動かすだけ!今すぐできる「自然と片づく」仕組みづくり3選
こんにちは!整理収納アドバイザーの山田なみです。「普通の家で普通の暮らし、誰でもできる収納のこと」をテーマにお伝えしています。
皆さんはお家の中で、片づけても片づけても散らかる場所ってありませんか?かつての我が家には、必ず物が山積みになっている場所がいくつかありました。
どうしていつも散らかってしまうのか?面倒くさがりの自分のせい?
整理収納を学んで知ったこと、実はそれ、場所が悪かったのです。場所を変えただけで、我が家では自然とその場所が片づくようになりました。
今回は私が実践して効果があった、動かすだけで自然と片づく!?かもしれないコツ3選をお伝えします。今すぐできるので、お悩みの方はぜひ試してみて下さい!
テーブルを壁につけない
以前の私は、ダイニングテーブルは基本的に壁に接して置くものだと思い込んでいました。でもそうすると、だんだん壁際につい置いた雑誌や小物が積まれてくるんですよね。
なんと原因は、テーブルが壁に接しているせいでした。物を積んでも落ちない安心感が、自然と物をそこに置かせていたのです。
今は必ずダイニングテーブルを壁から離すようにしています。もちろんテーブルの上に物が積まれることはありません。さらに四辺に座るようにすると、安心スペースがなくなるので効果的です。
散らかり家具を動線からはずす
帰ってきてつい書類を置いてしまう。ついコートを置いてしまう。気づけば物で溢れている棚やソファはありませんか?
我が家ではリビング入り口に置いていた棚の上がそうでした。でもつい置きしてしまうのは当然なんですよね。よく通る場所に、置きやすい場所があれば置いてしまうのが人というものです。
よく動線を考えた収納とはいいますが、散らからないためにはむしろ、動線からはずす収納が大切だと思います。
我が家の棚はリビングの奥に移動しました。これでもう、通りがかりのつい置きはありません。場所が変えにくいときは、向きを変えたり、散らかり家具の手前に、つい置いてしまう物の本来の収納場所を作るのもよいと思います。
しまう場所で使う
最後に動かすのは家具ではなく自分です。
せっかく片づけた部屋がすぐ散らかるのはなぜか。それは使ったものを元の場所に戻せないからではないでしょうか。
特に収納場所から使う場所まで距離がある場合、使うために持ってくるのはまだしも、用が済んだ後に持って移動し、収納しなければなりません。この「持って移動する」という事が、収納のハードルをグッと高くしているのです。
いっそのこと、しまってある場所の目の前で使うのはどうでしょう。使った後にすぐしまえます。例えば我が家では、アイロンがけのスペースが、ダイニングテーブルから、アイロンが収納されているテレビ前に移動しました。
収納の少ないお家では、思った場所に収納場所を作るのが難しいことも多々あります。でも、ここに収納しなければならないという先入観を捨てて「しまう」と「使う」を両立できる場所を探してみると、意外と見つかるかもしれません。
さいごに
いかがでしたか?なかなか全てのお家に当てはまるものではないかと思いますが、少しでも皆さんのお片づけのヒントになれば幸いです。
●この記事を書いたのは・・・山田なみ
整理収納アドバイザー。年子姉妹のママで賃貸暮らし転勤族。普通の家で普通の暮らしを、合理的で効率的に。