片付け界の常識!?片付けのプロが捨てる時にやらない4つのコト

2021/03/20
  • 大好きなおうちで家族と快適に過ごす方法を日々模索する整理収納アドバイザー。小学5年生と1年生の母。 もっと見る>>

整理収納アドバイザー、サンキュ!STYLEライターのたけうちゆうこです。

皆さんはお片付けというとどんなことを想像しますか?まずは捨てることを想像した方も多いのではないでしょうか。お片付けをする時には不要なモノを捨てることももちろんあります。
その時に実はやってはいけないことがいくつかあります。今回は無意識のうちにやってしまいがちな4つのことをご紹介させていただきます。

1、他人のモノを勝手に捨ててしまわない

ご主人のモノ、子供のモノ、勝手に捨ててはいませんか?いる、いらないの判断は勝手にしてはいけません。あくまでもモノを所有している人に判断し、決めてもらいましょう。

我が家では息子が工作好きで、チラシで折った大量の紙飛行機、ダンボールで作った楽器やロボットなどがたくさんあります。
大量に作っても保管できる箱を用意し、「ここに入る分までだよ」と伝えています。箱がいっぱいになってきたら一緒にいる、いらないの判断をし、いらないモノは処分します。
子供が選んだモノについて口出しもしません。

価値観は人それぞれ。自分がガラクタだと思っても、それを大切にしている人もいるし、自分が大切にしているモノをどうでもいいと思う人もいます。何でも勝手に処分はせずに、持ち主に必ず聞いてからにしましょう。

2、捨て時を間違えない

チラシや書類などの紙類はいつの間にか増えて管理できなくなるモノの一つ。
そんな紙類の捨て時は入ってきた時です。例えばポストに入ったチラシ類は、その場でいるいらないを判断し、いらないモノは即ゴミ箱へ。いるモノはその日のうちに中身を確認します。

子供が学校からもらってきた書類やプリントは、いらないモノはその日に処分。おそらく不要だけど判断に困るという時は写真に撮ってから捨てています。学年だよりなどの月ごとにお知らせのあるモノは所定の場所に貼って家族で共有できる場所へ。月が替わったら古いモノは処分。
不要なモノはすぐに捨てることを徹底すれば書類も急に増えたりすることはありません。

3、捨てることを目的としない

捨てることを目的としてしまうことで起きること、それはリバウンドです。
やみくもに捨てる→空間ができる→何か欲しくなる→買う→買う→買う→モノであふれ管理しきれなくなる→やみくもに捨てる・・・のループ。
そうならないためにまずやることは、お片付けの目的を考えること。
皆さんは自分の家でどんな暮らしをしたいですか?どんな風に毎日を過ごしたいですか?
限られた時間をどんな風に使いたいですか?
目的がはっきりすることで、モノの買い方、使い方、暮らし方が変化していきますよ。
自分の理想とする生活を具体的に想像してみることをおすすめします。

4、モノを軸にしない

「まだ使えるし」「高かったし」「ほとんど使っていないし」・・・何年も使われていないのに、こんな風に躊躇してまだ手元にあるモノはありませんか。
これはモノを軸とした考え方であり、自分が使いたいかどうかということが全く考えられていません。上記の理由で捨てられないけど、自分は使いたいと思えないモノであれば手放し時かもしれません。モノを捨てる時、自分の気持ちとしっかり向き合うことが大切です。

最後に

モノを捨てる時にやってはいけない4つのコト、いかがでしたでしょうか。
モノにあふれた現代を生きる人々は、「捨てる」という作業なくしては快適には暮らしていけません。人生は取捨選択の連続。何を残し、何を選ぶのか、迷いながらでも自分で決めていくことが大切だなとお片付けを通して日々実感しています。

◆この記事を書いたのは…たけうちゆうこ
整理収納アドバイザーで小4娘と年長息子の母。
ズボラでめんどくさがりでも、大好きなおうちで大好きな家族と快適にここちよく暮らせる方法を模索中。

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