【狭くても大丈夫!】ファイルボックスでできる防災備蓄
こんにちは!整理収納アドバイザーの山田なみです。「普通の家で普通の暮らし、誰でもできる収納のこと」をテーマにお伝えしています。
今週は防災週間ですね。新型コロナの影響もあり、最近は自宅避難が注目されています。SNSでも色々な防災備蓄が紹介されていますが、皆が使っている定番の頑丈収納ボックス、あんな大きいものを置くスペースはうちにはない…とお悩みの方もいるのでは?
今回はファイルボックス2つでできる、我が家の防災備蓄を紹介します。
まずはどんな災害に備えるかを具体的にイメージする
そもそもどんなものを揃えたらいいのでしょう?備蓄リストはネットで色々見ることができますが、必要なものは人それぞれ。マンションなのか戸建てなのか、また災害の種類や家族構成でも変わってきます。
我が家は4人家族、そしてマンション上階住まいです。水害の心配はありませんが、近隣では台風で1週間停電したことも。それから横長リビングで南側が全面ガラス戸のため、強風の時はいつも割れないか心配しています。
そのため以下の2点に重点を置いて用意をしています。
・1週間程度の停電と断水
・強風によるガラス破損
非常用トイレはパーツごとに揃えるとコンパクトに
ファイルボックス1つ目は非常用トイレです。去年の台風でも話題になりましたが、特にマンション住まいならば必ず用意しておきたいところ。
写真は15cmのファイルボックスハーフ。中には市販の非常用トイレセットと同じように、凝固剤・ゴミ袋・オムツ用消臭袋が50回分が入っています。これならどこでも置くスペースが見つかるのではないでしょうか?
我が家では元々あった20回分の市販セットと合わせてトイレの収納棚に。ここならばいざという時もすぐ使えます。
非常食は調理できる仕組みでカバー
ファイルボックス2つ目は非常食です。非常食は賞味期限の管理も大変だし、何よりかさ張りますよね。収納スペースがない場合、十分な数を揃えるのは難しいのではないでしょうか。
そこで代わりに、ガスコンロと炊飯袋、それに湯煎のできる調理用ポリ袋を用意しています。
ガスコンロは普段から使っているので、防災備蓄としてはガスのストックを。炊飯袋と調理用ポリ袋は、鍋が洗えない断水時でも気にせず調理が可能なので、普段の食品ストックを活かすことができます。
もちろん袋なので、収納スペースもファイルボックスに十分収まります。我が家では余ったスペースに、給水タンクや窓ガラス破損時に備えたビニールシート等も一緒に入れ、キッチンの吊り戸棚に収納しています。
さいごに
いかがでしたか?これ以外でも、水や紙類はローリングストックを多めにするなど、お家のスペースに合わせて工夫してみると、いざという時に安心ですね。
● この記事を書いたのは・・・山田なみ
整理収納アドバイザー。年子姉妹のママで賃貸暮らし転勤族。普通の家で普通の暮らしを、合理的で効率的に。