、丸洗い出来て清潔に保てるところです。もう炊飯器には戻れません。
トースターは、炊飯器、レンジに次いで台所には欠かせないものだと思っていました。
我が家のトースターは、パン受け皿に色んなものが積もりに積もって凄く汚く、焼き網は何でも乗せて焼いているので真っ黒く油がこびりついていました。
新しくトースターを買い替えた時に、こまめに掃除しようと決めて使うも、受け皿は取り出すのが面倒、網は外すのが面倒、付属の皿を使わないので揚げ物をカリッと焼こうとすると炎が立ち上り、皿を使ったら使ったで油がこびりついて真っ黒に…。
そんな時、とあるマンガで、揚げ物をしたあとの油切りを魚焼きグリルでやってしまうというコラムを読みました。
そういえばうちは魚が苦手で、魚焼きグリルはほぼ使っていません。これでパンを焼いてもいいのでは? と思い実践。トースターより早く焼きあがるのですぐ焦げてしまいますが、見ていないと焦げるのはトースターも一緒。これを機にトースターとはおさらばすることにしました。
グラタンなんかの深い皿は入りませんが、そうそうグラタンなんてしないのでレンジのグリル機能でも時間はかかりますが事足りてしまいました。トースターにきっちり二つ入るグラタン皿をずっと探していたのですが、もうそんな必要はありません。大きな耐熱皿にドーンと盛ってグリル機能で焼き、ドーンと食卓に出しておのおの取り分けて食べます。
米びつって、なんでもよかったんだなあ
昔実家には、大きな米びつ…というかもう、『米ストッカー』みたいなものがあり、レバーを引くと一合分のお米がざらざらと出てきました。それはもう米びつというより、家具でした。
そんな子供時代を送ってきたので、お米をしまうのは『米びつ』という固定観念が根付いてしまっていました。10kg丸々入る米びつをシンク下に陣取らせ、それが普通だと思い暫く使っていました。
年を取り、お米を計るのにかがむのが腰にくるようになりました。そして何だか虫がわいているようないないような…。
そんな時テレビで、お米を冷蔵庫で保存する主婦の映像が流れました。へえーお米って冷蔵保存していいんだなんて思うのももう固定観念ですよね。早速私はお米を全てジッパーのついた袋に小分けし、野菜室で保存しつつ使用することにしました。
慣れてきてこれはいいかも、と米びつは捨てましたが、毎日のことにいちいちジッパーを開けてお米を計るのが面倒になってきました。野菜室の半分を占拠するのも困りものです。
そこで登場したのが、某ポップコーンショップのガロン缶です。この缶は三つあり、一つはペットフード入れ、一つは家庭菜園用の肥料入れ、そしてこの写真の一つが、予備として眠っていたものでした。
これにお米を入れるとほぼ2.5kg、半月もしないうちに使い切るので虫がわく心配はありません。ぱっとふたを開けてすぐ計量できます。シンクの出窓のところにストウブ炊飯器と共に置いていても邪魔にならない、むしろ見栄えのするものなのも気に入っています。
残りのお米は今まで通り冷蔵庫に入れていますが、かさが減ったので野菜室は十分広さを保っています。
来客用食器なんて一度も使わなかった
昔は誰か来た時の為に、お皿などはセットのものを購入していました。
しかし実家から出て20年は経ちますが、どれもこれも使わない食器だらけです。我が家にはお客様など来ないのです。両親は来ますがうちは犬を飼っているので父がうっとうしがって、食事をするとなると必ず実家ですので食器たちは活躍の場が全くなくなりました。
かなり処分をして、メインで使っているのはシンクに備え付けの引き出し二段分に収まっています。これにより、大きな食器棚の下半分も処分できました。食器棚の上半分はゴミステーションと、書類、レシピ、たまにつかう食器を入れています。
それを外すなんて、ありえない!
母が見たら物凄い怒られそうですが、お風呂のシャンプー棚を外してしまいました。
シャンプーなどのボトルの底がぬめるのが嫌でこれらは持ち込みにしていましたが、手作り石鹸で全てを洗う様になり、持ち込むボトルはなくなりました。
それでも使っていない棚はぬめるのです! 掃除をしてもぬめっていく…というか、外れないこの棚は掃除がかなりしにくく、見えないところはどんな状態になっているのか想像もしたくありません。
ある日とうとうブチ切れて、ドライバーを持ち出しねじを回して棚を完全撤去してしまいました。穴のままはちょっとよろしくないのでねじを戻しましたが、見た目もすっきり掃除はしやすくいい感じです。
排水口のふたも撤去しました。最初は落ちそうなイメージがつきまといましたが、まだそこまでどんくさくはないようです。
以前は髪の毛がつまってふたから水があふれるまでついつい放置していたドロドロの排水口ですが、撤去したことによってお風呂上りに毎回水洗いの掃除をするようになりました。常に平気で排水口に手を突っ込めます。
おわりに
無くても困らなかったもの…つまりそれは固定観念で生活に必要だと思い込んでいたものだったように思います。頭は固くなっていく一方ですが、柔軟な視点で見渡してものと向き合っていくのもいいかもしれません。
この記事を書いたのは・・・成島柚希
高2の息子、2匹の犬のシングルマザー。
諸事情によりパート賃金と、皆様の助け(手当等)をかりて、楽しい底辺生活を送っています。