綺麗・汚い家の特徴 私が考える大きな違い

2022/02/03
  • 整理収納アドバイザー。ご家庭と企業の整理収納と資格講座の認定講師をしております。書類整理も得意です。もっと見る>>

こんにちは。
札幌に住む整理収納アドバイザー渡部夏代です。
やりたくなる片づけ。
毎日の片づけを楽しく続けるためにできることをいつも考えております。

綺麗・汚いの定義はいろいろあると思います。
モノが散らかっていたら「汚い」と思う人もいれば、そこは気にしないという人もいます。
「綺麗」「汚い」で、誰もが感じる違いは「ホコリの有無」ではないでしょうか?

◎綺麗な家はホコリが少ない

綺麗な家は掃除が行き届いています。
いつも綺麗に掃除されているのでホコリがあまりありません。
棚の上やテレビの上にフワ~っとすぐに溜まってしまうホコリもこまめに取り除かれています。

×汚い家にはホコリが積もっている

汚い家は掃除が行き届いておりません。
掃除機をかけても拭き掃除をしても、細部まできちんとできていないことが多いです。
すると、部屋の隅がホコリの吹き溜まりになっていたり、モノの上にホコリが積み重なります。

◎ホコリのない家は清潔

綺麗な家にはホコリがないので、いろんなものがピカッとした状態に保たれています。
見た目も綺麗だし、触れても手が汚れることはありません。
台所も油汚れなどがなく、どこもかしこもツルっとしています。

×ホコリの多い家は不潔

汚い家にはホコリが多いので、いろんなものが淀んで曇っています。
見た目も悪いし、触れると手が不快になります。
台所はギトギトしているうえ、さらにホコリが積もって膜のようになっています。
これはホラーのような状態です。

◎綺麗な家は綺麗な状態を保ちやすい

いつも綺麗なので、掃除もすぐに終わります。
すぐに終わるから、掃除が面倒じゃなくなります。
面倒じゃないので、こまめにできるようになります。
結果、「いつも綺麗」の良循環になります。

×汚い家は汚れたままになりやすい

いつも汚いので、掃除に時間がかかります。
なかなか終わらないので、途中でやめてしまいます。
掃除しても綺麗になった気がしないので、掃除が嫌になってしまいます。
嫌だなと思うので、まずますやりたくなくなります。
結果、「いつも汚い」の悪循環になってしまいます。

どうすれば良い循環になるか?

かんたんに掃除できれば、こまめに掃除をするようになります。
掃除しやすい部屋にして、ホコリをすぐに取り除ける状態にするのが一番手っ取り早い方法です。
掃除しやすくするには、モノは少ないほうが圧倒的にラクです。
棚の上に花瓶が10個並んでいるか、1個だけか。

見えるところだけではない

床やカウンターの上だけではありません。
キッチンの引き出し、クローゼットの中、洗面所の収納・・生活しているとあらゆるところにホコリが溜まります。
溜まったホコリをラクに取り除くには、余計なモノがないほうがかんたんです。

最初に「整理」することが大切

使いやすく収納するにしても、掃除しやすくにするにしても、まずはモノの整理をすることが大切です。
不要なモノが残ったままだと、それがいつまでも邪魔をしてしまいます。
まずは整理をしっかり行い、掃除しやすくてホコリが溜まりにくい綺麗な家を目指します。

この記事を書いたのは・・

札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代

子どもの頃から片づけが好きでした。
自分の部屋の模様替えを何度も行った子ども時代を過ごしました。
大人になって家庭を持つようになってからも片づけ好きは変わらず。
子育てしながら、だんだんと増えていくモノとどう向き合っていくか試行錯誤を繰り返しました。
整理収納アドバイザーという資格があることを知り、「まさに自分のためにある資格だ!」と飛びついて資格を取得し、現在に至ります。

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