東日本大震災から10年。阪神・淡路大震災から約26年。

2021/03/11
  • ただ「節約が好き!」というだけで1000万円貯めた専業主婦です。趣味はお片づけ!5歳の子のママ。もっと見る>>

8年間で1000万円貯金を達成した、サンキュSTYLEライターのなべあつこです。現在54㎡の2LKの社宅で、家族3人で小さくシンプルに暮らしています。

今日は、あの日から10年、想いをつづります。

10年前の3.11

転勤族ですが、東日本大震災のあった日は、関西で暮らしていました。当時は塞ぎがちで自分探しに奔走中。春だし、なにか新しいことを始めよう!そう思い立って楽器屋さんに行き、可愛らしいウクレレと楽譜を購入して帰宅しました。美しいフォルム、新しい音色にうっとりとして、ウクレレに夢中でした。時刻は15時すぎ。友人から、「大きな地震があったね」とメールが来て、慌ててテレビをつけました。春めいていた気持ちは一転してしまいました。あの時に観た、テレビの映像が今でも忘れられません。

よみがえってきた阪神・淡路大震災の記憶

私が学生の頃、阪神・淡路大震災にありました。当時も関西に住んでいました。明け方、地震の大きな揺れで目覚め、ジェットコースターに乗っているかのような激しい揺れの中で、これは現実なのか?をすぐには理解することができませんでした。これまでの長い人生の中で、震度5を何度か経験していますが、阪神・淡路大震災が1番大きく揺れ、とても不気味だったことを覚えています。その時に初めて地震の恐ろしさを知りました。だけど、年月が経ち少し忘れかけていたんです。3.11の日、そのことにようやく気がつきました。

人は記憶を消しながら生きていく生き物だそうです。すべてのことを忘れずに沢山の悲しみや辛さを抱えていたら、苦しくてとても生きてはいけないから。だから、私の中の地震の記憶は、ただ「恐ろしい」という感情くらい。そして、なにかのきっかけに思い出す、その繰り返しです。

忘れたくない

これまで生きてきた人生の中で、大きな震災が二度あって、台風や、大洪水は何度も...。そして、また東南海地震が迫ってきています。私にできることは、大震災を知らない娘にしっかりと伝えていくこと、日頃から備えること、感謝を忘れないこと、今も尚、避難を余儀なくされている方達がいることも忘れないように生きていかなければなりません。

少しでも備えたい

去年、九州に近づいた台風10号を覚えていますか?転勤族で九州に越してきた我が家にとって、初めて経験することでした。だけど、「何も動けなかった...」。何を準備すればよいのか全く分からなかったんです。日頃からの想像力不足、準備不足を痛感した出来事でした。お水、即席麺、ビニールシート、養生テープは、あっという間に売り切れていて、購入することができませんでした。

我が家の備蓄
これでもまだ足りていないと感じています。

冷蔵庫の場所をズラして、スペースを確保
ミニマリスト思考が強い我が家ですが、備蓄には充分なスペースを確保するようにしています。ほかにも、防災頭巾やヘルメットを玄関に置いてあります。

最後に

どれだけ頑張って生きていても、一瞬の出来事ですべてを失ってしまう事があるかもしれません。いつかはすべてを失ってしまうのだとしても、前向きに今日という日をただ一生懸命に生きてみる!今日がどれだけ最悪な日だったとしても、明日を変えたい!と強く願えば、変えていけるのだと信じています。私は、大切にしたいものを見つけることができました。沢山の方に手を差し伸べてもらいました。人は、不思議と頑張って生きている人を応援したくなるものです。今、10年前には全く想像できなかった人生を歩んでいます。だから、人生はおもしろい、素晴らしいんだ!と、心から思います。

まずはやってみよう!
ダメなら、また何か始めればいいのだから。

この記事を書いたのは.....主婦ライター_なべあつこです。
ただ「節約と貯金が好き!」というだけで、1000万円貯めた普通の主婦です。Instagramでは、節約と貯金、お片付けのこと。ブログでは、お得な情報や日々のことを綴っております。

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