バッグの中身をリセットしたことで生まれたメリット5選!

2020/12/10
  • ずぼら母ちゃんと高2男子、犬2匹家庭です。レッツ楽しく節約生活!もっと見る>>

手取り15万ずぼらシングルマザー サンキュ!STYLEライターの成島柚希です。

みなさん、バッグは大抵毎日持ち歩いていますよね。そのバッグの中身、入れっぱなしにしていませんか? そして今バッグの中に何が入っているのか、見ないで言えることができますか?

今回は、私がバッグと一対一で向き合ったことで生まれたメリットを5つ紹介します。

きっかけは『こんまりメソッド』 でしたが…

私の片付けの原点は、近藤麻理恵さんの書籍「人生がときめく片付けの魔法」だったように思います。

ですが、あのしっとり清楚な『こんまりさん』と、ずぼらでだらしない『ナルシマユズキ』とでは天と地の差があり、私には『ときめくかときめかないか』ということだけが残り、片付けはなかなかこんまりさんのようにはいきませんでした。

その書籍の中で紹介されていた一例に『バッグの中身は毎日出して所定の位置へ』というものがありました。当時の私は「そーんな面倒くさいことを」と流し読みしてしまいました。のちにその教えが必要になるのは5年程経ってからです。

転機は一つのバッグ

冒頭のバッグは、私の一番のお気に入りです。ところがある日、使いすぎてショルダー紐をつける部分が破れて取れてしまいました。

お気に入りだったので、そのままバッグインバッグとして使っていたのですが、他のバッグにしまわれているお気に入りのバッグは、使っているとは言えず、少し悲しい思いをしていました。

やっぱりこのバッグは一軍で使いたい! と手芸店で新しい革のショルダー紐を買い、大嫌いなお裁縫で頑張って取り付けて見事、また一軍復活です!

その頃になってくると部屋の片づけもどんどん進むようになってきました。当時の悩みは、リビングの椅子にバッグも上着もかけてしまうことでした。

見た目もよくないし、専用にしまう場所がないからこうなるんだなと、色々試行錯誤して、しまう場所を確保しました。

そこで私は、何故あの時バッグの紐が取れてしまったのかを思い知る事になるのです。

バッグをしまう場所が私に教えてくれたこと

リビングのクローゼットには、洋服がかけられるようになっていましたが、我が家では収納ケースを積み上げて、物が下げられないようになっていました。

この収納ケースの中身を片付けて移動させ、毎日着る職場の制服と、外出時のコートをかけ、そしてショルダーバッグもそこにかけました。お出かけするときの導線がとても便利になりました。

しかし、片付いて上機嫌な私の目の前で揺れるバッグ…私は大変なものを見てしまいました。

中身が入っているバッグは、ショルダー紐が中の重さの分だけひっぱられ、紐をつけている部分が悲鳴を上げているのです! 椅子にかけている時は目線がそこまで行かずに気づきませんでした。

そこで気づいたのです、こんまりさんが言っているのは、片付けとか収納とかもそうですが、バッグをいつまでも大事に使えるようにすること、なのではないかと…・

バッグの中身を全部出して、それぞれの場所を決めようとしましたがこれがまた難しい…。私のバッグの中身は、家計簿兼日記手帳、ペン、お財布、スマホ、鍵、ハンカチ、時により通帳ケース、保険証類です。

私は今までの普段の導線を考えてみることにしました。

玄関の鍵を開けて帰宅しバッグをクローゼットにかける、鍵をテーブルに置いて、翌日鍵を探し回る…。鍵はバッグのポケットか、職場の制服のポケットのどちらかに入れておくことにしました。

一息ついて日記を書こうとバッグから手帳を出し、日記を書く。日によっては様々なペンを持ち出していることがあるので、ペンを探してバッグから出す。そして家計簿をつけようとまた立ち上がりバッグに財布を取りに行く。今日は通帳ケースはバッグにない…どこおいたっけ、あれ? 計算機は…?

もう全部カゴに入れました。名付けて手帳セットです。

今までこんなに何度も立ち上がっているとは気づきもしませんでした。なんて効率の悪い…。

おわりに

帰宅してバッグの中身を全部出すようになってからというもの

バッグが痛みにくくなった
何を出し入れしたか把握しているので物を探さない
物の定位置を見直すことで部屋が片付いてきた
導線を考えるようになり効率がよくなった
ハンカチの洗濯し忘れがなくなった

などのメリットが生まれました。

あんなにバッグの中身を出して片付けるのを面倒くさがっていたのに、今はもうバッグから物を出さないと落ち着きません。

愛すべきバッグの為にも、中身を全部出してみませんか?

この記事を書いたのは・・・成島柚希
高2の息子、2匹の犬のシングルマザー。
諸事情によりパート賃金と、皆様の助け(手当等)をかりて、楽しい底辺生活を送っています。

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