【片付けのプロ直伝】子どもが自分で片付けられるようになるために親が意識するポイント3つ

2022/01/29
  • 収納より整理に特化した片づけを推奨している整理収納アドバイザーです。男の子2人のママ。もっと見る>>

収納より整理に特化した片づけを推奨しているサンキュ!STYLEライターで整理収納アドバイザーの高桐久恵です。

新年が明けたと思ったらもう新学期のスタート。
まだまだコロナ禍の中で子ども達は一生懸命に学校生活を送っていますね。
春にはあっという間に進学、あるいは入園や入学をひかえているお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか?

新しい環境にすぐに馴染めるのか不安な親御さんも多いかと思いますが、子ども達がスムーズに生活できるような環境をつくってあげるのは親の役目。

しかし何でもかんでも親がやってあげては子どもの自主性が育ちません。

では子どもがすすんで身支度や学習ができるような環境にするためにはどうしたらいいのでしょうか?

ここでは親として意識しておきたい3つの収納のポイントをお伝えします。

1.よく使うものはワンアクション収納にする。

身の回りのモノには毎日使うものや、週に1回使うもの、年に数回しか使わないものなど使用頻度があります。
毎日使うものはなるべく引き出しなどにしまわずに、ワンアクションといって1回の動作でモノが取れるようにするのがオススメ。

逆に毎日使わないものは収納の中にしまうようにして、使用頻度を意識した収納を心がけましょう。

2.一目で何があるのか分かる収納にする。

細かいものを入れる場合は必ず仕切りをしましょう。
仕切りが元々ついている収納グッズを使うのも手です。
一目で何があるか分かるということは、取り出しやすく仕舞いやすいということです。

出したら戻すという片付けのルーティンを癖づけることも出来るので、是非活用してみて下さいね。

3.ラベリングで探さない工夫を。

ある程度、モノの居場所が決まったらラベリングをしてみましょう。
ラベリングをすることにより「ママ、あれどこ?」がなくなります。
ラベリングをする際の名称は子どもに決めさせること。
親子で一緒に考えることで、楽しんで仕組み作りができること間違いなしです。

子どもを信じる。待つことも必要。

子どもの成長は親としての喜び。
しかし、世間体を気にしたり周りの子と比べてしまったりして「なんでウチの子はできないの!!」と嘆く親御さんも多いかと思います。
やる気になるタイミングやモチベーションは人それぞれ。
我が子を信じて待つことも大事なことだと思います。
すぐに結果を求めず、その時を待つ。親の背中を見せることも大事です。
親子のコミュニケーションの一つとして是非、仕組み作りをしてみて下さいね。

♦︎記事を書いたのは…高桐久恵
整理収納アドバイザーで男の子2人のママ。
お片付けで新しい自分に出会うお手伝いを。をモットーに活動中!
面倒くさがり屋ならではの考え方や収納術をお伝えします。

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