片付けられない女が片付け上手に!覚えておきたい基本の3ステップ

2021/05/01
  • 大好きなおうちで家族と快適に過ごす方法を日々模索する整理収納アドバイザー。小学5年生と1年生の母。 もっと見る>>

整理収納アドバイザー、サンキュ!STYLEライターのたけうちゆうこです。

わたしは元々片付けが苦手でした。家の新築を機に整理収納理論を学び整理収納アドバイザー1級の資格を取得、今に至ります。
それまでは、家中たくさんのモノに囲まれているのを無理やりスッキリ見せるために、カゴや収納ボックスを駆使し、収まるところに収めようと頑張っていました。結果どこに何があるのか分からなくなり、同じモノを購入したり、探し物に明け暮れたりとお金や時間を無駄に使っていました。さらに、散らかった部屋で過ごしているとイライラすることも多かったです。
こんなわたしでもお片付けができるようになり、現在では快適な暮らしを無理なくできています。基本の3ステップを実践すれば誰でも片付けられるようになります。今回はその基本のステップについてご紹介します。

1、片付けの目的を持つ

片付けは一度やったらいいことではなく永遠に続く毎日のこと。小さなことでいいのでコツコツと続けることが大切です。コツコツと続けるために必要なことは目的を持つことです。
わたしの場合は「大切な家で、大切な家族と笑顔で過ごしたい」という目的をもって日々片付けに取り組んでいます。
・おしゃれを楽しめるクローゼットにしたい
・仕事から帰ってゆったり過ごせるリビングにしたい
・おいしい紅茶とケーキを満喫できるダイニングにしたい
・子供が安全に楽しく過ごせる子供部屋にしたい
・おいしい料理をサッと作れるキッチンにしたい
・掃除のしやすい環境にしたい
などなどどんなことでもいいんです。片付けはあくまでも理想の暮らしを叶えるための手段でしかありません。片づけること自体が目的になってしまうと途中でやめたくなるのは目に見えています。

2、片付けの方法を知る

片付けのやり方は学校でも教えてくれません。親ができる場合は教えてもらえるかもしれませんが、親ができない場合は教えてもらうことも難しいでしょう。
わたしは通信講座で整理収納アドバイザー2級の勉強をしたことで覚えることができました。
大切なコトはたったの2つ。1つ目は全部出して、いる、いらないに分けること。2つ目はいるモノを使用頻度別に分けて適切な場所に収納すること。
家中のあらゆる場所で実践を繰り返し、身につけていきました。わたしにとってお片付けの知識と実践してきた経験は一生ものの宝です。もちろん子供たちにも伝えたい大切なことの一つでもあります。

3、片付けを習慣化する

わたしが習慣化した片付けはダイニングテーブルとソファです。
ダイニングテーブルはちょうどモノを置きやすい高さ。食事をするたびに上に置いてある余計なモノを移動するのは面倒ですよね。ついには移動するのも面倒になりはじっこにまとめておいていたらいつの間にかなだれが・・・なんてことにも。
ダイニングテーブルの使用目的は基本的には食事やお茶をしたり、家族団らんの場所。我が家ではいつもすぐに使えるようにテーブル周りはスッキリとした状態を保つようにしています。
またソファの上もモノが置かれやすい場所。誰かが帰ってきて脱ぎっぱなしの上着が掛かっていませんか?あとで畳もうと思ってそのままにしている洗濯物はありませんか?ソファにモノが置いてあったらくつろげる状態にはなりません。
1日中片付いた状態をキープするのは大変。もちろん我が家も散らかります。1日に最低1回を目安に片付けることをおすすめします。

またいったん片付く仕組みを作った場所も子供の成長や、生活リズムの変化に応じてモノの見直しと収納方法や場所の見直しが必要になってきます。定期的な見直しを習慣づけることも大切なコトの一つです。

最後に

片付け初心者向けの基本、簡単3ステップでした。
目的を見出すこと、正しいやり方を知ること、そして習慣化すること。どれも基本的なことばかり。
そして最も大切なコトは「行動すること」です。
時間がないからやりたくてもできないとか、わたしはズボラだから無理とか、どうせやってもまた子供が散らかすから、うちには収納場所が少ないから、そんな言い訳はひとまず横に置いといてまずはやってみましょう。失敗しても大丈夫。やらなかった時には見えなかったことが必ず見えてきますよ。

このGWにおうちの片付け、ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか。

◆この記事を書いたのは…たけうちゆうこ
整理収納アドバイザーで小5娘と小1息子の母。
ズボラでめんどくさがりでも、大好きなおうちで大好きな家族と快適にここちよく暮らせる方法を模索中。

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