覚えておきたい!旬の「桃」の上手な保存方法

2023/07/11
  • 野菜ソムリエプロ・管理栄養士・1児のママ。野菜・果物の「選び方」「保存方法」「簡単レシピ」をご紹介。 もっと見る>>

野菜ソムリエプロで管理栄養士のサンキュ!STYLEライター小島香住です。

夏が旬の桃は、傷みやすく日持ちがしないフルーツ。
少しでもおいしい状態で保存しておきたいですよね。

今回は、上手な保存方法をご紹介します。

冷やさず常温保存がおすすめ

フルーツは冷蔵庫で冷やして保存するものが多いですが、桃は非常にデリケート。
冷気にとても弱く、長時間冷気にあたると甘さが抜けてしまいます。

そのため桃は、常温保存がおすすめ。

さらに皮が薄く水分も抜けやすいので、しっかり保護してあげることも大切です。

上手な桃の保存方法

(1) 1玉ずつやさしくキッチンペーパーで包む。

(2) ポリ袋に入れて、口をしばる。

(3) 買ってきた時のフルーツキャップに入れる。

(4) 直射日光やエアコンの冷気が当たらない室内で保存する。

食べる1〜2時間前に冷蔵庫へ

常温保存が適しているとは言っても、暑い時期にはちゃんと冷えた桃を食べたいですよね。

食べる1〜2時間前に、保存していた状態のまま冷蔵庫へ入れて冷やすのがおすすめです。

2時間以上冷やすと、低温障害で甘みが抜けはじめてしまうのでご注意くださいね。

夏のフルーツ「桃」をおいしく楽しもう

取り扱いに注意していても、上手に保存できていなかったというかたは、もしかしたら保存場所に原因があったかもしれません。

贈答品としても選ばれる桃は、ちょっといい日に食べたいフルーツでもありますよね。

だからこそ、おいしい状態で保存して旬の桃を楽しみましょう。


◇記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ) 野菜ソムリエプロ・管理栄養士
【野菜はもっと簡単にずっとおいしくなる】〜ちょっと知っているだけで野菜果物はおいしく楽しめる〜
食品メーカーでの営業・商品企画開発・メニュー開発などに従事したのち独立。法人向けのレシピ開発を行うほか、WEBサイトやSNSで野菜・果物の情報を発信。セミナー講師としても活動している。3歳男の子のママ。

計算中