「子どもが片づけてくれない!」親がやってしまいがちなNG行動3選
こんにちは!8歳・6歳・0歳3兄弟のママで整理収納アドバイザー、時間術×手帳術コーチとして活動しておりますサンキュ!STYLEライターのKumiです。
毎日散らかり放題のおもちゃ、何度言っても片づけてくれないとモヤモヤ・イライラしちゃいますよね。しかし、実は、子どもが片づけられるようにするには、まずは親が知ってやっておきたいことがあるんです。どうやったら子どもが片づけられるようになるんだろう?そんなお悩みをお持ちの方のために、ついやってしまいがちな親のNG行動を3つご紹介します。もし当てはまるモノがあったら、今日からこの行動を変えてみてくださいね。
1.「片づけなさい!」と言うけれど、「片づけ」の意味を教えていない
子どもたちに「片づけなさい!」と言っても片づけてくれない時に注意したいのが、子どもが「片づけ」の本当の意味を知っているかどうか。ただ「片づけなさい!」と叱る前に、まずは言っている親が「片づけ」の意味を知って子どもに教えてあげることが必要です。
よく、「片づけて」というと、床にあるおもちゃをソファやテーブルや棚の上にポイっと置くお子さんも見かけます。これは、「片づけ」とは目の前から移動して床をキレイにすること、だと思っている可能性も。我が家も整理収納に出会うまでは、この本当の意味を子どもたちに伝えることなくただ「片づけなさい」と言っていたのですが、今考えるとできなくて当たり前だったなと感じています。
「片づける」とは元の場所(モノの住所)に戻すこと、ここをまずは子どもに教えてあげましょう。
2.モノの定位置を作ってあげていない
片づけの意味を知って、片づけをしょうとしても、「モノの定位置(住所)」がなければ片づけることはできないですよね。「子どもが片づけてくれない」とお悩みのご家庭は、ここが抜けていることもよくあります。
お子さんが自分で片づけができるように、1つ1つのモノに対して戻す場所をお子さんと一緒に考えて作ってみましょう。
3.すぐ「捨てるよ!」と言ってしまう
「何度言っても片づけてくれない」そんな時につい「じゃあ、捨てるよ!」と言ってしまっていませんか?捨てられたくないという思いから行動に繋がるお子さんもいるかもしれませんが、言っている方も言われている方もお互い気持ちよくないですよね。自分の大切にしているモノを捨てるなんて!とお子さんとの信頼関係においてもマイナスになっていまいます。子どもは、ネガティブな声かけをするよりも、ポジティブな声かけの方が進んで行動すると言われています。「片づけたらおやつにしようね」や「片づけ競争よーい、ドン!」など楽しく片づけに取り組める声かけを心がけてみましょう。
片づく仕組みと声かけで子どもも片づけられるようになる
歯磨きと一緒で最初は大変ですが、やり方を教えて習慣化してしまえば声をかけるだけで子どもは自分でできるようになっていきます。「何度言ってもやってくれない」と諦める前に、叱る前に、まずは親ができることを整えているかなとお家の中や日々の声かけをチェックしてみてくださいね。
◆この記事を書いたのは・・・Kumi
ママ整理収納アドバイザー。子育てママがイライラを手放して時間と心の余裕を作り、自分らしく笑顔で楽しむ暮らしを提案しています。