お片付けのプロは見た!片付けられない人ほど捨てたほうがいいこだわり5つ
収納より整理に特化した片づけを推奨しているサンキュ!STYLEライターで整理収納アドバイザーの高桐久恵です。
片付けの現場では色んなお客様のタイプの方々と出会いますが、片付けが苦手だとおっしゃる方にはご自分のマイルールのようなこだわりをお持ちの方が多いことに気がつきました。
そのこだわりにはいくつかの共通点が。
もしかすると、そのこだわりのために片付けが進まないという事態になっているかもしれません。
今回は、そんなこだわりの共通点を5つをご紹介します。
こだわり1.レシートをためて家計簿をつけなくてはいけない。
片付けをしているとあちこちから出てくるレシート。
どうされるかお聞きすると、家計簿をつけるからとっておきたい。とおっしゃられます。
レシートは毎日増えていくもの。
できるだけ早めに処理しないと、あっという間にすごい量になってしまいます。
実際に毎月家計簿をつけているのか聞くと、ただためているだけという方も多いのです。
紙類は何のためにとっておくのか?その目的を明確にすることが重要です。
今はスマホで写真を撮るだけの家計簿アプリもありますので、なるべく時間をかけずに早めに処理できるやり方を探してみましょう。
こだわり2.ゴミを外に出すまでの過程が何工程もある。
牛乳パックは洗って乾かしてハサミでカットしてから資源回収に出す。
空き缶は洗ってつぶしてから段ボールにある程度ためて、お酒屋さんにひきとってもらう。
など外に出すまでの工程がいくつもあると、面倒くさくなって後回しになってしまうもの。
散らかっているお家には、このような各家庭でのマイルールが多いような気がします。
できるだけゴミは家の中での滞在時間を短くするように意識してみましょう。
こだわり3.取扱説明書や薬の明細などは絶対捨ててはいけない。
薬の明細書、収納家具に付いていた予備のネジ、取扱説明書など捨ててはいけないものと思っている方が案外多いです。
家電などはネットで調べることもできますし、薬も飲み終わったものは明細は必要ありません。
今一度、本当にとっておくべきなのか考えることも大事です。
こだわり4.ビニール袋や紙袋は何かに使えるから全部とっておく。
レジ袋が有料になってからは特にですが、ビニール袋や紙袋を全てとっておく方が増えたように感じます。
もちろん私もすぐに捨てたりはしませんが、よく使うのですぐになくなってしまいます。
お客様の中には、そんなに使わないけどとりあえず…という方がとっても多いです。
そんな時は10枚まで!などと枚数を決めて残すようにしましょう。
こだわり5.収納スペースの中は必ずカゴを用意しなければいけない。
片付けられない方に多いのがこれ!
片付け=収納グッズと思い込んでいる方はとても多いです。
例えば細かいものなどはカゴなどにまとめた方が取りやすいので利用することをオススメしますが、カゴなどを使わず棚に直置きすることで、管理しやすくなる場合もあります。
必ずしもカゴを使わなければいけない訳ではありません。
収納グッズも一つのものです。
むやみやたらに増やさないように心がけましょう。
♦︎記事を書いたのは…高桐久恵
整理収納アドバイザーで男の子2人のママ。
お片付けで新しい自分に出会うお手伝いを。をモットーに活動中!
面倒くさがり屋ならではの考え方や収納術をお伝えします。