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捨てられない気持ちの裏側にある3つの背景
こんにちは。
札幌に住む整理収納アドバイザー渡部夏代です。
やりたくなる片づけ。
毎日の片づけを楽しく続けるためにできることをいつも考えております。
今回は「捨てられない」という気持ちについてです。
整理していて起こる「捨てられない」という気持ち
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家の中を整理していて起こる「捨てられない」という気持ち。
捨てられないと思った時にまず考えてほしいのは、次の3つの中に当てはまるかどうかです。
・本当は捨てたくない
・捨てることができない事情がある
・決断を先延ばしにしている
この3つについて述べたいと思います。
捨てたくない
![](https://img.benesse-cms.jp/39writer/item/image/normal/c7f0f202-1eb3-44a3-9c3b-1bf724feb0bc.jpg?w=720&h=540&resize_type=cover&resize_mode=force)
本当は捨てたくない。
捨てられないと言いながら、実は持っていたいモノ。
持っていたいという気持ちを偽る必要はありません。
捨てないことに言い訳は要りません。
例え、周りからどう言われようと持ち主は自分です。
ここは、しっかり自分軸を持って所有しましょう。
そして、持つと決めたらしっかりと管理する。
モノに対して責任を持ちましょう。
あまり使っていなかったから、まだ捨てたくないという場合もあります。
それならどんどん使いましょう。
使わないで取っておくことと大切にするというのは別のことです。
捨てることができない事情がある
![](https://img.benesse-cms.jp/39writer/item/image/normal/f8291f98-1179-4626-9e20-c4763e58874d.jpg?w=720&h=468&resize_type=cover&resize_mode=force)
例えば、パートナーからもらったプレゼントがある。
プレゼントしてくれる気持ちは嬉しいけど、あまり気に入っていないので本当は手放したい。
しかし、そのパートナーは自分が贈ったモノを処分すると怒る人。
手放したことが知られたら、ケンカになってしまうかもしれないので捨てられない。
パートナーではなくて、お姑さんだったり、親友だったりするケースもあります。
この場合、自分はどちらを優先するのか?です。
相手の機嫌を損ねるのは避けたいので捨てないと思うなら、それは自分の意思決定です。
相手を尊重して持つと自分で決めて所有しているのです。
捨てないことを相手のせいにして「捨てられない」ことにするのは、事実を捻じ曲げています。
自分にとって必要のないモノなので持つことを止めたいということであれば、捨てる選択をします。
これを贈ってくれた人に言うか言わないかも自由です。
プレゼントをしたモノを処分されて怒るような相手ならば、その方との関係を見直す必要があるとも言えます。
お姑さんは厄介ですね。こっそり捨ててとぼけてしまいましょう!(笑)
決断を先延ばしにしている
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捨てたほうがいいと思いながらも、その決断をするのが苦しいから先延ばしにしている。
このケースが多いのではないかと思います。
捨てるという行為はエネルギーが必要です。
買うよりもはるかに大きなエネルギーです。
そして捨てるという行為には心の痛みが伴うことも多いです。
そのストレスを味わいたくないので「捨てられない」ということにしています。
この場合は、捨てずにこのままの状態でこの先何年も過ごす場合と、捨てた後のことを想像してみると良いです。
捨てずにそのまま過ごしていると、いつまでも家の中に存在し続けます。
その存在は空間や気持ちを圧迫しています。
その圧迫は大きくなることはあっても小さくなることはありません。
重い荷物を背負って坂道を登り続けるようなものです。
これって、何の苦行でしょうか?そんな苦行を続ける必要があるでしょうか?
そう思うと、先延ばしにしても良いことはあまりなさそうです。
今、意思決定をして身も心も身軽になるほうが良さそうです。
捨てるという行為はエネルギーが必要です。
痛みを伴う場合もあります。
それを味わうことで、やみくもにモノを増やすことを抑えていく訓練にもつながっていきます。
「捨てられない」と思った時、その気持ちの背景にはどんな心理が隠れているのか。
自分の内面をちょっと深堀りしてみてはいかがでしょうか。
この記事を書いたのは・・
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札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代
子どもの頃から片づけが好きでした。
自分の部屋の模様替えを何度も行った子ども時代を過ごしました。
大人になって家庭を持つようになってからも片づけ好きは変わらず。
子育てしながら、だんだんと増えていくモノとどう向き合っていくか試行錯誤を繰り返しました。
整理収納アドバイザーという資格があることを知り、「まさに自分のためにある資格だ!」と飛びついて資格を取得し、現在に至ります。