片付けのプロ直伝!何度言っても片付けてくれない家族を変える3つのヒント
収納より整理に特化した片づけを推奨しているサンキュ!STYLEライターで整理収納アドバイザーの高桐久恵です。
どんなに片付けの仕組みをつくっても家族が全く協力してくれない。
そんなお悩みはありませんか?
子どもが何度言ってもランドセルを定位置に置いてくれない。
夫は帰ってきたら着たものをソファに掛けっぱなし。
収納の家具や置く場所も工夫したのに戻してくれない。
何をやっても無理なんじゃないか…そう思って諦めてしまった方も多いのでは?
【他人と未来は変えられない】なんていう言葉もあるように、人はそう簡単に変わってはくれません。
でも諦めないで下さい。こちらの努力次第で変わってくれることもあるんです。
今回はそんなお悩みのヒントをお伝えしたいと思います。
人が変わるためには〇〇が必要。
人が変わる時とはどんな時でしょうか?
それは『心が動いたとき』です。
心が動くきっかけやシチュエーションは人それぞれですが、家族であればどうしたら心が動くのか観察すると分かるかもしれないですね。
①まずは自分。自分の影響力をアップさせる
やはり変わって欲しいと思うならば、まずは自分がルールを守る必要があります。
出したら戻す。
ちょい置きはその日のうちに元の場所へ戻す。
自分が変わると不思議とまわりの家族も影響されて、いつの間にか家族に変化が起こったというケースもあります。
②片付けるメリットをうまく伝えて気付かせる。
家族が協力的でないのは必ず理由があります。
人はメリットを感じないと行動できない生き物。
そのため、片付ける意味を分かるように伝える必要があります。
なぜ片付けなくてはいけないのか?
何のために片付けるのか?
子どもは特にその理由が分かっていないことがほとんどです。
例えば探し物をしているタイミングで片付けの必要性を伝えたり、片付けたことで節約できた金額を提示したり、清潔で気持ちがいいということを声に出して言ってみたりして下さい。
時間はかかりますが、あえて伝えることで少しずつ変化が起こるはずです。
③優しい言葉掛けを心がける。
誰しも高圧的に上から目線で「片付けて」と言われることは、気持ちがいいことではありません。
「〇〇して」という言い方ではなく、「私は〇〇してくれると嬉しい」という言い方に変えてお願いすると聞く耳をもってくれるはずです。
出来ていないことにばかり目を向けず、やってくれた事やできた事を褒めましょう。
言葉やあなたの態度次第で家族のやる気もアップします。
人が変わるまでには半年かかる。
これまで家族が変わってくれる3つのヒントをお伝えしました。
自分を変えるより人を変えるのは難しく、最短でも半年はかかると言われています。
ですが、ぜひ諦めず家族みんなが居心地の良い暮らしをしていくためのステップとしてチャレンジしてみて下さいね。
♦︎記事を書いたのは…高桐久恵
整理収納アドバイザーで男の子2人のママ。
お片付けで新しい自分に出会うお手伝いを。をモットーに活動中!
面倒くさがり屋ならではの考え方や収納術をお伝えします。