フリマサイト 恐怖の出品部屋にならないために気を付けること
こんにちは。
札幌に住む整理収納アドバイザー渡部夏代です。
やりたくなる片づけ。
毎日の片づけを楽しく続けるためにできることをいつも考えております。
不要品をフリマサイトに出品する時におすすめしたい注意点
モノを整理していくと、「これ売れるかも?」と思うモノが出てくることも多いです。
自分のとっては必要のないモノだけど、誰かにとっては必要なモノ。
フリマサイトでモノを効率良く活かすことができます。
フリマサイトには
・メルカリ
・ヤフオク
・ペイペイフリマ(ヤフオクと連動)
・ジモテイー
・ラクマ(旧フリル)
などがあります。
それぞれ特徴があり、どの出品物がどのサイトに向いているかなどの傾向もあります。
私はヤフオクで初めて出品したのは2004年です。
とても面白くてすっかりハマってしまい、古物商の許可証まで取得してしまいました。
本腰を入れて売買を行っているわけではありませんが、気が付いたら延べ2000件以上の取引実績があります。
そこで今回は、整理収納アドバイザー目線で見る、出品する時におすすめの注意点をご紹介します。
目的は「モノを減らすために出品する」に絞る
捨てるには忍びないけど、誰かが使ってくれるなら手放そう。
これがフリマサイトのいいところのひとつです。
その時、儲けを意識しないことをおすすめします。
もちろん、手数料や送料を含めて赤字では元も子もありませんが、引き取ってくれれば御の字くらいの気持ちで出品しましょう。
フリマサイトで購入する人のほとんどが「安いから買う」です。
売切れで手に入らない品とか廃盤でもう買えない品にプレミアがついて高く売れることもありますが、今回のお話ではそういうモノは除外します。
出品するモノは分けて保管する
着なくなった服を「これ売れるかも」と言ってクローゼットに戻してしまうと、そのままになってしまう確率が非常に高いです。
それでは整理はちっとも進みません。
出品すると決めたら、出品物だけを集めて保管します。
その量も「この箱に入るだけ」などと上限を決めておくと良いです。
すぐに出品!「恐怖の出品部屋」化を回避
売ろうと決めたモノは、すぐに出品しましょう。
上手に写真を撮ろうとか、次の休みにまとめてやろうとすると面倒になってしまいます。
そうすると「そのうち出品しようだらけのモノ」であふれた、恐怖の出品部屋になってしまいます。
おすすめは分けたその日のうちに写真を撮って出品してしまうことです。
整理して出して分けた状態なので、出したりしまったりの手間も省けます。
商品説明は後で修正もできますし、簡単でいいのでどんどん出品します。
ここで今一度、「儲けようとするのではなく、手放すことが目的」と意識します。
期限を決める
めでたく出品できました。おめでとうございます。
すぐに売れることもあればなかなか売れないこともあります。
売れないモノは値下げをしたり商品説明文を変更したりします。
メルカリでは100円以上値下げすると、ふたたび上に表示されるのが嬉しい機能です。
それでも売れないモノは売れません。
と、いうことは、誰も必要としていないんだと割り切って処分します。
いつまでも「いつか売れるかも」と言って出品し続けても、家の中からモノは減りません。
期限をしっかり設けましょう。
梱包用品は買わない
よほど本格的に出品するのでなければ、梱包資材を買うのはやめておいたほうが良いです。
梱包資材を購入することによって、モノが増える!
お金もかかりますし、つい余計に買い込んでしまいます。
そういった資材はなかなか使い切ることができませんので、結局余計なモノが家の中に溢れることになります。
購入者は綺麗な状態であれば不満には思わないものです。
私も長年出品していて、リサイクルの資材でクレームがついたことはただの一度もありません。
梱包資材は買わずに家にある紙袋などを有効利用しましょう。
売れなかった場合は
フリマサイトはそれぞれ特色やユーザー層が違いますので、サイトを変えるのも手です。
ヤフオクでまったく見向きもされなかったジャケットが、メルカリに出したら即売れしたというケースもあります。
こればかりはタイミングですので、ご縁だと思うことにしましょう。
最終的に売れ残ったモノはリサイクルショップに持ち込みするのもおすすめです。
値段が付かない品もエコ買い取りをしてくれる場合もあります。
出品の目的を常に意識する
いろいろポイントがありますが、あくまでも「モノを減らすため」という目的を常に忘れずに心掛けることをおすすめします。
また、売るためにそれ以上の手間や時間をかけてしまっては本末転倒です。
楽しんで出品するというスタンスもひとつのポイントですが、売るためにかかる労力を時給換算したり、無理せず出品を楽しめているかなど、トータルで見てみましょう。
そこであまりにも割に合っていないようであれば潔く捨てるほうが得策です。
この記事を書いたのは・・
札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代
子どもの頃から片づけが好きでした。
自分の部屋の模様替えを何度も行った子ども時代を過ごしました。
大人になって家庭を持つようになってからも片づけ好きは変わらず。
子育てしながら、だんだんと増えていくモノとどう向き合っていくか試行錯誤を繰り返しました。
整理収納アドバイザーという資格があることを知り、「まさに自分のためにある資格だ!」と飛びついて資格を取得し、現在に至ります。