すっきり片づけるために!増えやすいアイテム4選

2021/11/29
  • 整理収納アドバイザー。ご家庭と企業の整理収納と資格講座の認定講師をしております。書類整理も得意です。もっと見る>>

こんにちは。
札幌に住む整理収納アドバイザー渡部夏代です。
やりたくなる片づけ。
毎日の片づけを楽しく続けるためにできることをいつも考えております。

片付けたはずなのにいつの間にか雑然としてしまう・・
その理由はさまざまですが、「ついつい増えてしまうモノ」が原因の時もあります。
ポイントを絞って4つの例をお伝えします。

薬箱の中

絆創膏が何種類もあったり、風邪薬ひとつとってもいろんなメーカーの薬がいくつも使いかけとして常駐しているということはないでしょうか?
それぞれひとつひとつは「これは指先に貼る時に便利」とか「お父さんがこれじゃないと嫌だと言う」などと、理由があるかもしれません。
理由があるのはわかるのですが、すべてのモノに関していちいち何種類も常備していては、薬箱の中は雑然としてしまいます。
できる限り少なく持つよう今一度、ひとつひとつを吟味してみます。
こっちの絆創膏がなくてもこっちの絆創膏で代用できるという場合にはどちらか減らして兼用にします。
すっきりしたいのならば厳選する!これが近道です。

お弁当用のパック類

プラスチックのケースやお弁当用のバランも何種類も持っていることが多いです。
微妙なサイズ違いで使い分けしたり、かわいいからと言って何種類も揃えたり、ついつい増えやすいアイテムです。
これらも日常的に「使っているモノ」なのかもしれませんが、種類や数が多いとそれだけ乱れやすくなります。
入れてある場所があちこちに点在してしまっていたら減らし時です。
こういうモノは「あれば便利なモノだけど、無くても生活に大ダメージを与えるモノではない」です。
そういうモノは最小限の量に留めます。今ある分を使い切るまで次のは買わないと固く誓いましょう!

タオル

タオルは保管に場所を使うアイテムなので、数が多いとそれだけ空間を圧迫してしまいます。
最低何枚あれば生活がスムーズなのか?正確な枚数を割り出してみます。
家族の人数、1日に使う枚数、洗濯の頻度によって決まってきます。
4枚とわかったら4枚、8枚とわかったら8枚まで減らします。
試しに、最小の数で生活してみてはいかがでしょうか?足りなくて不自由だと思うくらいの枚数から始めてみます。
「これじゃ生活がままならない」と実感した時に改めて買い足します。先に備えない!
たいていの場合、自分で決めた枚数で足りる場合がほとんどです。
そしてできればタオルは同じ色柄で揃えて、まとめて取り替えがおすすめです。
一度に入れ替わるほうが、ダラダラとムダに増えなくなります。

ノート類

習い事で使うノート、PTAで使うノート、家でメモ代わりに使うノート、子どもの予定ノート・・・
用途別にそれぞれ用意するとたちまち増えてしまいます。
購入する時に予備に2~3冊買うというのを繰り返して、ストックが増えてしまうことも多いです。
便箋と封筒、慶弔袋などもそうです。気が付いたら何種類もストックがあります。
いったん1つに絞ってみてはいかがでしょうか?
ノートであれば30穴式のリーフレットを使う方法もあります。
とにかく数を増やさない、今あるものを使い切るまで新しいものは買わない。

まとめ

「備え」は、困らないようにするために整えておくという意味があります。
困りごとを無くすために行っているはずなのに、備えすぎてしまって反対に困っている場合もあります。
数が多いとそれだけ管理が大変です。ついつい散らかりの原因になってしまいます。
自分に合った量をしっかりと見極めることが大切です。

この記事を書いたのは・・

札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代

子どもの頃から片づけが好きでした。
自分の部屋の模様替えを何度も行った子ども時代を過ごしました。
大人になって家庭を持つようになってからも片づけ好きは変わらず。
子育てしながら、だんだんと増えていくモノとどう向き合っていくか試行錯誤を繰り返しました。
整理収納アドバイザーという資格があることを知り、「まさに自分のためにある資格だ!」と飛びついて資格を取得し、現在に至ります。

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