片付けの時つぶやくと危険!理想の暮らしが遠のく呪縛の言葉
こんにちは。
札幌に住む整理収納アドバイザー渡部夏代です。
やりたくなる片づけ。
毎日の片づけを楽しく続けるためにできることをいつも考えております。
人が発する言葉の力は思っている以上にパワーがあります。
片付けをしている時につぶやいてしまう要注意のフレーズがあります。
わかっているつもりでも、ついつい使ってしまいます。
ときおり振り返ってみてはいかがでしょうか。
まだ使えるから・・
「使える」と「使う」は全く別物!
使えると言っても、実際に使うわけではないこともあるからです。
使えるモノでも、使う日はこなくて、ただ家の中にあるだけだとしたら、それを持つ意味がありません。
1年以内に使った実績があるか、近い将来に確実に使う予定があるかどうかで区別します。
使わなくても、すぐに捨てなくてはならないということではありません。
すぐに捨てなきゃ!と思い込むと、かえって捨てられなくなります。
まずは自分にとってどういう立ち位置のモノなのかを把握することが大切です。
ついつい「まだ使えるから・・」と言いながら片付けしていませんか?
もったいないから・・
あなたにとって「もったいない」とは何でしょう?
物資としてですか?買った時に支払ったお金ですか?
あるいは、モノを置くためのスペースですか?片付けのたびに悩む時間ですか?
もったいないという言葉を漠然と使っているなら、一体何がもったいないのか改めて振り返ってみます。
物資としてもったいないなら、使わなければ意味がありません。
お金がもったいないとしても、既に支払いは済んでいると思います。
必要のないモノでスペースを埋め尽くすのは、もったいないです。
自分の大切な時間を悩むことに使うのは、もったいないです。
もったいないという言葉を使いそうになったら、何がもったいないのかを具体的に口にしてみることをおすすめします。
とりあえず・・
とりあえずというのは、期間限定という意味合いで使うことが多いのではないでしょうか?
しかし、安易に「とりあえず」を使ってしまうと、それがずっとになってしまうことが多いです。
片付けの時は、その期間を明確にすることを強くおすすめします。
「〇日まで」とか「1か月の間」など具体的に決めて、さらに書いておくと良いです。
言葉を置き換えて使ってみる!
片付けをがんばっているのに、なかなか進まない場合は、ついつい口にしたことが呪縛になっているかもしれません。
「まだ使える」
「もったいない」
「とりあえず」
使うたびに理想の暮らしが一歩遠のくと心してみてはいかがでしょうか。
「今使っているか使っていないか」
「何がもったいない」
「〇日まで」
と、違う言葉にしてみることをおすすめします。
片付けをがんばっているのに、なかなか進まない場合は今一度振り返ってみてください。
この記事を書いたのは・・
整理収納アドバイザー2級認定講師、企業内整理収納マネージャー講座認定講師、ファイリングアドバイザー認定講師。
小さなころから好きだった片付けが仕事になりました。
ご家庭の整理収納サービスの他、オフィスや店舗、倉庫などの5S活動も行っております。