汚部屋にならない家はここが違った!収納を見直すタイミング4選

2021/01/15
  • 大好きなおうちで家族と快適に過ごす方法を日々模索する整理収納アドバイザー。小学5年生と1年生の母。 もっと見る>>

元片付けられない女、サンキュ!STYLEライターのたけうちゆうこです。

片付けが苦手だったので、整理収納について勉強し整理収納アドバイザーの資格を取得しました。お片付けの資格を取ってからは、定期的に収納の中を見て整理したり、収納方法を見直すようになり、自分も家族も快適に過ごせるようになりました。

それまではモノを収納の中に適当に押し込み、何をどれくらい持っているのかも把握できておらず、家族にも片付けてもらえず。いつも探し物ばかりして、似たようなモノを購入して、時間やお金を無駄にしてきました。

お片付けにはやるべきタイミングがあります。
タイミングを守ることで汚部屋になることは回避できますよ。

1、ライフスタイルが変化した時

人生100年時代。長い人生にはライフスタイルの変化がいくつもありますね。
結婚、妊娠、出産、子供の入学卒業、引越し、転勤、自分の職場復帰、親の介護などなど。ライフスタイルの変化と共に持ち物の見直し、収納スペースも変化することが必要です。その中でいくつか例に出して説明していきます。

妊娠、出産、子育て

妊娠中、そして子供が赤ちゃん時代は何かといろいろな人のお世話になることも。
そんな時にどこに何があるのかを周囲の人と共有できていると安心ですよね。
また赤ちゃんが小さいうちは床ではいはいをしたり、好奇心いっぱいに動き回るので少しでも掃除しやすい環境が望ましいです。片付いた状態であれば、赤ちゃんの誤飲のリスクも軽減します。
わたし自身、妊娠中や子供が小さいうちは片付けが苦手で苦労したので、あの時片付けができたら良かったなと後悔しています。

子供の成長

子供の成長はめまぐるしいです。
成長と共に洋服のサイズが変化します。そして、赤ちゃん時代に必要だったベビーグッズも数年で必要ではなくなります。衣類の収納の見直しは衣替えの時期、半年に一度ぐらいのペースでできると理想的です。
また幼稚園に入ると自分のことは自分でできるようになってくるので、お子様に合わせた収納スペースを確保し、仕組みを整えることが必要です。
小学生になれば、自分の学習教材の管理、洋服や身の回りのモノの管理など任せられるような収納の仕組みにしてみることをおすすめします。
また我が子はまだ小学生と幼稚園児ですが、中学生ぐらいになれば個室も必要になってくるでしょう。

引越し

引っ越す時は持ち物を見直す最高のタイミングです。
新居が現在の住まいより広かったとしても、不要なモノを持ち込みたくはありませんよね。引越しの荷物をダンボールに詰める時は今の自分や家族にとって本当に大切なモノを持っていきましょう。

2、モノが増えた時

モノを購入した時、またモノをいただいた時、収納を見直すチャンスです。
モノを購入する時は自分が買いたいと思って購入するので、事前にどこに置くのか、どう使うのかを想定できます。しかし、モノをいただく時はいつどんなモノをいただくのか分かりません。プレゼントやお祝いの品、相手の心がこもっているだけに大切に使いたいですよね。

モノが増えた場合は、今あるモノを減らすようにします。今あるモノを減らさないとモノは増え続け、管理しきれない状態になってしまいます。

3、使いにくさを感じた時

自分が使っていて、なんだか使いにくいなと感じたことはありませんか?
また、収納場所を決めたのに家族が覚えてくれなかったり、戻してくれなかったり。
もしかしたら、収納場所が自分や家族に合っていないのかもしれません。収納場所が遠かったり、モノにたどりつくまでにアクションが多かったり。何かしらの原因があるはずなので、それをじっくり考えてみるのがいいでしょう。

4、自分がやりたいと思った時

思いたったが吉日とはよく言ったものですね。やりたい!と思ったら何も考えず、思うがままに手を動かしてみましょう。
完璧にやろうとしなくていいのです。まずはその「やりたい!」と思った瞬間の自分の気持ちを大切にしてほしいと思います。
まずは小さな引き出し一つからで大丈夫。タンスであれば毛玉のついたタイツや着古した部屋着、使わなくなった下着。文房具であれば、出なくなったボールペン、小さくなった消しゴム、いつ手に入れたのか分からない付箋など。使わなくなって劣化してしまったモノを処分するだけでスッキリします。
それをキッカケに他のスペースも使いやすくしたいと思えるようになるかもしれません。

収納を見直す上でのNG行動

それは、収納グッズを先に購入することです。
まずは収納場所の整理(要不要の判断)をして、残すモノが決まってから必要な収納グッズを購入しましょう。

まとめ

収納を見直すタイミングは以下の4つ。
1、ライフスタイルが変化した時
2、モノが増えた時
3、使いにくさを感じた時
4、自分がやりたいと思った時

収納の見直しはモノがあふれてからでは遅いです。片付けが苦手だった時のわたしは収納スペースがモノであふれるまで不要なモノを持ち続け、不要なモノのために収納グッズを購入していました。
モノがあふれる前に必要なタイミングで見直すことが汚部屋にならないコツということを肌で感じています。ひとつずつで大丈夫、気楽にお片付けを始めてみませんか?

◆この記事を書いたのは…たけうちゆうこ
整理収納アドバイザーで小4娘と年長息子の母。
ズボラでめんどくさがりでも、大好きなおうちで大好きな家族と快適にここちよく暮らせる方法を模索中。

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