【片付けを通じて娘から学んだ大切な事。】

2022/11/25
  • シンプルなインテリアが好きな3人の子ども達のママ。家族皆が過ごしやすいお家づくりを目指しています。もっと見る>>

こんにちは。
整理収納、片付け、暮らしを見直し整える事で、ご機嫌な毎日を目指しているサンキュ!STYLEライターのmihoです。

今回は、小学6年生の長女との片付けを通じて、私が学んだ大切な事についてお話したいと思います。

【物は好き、だけど手放せなかった長女に起きた変化】

長女は好奇心旺盛で、流行りの文具、雑貨、アニメグッズなどが大好き。
家族の中でも一番、片付けや物を減らすのが苦手なタイプです。

気づいたらもう使っていないもの、飽きてしまったものに対しても、「手放す」という選択には抵抗があるようで、長女の部屋の物の整理に関しては、これまでも苦労してきました。。

先日、久しぶりに「一緒に片付けをしよう!」と私の方から提案してみたところ、本人も増えすぎた物に対して困っていた様子で、珍しく前向きな姿勢で一緒に片付けを始めました。

ただ、片付けを始める前に一言、「今の自分に必要、大切な物だけ選んで残していこうね」と伝えました。

そうして出てきたのは、今では、全く身に着ける事もなくなった、長女が幼いころに集めたオモチャのネックレス。
他にも、キャラクター文具やファンシー雑貨など、幼いころから集めたものがたくさん。
一つ一つ手に取って、「いる」「いらない」の判断は全て長女に任せてみました。

すると意外にも、これまでとは違い、「今の自分の年齢に合った物ではない」と判断し、ほとんどの物を「手放す」という決断をしたのです。
正直、また手放せずにたくさん「残す」という選択をすると、勝手に想像していた私は本当に驚きました。

また、状態の良いものや未使用の物は、可愛がっている低学年のお友達が喜びそうだと、丁寧にラッピングして渡す準備をし、その姿がとてもお姉さんらしく成長を感じました。

【長女が手放さなかったもの】

今回、たくさんの物を手放した長女ですが、結局何を残したかというと、そのほとんどが、「思い出」にまつわる物でした。

実は少し前に、私の父が他界し、その父が長女に買ってくれたもの、一緒に出掛けた際に選んでくれたものを残したそうです。
その物だけを見れば、もうきっと今の長女の年齢では、使うものでは無いかもしれないし、おじいちゃんとの思い出がそこに無ければ手放していたものだろうと思います。

「これ、まだ使うの?」という私の問いかけに対し、「これは、じいちゃんと出かけた時買ってもらったから、持っておきたい。」
その言葉を聞いて、自然と涙があふれてしまいました。
ちゃんと成長してくれてるんだな、そう感じた瞬間でした。

何より、自分で考えて自分の基準で残すものを決めた事がすごいなと思ったんです。

おわりに。。

今回、6年生の長女との片付けを通して、彼女の成長をたくさん感じる事ができました。

「片付けられない」「手放せない」と娘に対して、これまで私が勝手に決めつけていた事も、成長と共にその時が来れば「手放す」という選択を自分自身で出来るようになると教えてもらった気がします。

そして改めて、「思い出」に関する物を手放すのは本当に難しいということ。
だけど、それを心が追い付いていないのに、無理に手放す必要も無いということにも気づきました。

「使える、使えない」「使っている、いない」「必要、不必要」そんな基準で、これまで片付けをしていた自分に改めて問いかけるきっかけとなった、大切な時間になりました。

この記事を書いたのは・・・miho

夫と三人の子ども達と暮らす元片付け嫌いな主婦。
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