春休み中の片付け 3つのカテゴリーと2つの性質
こんにちは。
札幌に住む整理収納アドバイザー渡部夏代です。
やりたくなる片づけ。
毎日の片づけを楽しく続けるためにできることをいつも考えております。
4月になりました。
お子さんのいらっしゃるご家庭では進学・進級の季節です。
新年度を迎えるにあたって、お子さんの学校関係の片付けをしている方も多いと思います。
学校関係の片付け 3つのカテゴリーと2つの性質
3つのカテゴリーについては以下の通りです。
【1】教材・・教科書、ノートなど
【2】作品類・・工作、絵など
【3】手紙・・学級通信や名簿、成績表など
2つの性質については、上記の【1】~【3】を、
・思い出あるいは記念のモノなのか
・次年度も使うモノなのか
に区別して考えます。
【1】教材
旧学年の教科書やノートは、新年度に入れ替わりますので、移動しましょう。
捨てても問題ないなら廃棄しても良いと思います。
ただ、学校によっては前の学年の教科書を捨てないでくださいというところもあるかもしれません。
処分の際は確認しておいた方が良いです。
次年度も復習などで使う予定の場合は、すぐ出せる置き場所を確保して保管します。
新学期の教科書とは混ざらないようにしておきます。
【2】作品類
持ち帰ってくる作品は思い出のモノです。
捨てても問題ないので、処分するか、記念に保管しておくか、あるいは飾るか。
お子さんと一緒に決めると良いです。
飾る
お子さんと相談して、一番がんばったもの、気に入っているものなどが良いですね。
数も厳選して1つか2つ程度が良いのではないでしょうか。
絵の場合はパネルなどに加工してくれるサービスもあります。
保管する
毎年全てを保管し続けていたら増える一方なので、予め枠を決めておきます。
前の年度の分も合わせて最大の量を箱数などで決めておくと良いです。
フェローズのバンカーズボックスを組み合わせて引き出し収納にすることができます。
絵や習字などでしたら、クリアポケットファイルに入れてアルバムのように保管するものおすすめです。
サイズもA2サイズやB2サイズなどの大きいタイプもありますし、嫌でなければおりたたんでA4サイズにまとめてしまうのも良いです。
捨てる
廃棄の前に写真を撮っておけば、写真を見ることでいつでもその思い出に浸ることができます。
実物がなくても、画像があれば思い出に戻って懐かしむことができますよね。
【3】手紙類
学校だよりなどの連絡系の書類は、記念でも思い出でもありませんし、次年度も使うかというとそうでもありません。
なので、年度が終わった時点で不要になりますので捨ててOKです。
名簿など、連絡先が書いてあるからとっておきたいものについては保管しておいても良いと思います。
その際は、何年度の何の名簿か(「次男2年生の時のサッカー少年団」など)がわかるようにして、「連絡先」という書類のグループを作って保管します。
ただ、引き続きその集まりに所属している場合は、新年度になったら新しいものが配布されることが多いので、不要になる場合が多いです。
お便り系の書類で捨てようか保管しようか迷う場合は、全てスキャナーで読み取ってデータ保存しまえば、原本は捨てることができます。
ただし通知表はそのまま取っておかれると良いと思います。
年度単位で総入れ替えのつもりで整理する
新学期が始まったら、また大量のモノが発生します。
その前にまっさらな状態にしておけば、溢れかえることもなく気持ち良く新年度をスタートできます。
今日いますぐにでも取り掛かってみてはいかがでしょうか?
この記事を書いたのは・・
整理収納アドバイザー2級認定講師、企業内整理収納マネージャー講座認定講師、ファイリングアドバイザー認定講師。
小さなころから好きだった片付けが仕事になりました。
ご家庭の整理収納サービスの他、オフィスや店舗、倉庫などの5S活動も行っております。