ズボラ主婦が手放したらラクになったモノ!4選【クローゼット編】
整理収納アドバイザー、サンキュ!STYLEライターのたけうちゆうこです。
クローゼットには洋服がたくさんあるけど着る服がない、朝どの服を着たらよいか迷う、探している服がすぐに見つからない、見つかったと思ったらシワで着れない、そんなお悩みはありませんか。
わたしもかつては洋服ダンスがパンパン、収納が足りなければ衣装ケースを買い足して、どこにどんな服がどれくらいあるのか把握できない状態でした。
そんなわたしが手放してラクになった4つのモノを今回はご紹介いたします。
1、似合わない服
40代の方が20代、30代の頃から持っている洋服をなかなか手放せないケースはよくあります。そんな洋服は一度着てみて、姿見で確認することをおすすめします。
着てみると体型が変わって着心地がよくなかったり、若いころにはしっくりきていたものがなんとなく似合わなくなっていてビックリ、なんてことも。若いころとは顔立ちやスタイルも変化しています。もちろんそのまま似合っていてしっくりくるモノは手放す必要はありませんが少しでも違和感を感じるモノは手放す時がきているのかもしれません。
また骨格診断で自分に似合う服を残すのも良いでしょう。ストレート、ウェーブ、ナチュラルと自分の骨格をネットでカンタンに調べることができ、似合う服と似合わない服が分かります。
2、お手入れの面倒な服
まず1つ目はウール素材のニットです。ウール素材は秋冬の定番の素材。温かくてふわふわもこもこして気持ちいいですよね。しかしお洗濯を失敗すると縮んだり、型崩れなどが起こってしまいます。ウールのニットは基本はクリーニング、家で洗えても手洗いをしたり、洗濯機でも手洗いコースで回して平干しなど、ていねいなお手入れが必要です。以前はウール素材のセーターやニットワンピなどよく購入していました。しかし、今ではウール素材のモノは手放し、それ以来購入していません。
ウール素材などの秋冬しか着られないモノを手放してオールシーズン着られるモノを選ぶようになってからは衣替えもほぼしなくなり、とてもラクになりました。
2つ目は綿100%、リネン素材の洋服。こちらも肌触りは良いものの洗濯後のアイロンがけが面倒なので手放してその後購入していません。今は洗濯機でカンタンにお手入れできるナイロンやポリエステルなどの素材を選んでいます。しわにもなりにくく、乾きも早いので重宝しています。
3、必要以上の枚数の靴下
靴下は3足セットで○○円など、セット販売の場合が多いですよね。靴下は服と比べると収納スペースも広くとらないのでつい多く持ってしまいがち。
今自分が靴下を何足持っているのか、即答できますか?
我が家では靴下は収納スペースに入るまでと決めています。使っているモノが古くなったら新しいモノを購入し、古いモノを処分する。そういうサイクルにしているので増えることはありません。夜に洗濯機を回して次の日の朝には乾燥まで終わっているので、せいぜい一人5足程度あれば十分足りています。
各ご家庭、各個人によって必要な枚数は違います。ライフスタイルに応じて自分が何枚必要なのか、今一度考えてみましょう。必要以上に多い靴下はストックにするか、手放してしまうことをおすすめします。
4、部屋着に降格した元外出着
モノを減らそうと思っているけど捨てられない、そんなお悩みはよくあること。特に洋服に関しては「まだ着られるしもったいない」という気持ちで捨てられないこともあるのではないでしょうか。そんな捨てられない洋服を部屋着として降格させた経験がある方は多いと思います。
もちろんわたしもその一人。セールで買ったけどデザインがイマイチなTシャツ、シミがついてしまったパーカーや袖がほつれ気味のトレーナーなどを部屋着として再利用していました。
外出着を部屋着に降格するのはダメだとは言いません。しかしそれが収納スペースを圧迫したり、管理しきれない量になっている場合はさらなる整理が必要です。
そして、外には着ていけないような服を誰にも見られないからといって家の中で着続けることが自分にとって本当に心地いいことなのか自問自答してみてください。なんとなく「これでいいや」ではなく「これがいい」と思える選択をすることも大切です。
最後に
クローゼットがごちゃごちゃしてしまうのは、収納スペースに対して服の量が多いことがほとんど。管理しきれる量まで減らすことで、洋服選びに時間がとられなくなります。
また季節の衣替えも気軽に済ませることができ、時短効果にも。
たくさんの服がなくてもおしゃれを楽しむことはできます。あなたにとって大切な服だけを残し、開けたらいつも笑顔になれる、朝の服選びにウキウキしてしまう、そんな素敵なクローゼットを作ってみてはいかがでしょうか。
◆この記事を書いたのは…たけうちゆうこ
整理収納アドバイザーで小5娘と小1息子の母。
ズボラでめんどくさがりでも、大好きなおうちで大好きな家族と快適にここちよく暮らせる方法を模索中。