覚えておきたい!旬の「桃」の上手な保存方法
野菜ソムリエプロで管理栄養士のサンキュ!STYLEライター小島香住です。
夏が旬の桃は、傷みやすく日持ちがしないフルーツ。
少しでもおいしい状態で保存しておきたいですよね。
今回は、上手な保存方法をご紹介します。
冷やさず常温保存がおすすめ
フルーツは冷蔵庫で冷やして保存するものが多いですが、桃は非常にデリケート。
冷気にとても弱く、長時間冷気にあたると甘さが抜けてしまいます。
そのため桃は、常温保存がおすすめ。
さらに皮が薄く水分も抜けやすいので、しっかり保護してあげることも大切です。
上手な桃の保存方法
(1) 1玉ずつやさしくキッチンペーパーで包む。
(2) ポリ袋に入れて、口をしばる。
(3) 買ってきた時のフルーツキャップに入れる。
(4) 直射日光やエアコンの冷気が当たらない室内で保存する。
食べる1〜2時間前に冷蔵庫へ
常温保存が適しているとは言っても、暑い時期にはちゃんと冷えた桃を食べたいですよね。
食べる1〜2時間前に、保存していた状態のまま冷蔵庫へ入れて冷やすのがおすすめです。
2時間以上冷やすと、低温障害で甘みが抜けはじめてしまうのでご注意くださいね。
夏のフルーツ「桃」をおいしく楽しもう
取り扱いに注意していても、上手に保存できていなかったというかたは、もしかしたら保存場所に原因があったかもしれません。
贈答品としても選ばれる桃は、ちょっといい日に食べたいフルーツでもありますよね。
だからこそ、おいしい状態で保存して旬の桃を楽しみましょう。
◇記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ) 野菜ソムリエプロ・管理栄養士
【野菜はもっと簡単にずっとおいしくなる】〜ちょっと知っているだけで野菜果物はおいしく楽しめる〜
食品メーカーでの営業・商品企画開発・メニュー開発などに従事したのち独立。法人向けのレシピ開発を行うほか、WEBサイトやSNSで野菜・果物の情報を発信。セミナー講師としても活動している。3歳男の子のママ。