満足な暮らしのための要素の1つ　〇〇している状態

こんにちは。
札幌に住む整理収納アドバイザー渡部夏代です。
やりたくなる片づけ。
毎日の片づけを楽しく続けるためにできることをいつも考えております。

把握している

満足な暮らしは人によってさまざまなスタイルがあります。

・趣味を楽しむ
・家族が笑顔
・友人を招く
などなど。

100人いれば100通りです。
それを実現する手段として「片づけ」や「整理」があります。

ところで、
片づけや整理ができるとなぜ満足な暮らしになるのか？

私は、片づけや整理は「把握している」状態になると考えております。
そして、把握は満足に繋がります。

把握する大切さ

把握という言葉を辞書調べると、
・しっかりつかむこと
・手中におさめること
・よく理解すること
と出てきます。

片づけることで、モノが元通りになるので「把握している」状態になる。
整理することで、不必要なモノが取り除かれて、必要なモノを「把握している」状態になる。

把握していなければ、
・どこにあるかわからずに探しものが始まる。
・不必要なモノがスペースを埋めてしまい、取り出しにくくなる。
ということが起こります。

すると、
・探すイライラ
・わからない不安
・余計な手間がかかる
といった嬉しくないことになってしまいます。

把握している状態は大切です。

把握の種類

衣類を例にして考えてみます。

【衣類の種類】
トップスなら、Ｔシャツ、ブラウス、カットソー、セーター
それぞれ半袖、長袖、七分丈

ボトムなら、スカート、パンツ
ショート丈、ロング丈

ワンピース、セットアップもあります。
コートやジャケットなどのアウター、
下着などのインナーもあります。
他にスカーフやベルト、手袋といった小物。

さらにこれらの色・素材・オンorオフなどの種類もあります。

【衣類の数】
それぞれがいくつあるのか？
数を正確に把握している人はほとんどいらっしゃいません。

【衣類の状態】
傷みやシミはないか？
ボタンが取れていないか？
アイロンが必要か？
すぐに着用できる状態かどうか？ということです。

【衣類の保管場所】
それぞれがどこにあるのか？
一ヶ所に集中しているのか、分散しているのか？
置き場所がすでにわからなくなっている場合もあります。

以上がモノそのものの情報です。

他にも、
【使用シーン】
【好き嫌い】
【買い方】

といった自分自身の傾向も把握することができるようになってきます。
これを知るのはとても大切なことです。

中でも、
【使っているか、使っていないか】
これは重要な把握項目です。

把握の効果

「整理すると把握しやすくなる」
「把握すると整理しやすくなる」
相乗効果が生まれます。

そうすると使いやすい収納を作っていくことができます。
使いやすいというのは、生活しやすいということです。

生活のしやすさはあらゆる理想を叶えることに繋がっていきます。

次回は、整理の時に行う「全出し」についてのお話をしたいと思います。
お楽しみに！

この記事を書いたのは・・

【整理収納アドバイザー渡部夏代】
札幌出身、札幌市在住
子どもの頃から片づけが好きでした。
自分の部屋の模様替えを何度も行った子ども時代を過ごしました。
大人になって家庭を持つようになってからも片づけを楽しむ毎日。
子育てしながら、だんだんと増えていくモノとどう向き合っていくか試行錯誤を繰り返しました。
整理収納アドバイザーという資格があることを知り、「まさに自分のためにある資格だ！」と飛びついて、整理収納アドバイザー2級講座を受講。現在に至ります。

【保有資格】
整理収納アドバイザー1級
整理収納コンサルタント
住宅収納スペシャリスト
整理収納マネージャー
オフィス環境診断士
ファイリングデザイナー1級
カラーコーディネーター2級

【認定講座講師の資格】
整理収納アドバイザー2級認定講師
企業内整理収納マネージャー認定講師
ファイリングアドバイザー認定講師
全国どこからでも受講できるZoom講座開催。